今回は、教室でよく取り入れている、背骨をゆらす動きを紹介します。
背骨は、脳から全身に伸びている神経や、いくつもの経絡が通っています。
そして、身体は、"ゆらす"と"ゆるみ"ます


身体がよりよい状態へと整っていこうとする力(元気)を、目覚めさせ、働きやすくすることができます。

教室では、三通りの背骨をゆらす動きを、よく取り入れています。

立った状態で、波の動きが次々と背骨に伝わって行くようなイメージで、背骨を前後、左右にクネクネと動かす。
最初は、膝や腰の力をぬいて、水中で波に動かされる海藻のイメージでゆらすと、ゆれる感覚が分かりやすい。

あぐらを組んで、背骨を竹がしなるようなイメージで、ゆらゆらとゆらす。

仰向けに寝て、金魚が泳いでいるようなイメージで、背骨をゆらす。
最初は、誰かに足を持ってゆらしてもらうと、ゆらす感覚をつかみやすい。



「〜になったような感じ」とイメージすると、身体はそのイメージに従って動こうとします。
遊び心でイメージすると、力むことなく動かすこともできます。







気分が落ち込んだ時など誰かに背中をさすってもらって楽になった経験はないでしょうか?
背骨の周囲をゆるめることは、全身に走る神経をゆるめることですから、心もゆるませることができます。

背骨をゆらすだけなのに、こんなに嬉しい効果がたくさんあります



日々の幸せのために、背骨を"ゆらしてゆるめて"、身体の力(元気)に働いてもらいませんか







