うちの会社は異様に終業時刻が早い。5時半には半分以上がいなくなり、6時には3人ほどしか残っていない。これは中小企業の建設会社だからなのだろうか(前の会社はサービス残業で8時9時当たり前だったのに)
だからちょっと残るだけで「うわあ~頑張ってる自分」などと変な自信が付いてしまう。しかし会社としては残業代を出したくないので、自分のような女性社員はさっさと帰らせようとするのだが。
最近人員削減の為小さい仕事が引継ぎされ、且つ年末調整などお役所仕事の関係で総務部総出で仕事をやっているせいか、ぽちぽち残業をしている。そうするとジムにも行けず、太るわけで……
このまま人生なめたらアカン!と思い立ち(?)、オシムの言葉を買いに書店へ入った。
元々気になっていたのもあるが、オシムと言えば「オシム語録」。
彼の含蓄溢れる言葉、ばっさりと切り捨てる強さ、一貫した価値観はどれも読んでいて面白い。
ジェフは「走るサッカー」を信条としているが、オシム曰く
「走りすぎても死なない。」
……自分の顎に右アッパーを食らったような衝撃が!
まだ限界なんてきていないよ自分。
ちなみにあくっまが初めて感銘を受けたオシム語録は、
「肉離れ?ライオンに襲われた野うさぎが逃げ出すときに肉離れしますか?準備が足りないのです。私は現役のとき一度もしたことはない。」
目から鱗というよりも、自分の考えの甘さが嫌になるほど認識させられた言葉だった。
なんだかんだと言いつつも(最近はあまり更新されていないが)ジェフ公式HPはちょこちょこ見ている。いいなー優勝←結局そっちか。
そんなわけで(?)
オシムの言葉は気が緩みがちな(むしろ年中緩んでいる)自分にとって良い「気付け薬」だ。だから今回、『オシムの言葉』を買おうと七時ごろ中野の本屋へ行ってみた。
その本屋は駅前にあり、1フロアながらなかなかのスペースがある。そこでレジに並び、本屋の店員に入荷しているか聞いてみることにした。
だが。
このブログではただの酒飲みのような姿をしていても、実際は中野のOL。
一般的にはマニアックだと思われる本の題名を口にするのが、少々憚られた。
……実は以前、そこの本屋で『スーパーさぶっ!!劇場 ジーコジャパン激闘編』を買おうとした時に、「スーパーさぶっ」が言えずにわざわざサカダイを持って漫画を指差したほど、現実世界では極度な恥ずかしがり屋なのだ。
それはそれで目立つ気もするのだが。
とにかく愛用の本屋にヲタク客扱いされないよう、今回は作者名を言うことにした。
あくっま「すみません、最近イビチャ・オシムの書いた本入荷していませんか?」
今思うと『オシムの言葉』はイビチャ・オシムが書いたのではなく木村 元彦さんが書いている。しかしこの時は緊張しすぎと思い込みでそんな事を口走っていた。
いや、既に恥ずかしくて「イビチャ・オシム」と書いたメモ書きを渡して会話をしていた。
「とにかくこの人の本をください!」
そこで店員はこの異様にどもっている怪しい客を不審に思いながらも、パソコンで検索をしてくれた。
しばし画面を見つめ、店員は困ったようにもう一人の先輩を呼んでいる。それをそわそわしながら自分も見つめていると、店員は申し訳なさそうに振り返った。
どうやら本が見つからないらしい。
そんな!と思いこっそり検索画面を盗み見ると。
『こんにちわ、ベイビーちゃん』
イビチャで検索をかけていたのか!
