新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、小学校・中学校・高校・大学を問わず、卒業式の中止や規模の縮小のニュースが相次いでいますね。
東洋大学は卒業式・入学式も中止になりましたが、私の母校(高校)では卒業生のみの卒業式が行われたようです。(下級生や保護者などの家族の参加は無し)
高校のHPで、式典の模様がYoutubeにUPされています。(3月24日まで)
https://www.youtube.com/watch?v=esFjVyRy6pY&feature=youtu.be
私の時代は8クラス(1クラス約50名)だったのですが、現在は3クラスで1学級の人数も35名くらいでしょうか?
入学試験でも定員割れが続いており、とうとう来年には市内のもう1校の高校との統合が発表されました。
統合には新高校名が付けられて、新しい校歌も作られるかも知りません。
せめて校歌だけでも残して欲しいと言うのが偽らざる心境です。詞も曲もあんな良い校歌はありませんから!
校歌
昭和26年4月1日制定 作詞 風巻景次郎 作曲 平井 保喜
一
国原は ゆるくなだれて
道南の 風あたたかし
みんなみの 光をうけて
ものみなは 生命かがよう
ここに集いて 君やわれ
年わかし 勢いそだたん
勢いそだたん このよき友
二
海のはて 空をくぎりて
駒が岳 かげはさやけし
新潮の ながるる声に
わきおこる 思いは遠し
ここに集いて 君やわれ
日にあらた 常にすすまん
常にすすまん このよき友
三
いつの日か 火をふきやめて
有珠岳は しばしやすろう
まどかなる 空にそびえて
毅けれど いともしずけし
ここに集いて 君やわれ
おごそかに 我とたださん
我とたださん このよき友
四
開拓の 昔をおもい
建設の 歴史にいきて
まなび舎の 窓べに近く
花さけよ 文化の光
ここに集いて 君やわれ
新生を 今やうたわん
今やうたわん このよき友
作詞の風巻景二郎は、北海道の中学校・高校の校歌を数多く作詞しています。
又、作曲の平井保喜は、作曲家としても有名で保喜は本名ですが、作曲家としての名前は平井康三郎としての方が有名です。平井の作った校歌は全国各地に夥しい程ありますが、東洋大学姫路付属高校、東洋大学付属牛久高校の校歌も彼が作曲した事を知り、驚いています。
寂しい卒業式も何年か経てば、笑い話になるのでしょうかね?