月曜日というこで朝から忙しく、その合間をぬって挨拶まわりと仕事の引継とデスク周りの片付け。
今までも他部署含め、沢山の人からご挨拶をいただき、お餞別品をいただき
ラスト一週間は毎日芸能人並にプレゼントを抱えての帰宅でしたが
今日は朝からその餞別品がどんどん積まれていき、私のデスクでは収まりきらず
壁際にあるロッカーに随時移動
どうしよう、どうやって帰ろう…と考えていられたのは午前中だけ
午後になったら、もうタクシーで帰るしかないと腹をくくることに…
一番目をかけてくれていた上司が、某ブランドのカシミアストールを私の身体に包み、ハグをしてくれて
お前は寒がりだからな、高いんだから大事に使えよ、と言ってくれました
我が社で販売している商品だから売値も原価も知っていますが本当に高いです(汗)
夕方になり、みなさんの前で挨拶をすることとなり、壇上に立たされた時には
涙があふれ、しばらく話すことができませんでした。
感謝の気持ち、伝えたいこと、たくさんたくさんあったけど
この会社に入れて良かった、みなさんと出会えてよかった、と言うのが精一杯
同僚、部下、上司までもがハンカチで涙を拭い、それを見てさらに私も涙。
部下の代表者がみんなの前で
落ち込んでいた時、悩んでいた時、何も言わなくても察知してくれて
なにげなく言葉をかけてもらったことで救われたことがありました
私が責任とるから大丈夫、と言ってくれたこと、変わりに怒られてくれたこと
決して逃げなかった強さ、絶対に曲げない信念
とっても怖くてとっても厳しかった
でも厳しさの中に大きな愛情を感じていたので信頼して着いて行くことができました
明日からは「おはよう!今日も気を抜くなよ!」という決まり台詞が聞けなくなるのが淋しいです
あなたの笑顔がこのオフィスからなくなるのは淋しいです
と手紙を読み上げた時は、号泣になってしまいました。
いただいた手紙のほとんどに、厳しかった、怖かった、でも優しかった、愛情を感じたと書かれていて
私の指導や仕事の仕方に自信を失い、落ち込んだり悩んだこともあったけど
間違っていなかったのだと、思いは伝わっていたのだと感じることができて
本当の意味で肩の荷が降りたような気がしました。
中間管理職。上と下に挟まれて苦しく厳しいことの多かった二年間でした
身体も頭も酷使して、疲れ果てた二年間でした
でも、振り返ってみれば沢山の人に愛され、慕われ、見守られていました。
それだけで、頑張って来てよかったと、自分をほめてあげたいと思いました。
明日からはしばらく病院通いと共に、身体を休めます。
この五年間、淋しい思いを沢山させてきたちび達とものんびりとした時間を過ごせそうです
また馬車馬のように働く日まで、しばし休息…