個性を伸ばす・・・と人は言う。
しかし、これは僕自身間違いであると思う。
人と話しが出来ない・・・陰でサボる・・・これも個性であるからだ・・・だから「いい個性を伸ばしてやる」
これがオールスター福井の信条だ。
野球界と云うものは古い伝統があり続けている。
伝統が悪いと言うのでは無いが、ここにも「いい伝統」と「悪い伝統」があるのでは無いかと思う。
では、「いい」「悪い」の判断は誰がするのだろうか?
それは、指導者達が話し合い、チーム方針として確率して行く事であろう。
野球の技術論も同じだと思う・・・人の投げ方や打ち方は千差万別だ・・・
「あの投げ方は、肩を壊す」「あの打ち方では飛ばない」と簡単に言葉にする人が居る・・・
本当に科学的に判っている人が言葉にするならいざ知れず・・・ちょっとかじった人ほど
知ったかぶりでそういう言葉を口にする・・・
以前、学童野球の監督達に「中学生で硬式なんかやったら肩を壊すよ」と責められた事があった。
それを亡き小林繁総監督に相談すると、こう答えがあった。
「じゃーその人を俺の前に連れてきてごらん・・・俺の前でちゃんと説明できないから」
そして、その事を、学童野球監督に話してみた・・・すると
「とんでも無い、小林さんにそんな話できません」・・・だ。
何故だろう・・・
では、軟式野球では肩はこわさないのだろうか?
それも疑問だ。
嬉しい事に、オールスター福井は始まって以来、大きな怪我をした選手はひとりも居ない。
そして、まるで、軍隊のように「はい」しか言えないような子供作りは絶対に嫌だ。
子供らしく何でも話できる・・・不思議に思うことはどんどん聞いてこさせる環境にしている。
そして、管理した野球、指示した野球もやらせない・・・
定石自体を否定しないが、「定石」を必要以上に意識するが余り、選手個人の能力を生かし切れないのでは
今言う、いい個性が無くなってしまう。
責任のある自由、戦況を分析し、自分で戦略を考えるための自由、信頼しての自由・・・
それが、オールスター福井の指導論だ。
やらされる野球ほどつまらないものは無い・・・
自分で自分達で考えて行動する・・・これも当チームにとっては教育論なのだ・・・
おー今日は真面目に書いた・・・又読者に怒られるかもね・・・
・・・と書き終わり、HPを見ていたら、これぞコピペか!と思われる文章を発見した。
http://aoyagi-office.jp/blog/2013/08/post_436.html
この文章を見て同感する部分があった。
僕も昨年夏、富山第一高校を見てこの方と同じ意見を抱いてたからだ・・・