結局小さな声で「『オシムの言葉』という本です」と言ったら、男性店員がピンときたらしく「ああ、市原の監督の本ですね。一冊入荷しましたよ」と言いながらニコニコと売り場へ案内してくれた。
素直に題名を言えばよかったと思いながら連れて行かれて数十秒後。
たった一冊の本は売り切れていた。
ちなみに勇気を出して『スーパーさぶっ!!劇場』を買いに行った時も売り切れていた。
どうやら中野には三人のヲタクがいるらしい。
今度からサッカー関連の本は3冊仕入れてくれ、と思った。
だからちょっと残るだけで「うわあ~頑張ってる自分」などと変な自信が付いてしまう。しかし会社としては残業代を出したくないので、自分のような女性社員はさっさと帰らせようとするのだが。
最近人員削減の為小さい仕事が引継ぎされ、且つ年末調整などお役所仕事の関係で総務部総出で仕事をやっているせいか、ぽちぽち残業をしている。そうするとジムにも行けず、太るわけで……
このまま人生なめたらアカン!と思い立ち(?)、オシムの言葉を買いに書店へ入った。
元々気になっていたのもあるが、オシムと言えば「オシム語録」。
彼の含蓄溢れる言葉、ばっさりと切り捨てる強さ、一貫した価値観はどれも読んでいて面白い。
ジェフは「走るサッカー」を信条としているが、オシム曰く
「走りすぎても死なない。」
……自分の顎に右アッパーを食らったような衝撃が!
まだ限界なんてきていないよ自分。
ちなみにあくっまが初めて感銘を受けたオシム語録は、
「肉離れ?ライオンに襲われた野うさぎが逃げ出すときに肉離れしますか?準備が足りないのです。私は現役のとき一度もしたことはない。」
目から鱗というよりも、自分の考えの甘さが嫌になるほど認識させられた言葉だった。
なんだかんだと言いつつも(最近はあまり更新されていないが)ジェフ公式HPはちょこちょこ見ている。いいなー優勝←結局そっちか。
そんなわけで(?)
オシムの言葉は気が緩みがちな(むしろ年中緩んでいる)自分にとって良い「気付け薬」だ。だから今回、『オシムの言葉』を買おうと七時ごろ中野の本屋へ行ってみた。
その本屋は駅前にあり、1フロアながらなかなかのスペースがある。そこでレジに並び、本屋の店員に入荷しているか聞いてみることにした。
だが。
このブログではただの酒飲みのような姿をしていても、実際は中野のOL。
一般的にはマニアックだと思われる本の題名を口にするのが、少々憚られた。
……実は以前、そこの本屋で『スーパーさぶっ!!劇場 ジーコジャパン激闘編』を買おうとした時に、「スーパーさぶっ」が言えずにわざわざサカダイを持って漫画を指差したほど、現実世界では極度な恥ずかしがり屋なのだ。
それはそれで目立つ気もするのだが。
とにかく愛用の本屋にヲタク客扱いされないよう、今回は作者名を言うことにした。
あくっま「すみません、最近イビチャ・オシムの書いた本入荷していませんか?」
今思うと『オシムの言葉』はイビチャ・オシムが書いたのではなく木村 元彦さんが書いている。しかしこの時は緊張しすぎと思い込みでそんな事を口走っていた。
いや、既に恥ずかしくて「イビチャ・オシム」と書いたメモ書きを渡して会話をしていた。
「とにかくこの人の本をください!」
そこで店員はこの異様にどもっている怪しい客を不審に思いながらも、パソコンで検索をしてくれた。
しばし画面を見つめ、店員は困ったようにもう一人の先輩を呼んでいる。それをそわそわしながら自分も見つめていると、店員は申し訳なさそうに振り返った。
どうやら本が見つからないらしい。
そんな!と思いこっそり検索画面を盗み見ると。
『こんにちわ、ベイビーちゃん』
イビチャで検索をかけていたのか!
結局小さな声で「『オシムの言葉』という本です」と言ったら、男性店員がピンときたらしく「ああ、市原の監督の本ですね。一冊入荷しましたよ」と言いながらニコニコと売り場へ案内してくれた。
素直に題名を言えばよかったと思いながら連れて行かれて数十秒後。
たった一冊の本は売り切れていた。
ちなみに勇気を出して『スーパーさぶっ!!劇場』を買いに行った時も売り切れていた。
どうやら中野には三人のヲタクがいるらしい。
今度からサッカー関連の本は3冊仕入れてくれ、と思った。