横スカッとジャンパーズ

徒然なる侭に、主にマリノスと日常をくっちゃべります。毒にも薬にもなりません!

出国

2007年04月28日 09時38分15秒 | Weblog
ぼうけんのしょをひらく
Lv.2
出国


あくっま兄、なんとか到着。

遅れて出国手続きする、あくっま兄妹。

そして乗り継ぎ空港で弾かれる、あくっま親子。


どうやら、あくっま親子のイニシャルが四人中三人、途中まで一緒だったために、機械が受け付けなかったらしい。
パリで三人だけ審査する、あくっまさん一家。



まだまだ問題が起きそうだ。


ぼいけんのしょをきろくする←

兄がいない

2007年04月28日 07時38分25秒 | Weblog
ぼうけんのしょ

Lv.1
出発



準備が遅いあくっま兄を置いて最寄駅に行ったら、兄が乗り遅れた。

山手線でも会えない。


日暮里でも会えない。



…一人呆然とする、あくっまさん。しかし刻々と迫る、スカイライナー(特急電車)の時刻。
スカイライナーのチケットは兄が持ったままだ。

意を決し、あくっまさんは窓口に並んだ。


予約制のスカイライナー窓口で「あくっまで予約しています!」と言ったら、そんな予約はないから既に発券したんじゃないか?と返され、
「連れが構内にいます!」と怒鳴って改札侵入、
発車直前の駅員に「兄が中にいるんです!」と泣きベソをかいて中に入り、
動き出したら電話で兄さんはまだタクシーの中だと判明。
もうどうする事も出来ないので、車掌に半泣きのまま特急料金だけ払って、当初の予定通りのスカイライナーにあくっまさん単体で行く事になった。
兄は20分遅れのスカイライナーで行くらしい。しかし乗れたかどうか不明。




ぼうけんのしょをとじる。←

パスワード
『兄弟でも信じるな』

新歓二回目

2007年04月23日 00時44分56秒 | Weblog
今日は4時過ぎまで試合だったので(532点だったのに強風で皆の成績が悪くて三位!)夕暮れ時に投票をしてきた。
派手なメダルが渡されて、なんとも複雑…でも素直に喜び、晩酌をする、あくっまさん。

昨日は強風の為、室内で風船割りをした。一時間ほど遊園地で遊んで、中で風船割りをして…。
遊園地内ではどんな感じだったかわからないが、室内では。


OGが話し掛ける(スポーツは何かやってたの?)→一年生が答える(バスケや空手をやっていました)→OG達が褒める(わーすごいねー)→その言葉を聞いて、月の人が同じ言葉で褒める(わーすごいねー)→Sちゃんは頷いている

というパターンだった。彼女達が質問したり話し掛けたり盛り上げたりする事はなかったが、遊園地内では色々話したらしい。

Sちゃんは指導に関しては言葉が出ないようで、遠くから見守っているのをOGが追い立てる感じだ。新歓のビラ配りもそんな様子だった。

月の人は「正十字でやって」「サイトで狙って」と、単語の説明無しで高度な事を命じていたので、OGが補足していた。
ボースリングの付け方がおかしかったり、一年生に説明しながら矢の付け方がおかしかったり、親切心がない指導の仕方でしたが、怪我はしなくてよかった…と正直思う。
慣れていないし、予行演習のようなものもなかったので、二年生は指導の仕方がわからなかったようだ…楽しませるよりも、普段自分達がOGから受ける指導のようだった。

新歓に来た一年生は空手をやっていたので非常に力強く、体力のある子だった。常識的で先輩を敬う気持ちを持っていて、しかも明るい子だった。
月の人の無茶な指導にも「先輩の指示で風船が割れたんですよ~」と言えるぐらい…それに満足そうな月の人や、言葉をすくい上げないSちゃんも、二年生としてどうかと思うが。
一年生は楽しそうで、二年生はもっと楽しそうだった。指導の仕方は予想通り酷いものだったが…本人達が満足なら、もういい。


また、GW練習をするかどうか、するならOGはなかなか行けそうにないから外部の講習会に行って貰うと思うと、射場マップを渡した。
今後新歓はどうするかを尋ね、もっと仲間を増やす為に一年生に友達を連れて来てもらったり、二年生に友達を誘うよう確認させた。今後も二年生は他の一年生への新歓メールは出すらしい。




昨日は他の先輩OG、Hと、同期Tが来た。
二人に言わせると、あくっまさんは二年生達に求め過ぎるらしい。
久しぶりに会ったら合宿の時より成長しているのだから、弓を買わせた責任もあるので、せめて30メートル射てるまで指導したらどうかと言われた。

しかし、あくっまさんが要求しるレベル(技術だけではなく、気概)まで彼女達が成長しないと、面倒見きれない…という気持ちも、あくっまさんの中にある。
実際問題、来週以降の指導者は誰も決まっていない。


M先輩に、クラブを閉めるならOG会の決議や報告がある、先輩の論文発表の峠を越える六月以降にしてくれと、連絡があった。
そこで折衷案として 来週再来週に練習をするつもりなら、外の射場に行くかどうか提案した。
すると、思ったよりも拒否反応はなかった。

「そろそろ私も行かないといけないと思っていたんですよね」と月の人は言っていたし(どこに行くつもりだったのかと問われ、具体的に考えてはいないと答えていたが♪)

単体で見るなら二人は可愛い面もある。
月の人に関しては、土曜の7時前に些細な確認の為にメールで起こされ、失礼だと指摘したら返事がない…なんて可愛くない面もあるが、たくさん後輩がいたら、個性も埋没していたのではないだろうか。



可愛い、でも可愛くない。
クラブは存続して欲しい、でも費やす時間がない。愛情が少ない。愛情を持つ人も少ない。

募集《元気な人》!!

