東京五輪マラソン代表最終決定戦である、男子のびわ湖毎日マラソンと女子の名古屋ウイメンズマラソンが

昨年から実力が急上昇した佐藤早也伽選手(東洋大学⇒積水化学)が5位(日本人3位)、初マラソンとしては歴代6位に当たる好記録をマークしました。
https://yorozu-do.com/nagoya-womens-marathon/
初マラソンで2時間23分27秒は立派だと思います。

女子初マラソン歴代記録
1位:安藤友香 2:21:36
2位:坂本直子 2:21:51
3位:松田瑞生 2:22:44
4位:関根花観 2:23:07
5位:渋井陽子 2:23:11
6位:小崎まり 2:23:30
佐藤選手は宮城県出身です。宮城県の高校女子は仙台育英一強時代が長く続いていますが、佐藤選手は万年2位の常盤木学園出身で、都大路の経験こそないものの、都道府県対抗女子駅伝には高校時代から出場してます。
強化を始めたばかりの東洋大学女子駅伝チーム(鉄紺女子)の二期生で、1年生から主要駅伝でレギュラーを務めていました。
現在25歳で、5月には26歳になりますので、次の五輪は30歳で迎える事になります。それまで現役を続けているかは分かりませんが、その前の世界選手権なら狙えるんじゃないかな?
今日優勝した一山選手は22歳、それに比べると佐藤選手の25歳で初マラソンと言うのはいかにも遅い!と言う感じは否めませんが、大学を経由した場合は、どうしてもインカレや大学の駅伝中心になりますから、致し方ないのでしょうかね。
現在、東洋大学OGで、実業団で長距離を走っているのは3名おりますが、トップランナーは佐藤選手だけです。今春白川選手(常総学院出身)が日立製作所に内定しており、在学生にも数名有望な選手が居りますので、近い将来駅伝やマラソンで東洋大学出身同士の優勝争いを観たいものです。
佐藤早也伽選手、今日はご苦労様でした。天晴れ