2007年04月18日 23時37分08秒 | Weblog
今日は、ゆき嬢とイタリアン♪
その後は、三越アルコットで高級ブランドから雑貨まで、ウィンドウショッピング。
その間も近況報告は忘れずに(主にあくっまさんの愚痴…申し訳ない)
親しい人とのお買い物は、楽しい。
高級ショップだって二人で入れば恐くない!


ちなみにこの二人、ブランドの知識はほとんどない。
四年前、別の三越でLOUIS VUITTONの店内を歩きなから、


「ヴィトンってイタリアだよね!」


といっていたぐらい。
今ではLOUIS VUITTONがフランスのブランドだとわかる。
ルイってルイ○世とかで出てくる、ルイだから、フランスだ。
…だよね?



帰って今は、お風呂の中。
水滴を恐れず日記を書いているのは、ある真実に気付いて興奮しているからだ。


最近のあくっまさんは元気がない。
お肌にも張りがなく、気持ちはささくれだっている。
クラブやら仕事やらアーチェリーやら…色々やりすぎたらしい。
所謂ガス欠、所謂キャパオーバー。



そんな時は、いつもあくっまさんは元気を「作る」か「貰う」かしていた。
「作る」とは、映画や本や漫画や…何かを見てやる気を起こすことだ。
まれに危機感に煽られる事もある(苦笑)

「貰う」は、元気な人と接して感化される事だ。
「作る」よりもスピーディで、対象がある分、奮起しやすい。
たまに元気な人と比較して、落ち込む逆効果もあるが、それこそが己にどれだけ膿が溜まっていたかわかる、いい証拠。



今までは、元気を貰うのは横浜Fマリノスからだった。
選手のひたむきなプレーに、あくっまさんは大分元気を貰った。
特に2003年シーズンの最終節の時に貰った元気は忘れない。


…が、今のマリノスからは…ちょっと…元気すら吸い取られそうに思う(-_-;)



だから。
こういう時は身近にいる元気な人に頼ろうと思う。


元気な人、5月13日以降に遊んでください!




…あ。
それだけじゃ申し訳ないので、昨夜作った苺チーズケーキでも見てなごんで下さい。


腐りかけた苺も、カットして加工すれば立派なケーキになるんだ!!
空元気でもいいじゃない、社会人だもの。
ゐくっま




※このケーキはまだ誰も食べていないので、味も品質も保証が出来ません。

急に

2007年04月15日 22時52分12秒 | アーチェリー
さきほど、なんとなくビーグル犬を飼っている人のブログを眺めていたら。
日参して見慣れているのに、今夜は突然涙が溢れてしまった。
おペロさんが死んで、2年。
お盆でもお彼岸でもないのに、季節はずれに帰ってきてしまったのだろうか。
他の犬を撫でようとしたら嫉妬して主人に噛み付く暴挙をするほどの犬だったので、どうやらあくっまさんは、怒られたらしい。
ああ、びっくりした。



おっと、ちゃんとした日記でも。
昨夜、予定していた集まりがなく。
前職の友人と急遽焼肉へ行く事になった。会社でも食べるが、友人同士でつつく焼肉は、美味しい。
一皿五百円以下でも、お喋りスパイスが効くからだろうか。
近況報告が聞けて楽しかった。


先週の結婚式三次会でも思ったが、ミクシィで繋がっている分、久しぶりに感じないのが不思議な話。
昨日の友人とも先週の友人とも、外見しか変わっていないような気がした。
もちろんミクシィに書いてあるのが彼氏彼女の過去全てではないので、情報の補完はしないといけないのだが。
ちなみにあくっまさんの日記は書きすぎのきらいがある。
これは、自分がこうやって一日の報告をする事でスッキリするという面もあるのだが、何だか暇人のようでもある。
いや、多分暇人であろう。


さて。
今日は自分のアーチェリーの練習をした。そうしたら、どうも変だった。
普段なら調子が悪くても、ここまでいかないというような射の乱れ(サイトを変えてもグルーピングが同じ、押し引きのバランスがつかめない等)
おかしい、おかしい。そう思いつつ、射つ事約一時間。一つの結論に至った。

スランプ。


来週の日曜は試合なのに……調整している暇は無い。
何せ、土曜日はまた新歓なのだ。水没していなかったら自分の練習に打ち込めるが、一年生が来ていたら多少接待はしないといけないし。
いなかったらいなかったで、話し合わないといけないし。
少々憂鬱になった。


そして、土曜日の指導メンバーを思い出し、大分憂鬱になった。




話3月31日に戻る。
その日は、あくっまさんと同期Tの二人で指導だった。
Tは12月3日に最後の指導をして以来、約4ヶ月ぶりのクラブ。
年明けから合宿にかけての月の人の行動を知らない人だった。

あくっまさんはTと会ってから、二年生についての話をした。
月の人がアーチェリーも脳みそも成長しない事、Sちゃんが引っ込み思案な事。
勿論二人のアーチェリーや新歓に対する姿勢もだ。
よみうりランドへ行くゴンドラへ乗っている間、短い時間で情報を伝えようと話していたら、彼女は言った。
「わかったよ、愚痴は後で聞いてあげるから」
あくっまさんはゴンドラが着いたので、黙った。


31日はあくっまさんも一ヵ月半ぶりの指導だった。
しかしその間の出来事もM先輩や同期主将Kから聞いていたので、不安は大きかった。
そして見事的中した。


24日指導のM先輩は報告メールの中で、月の人が約一年間の間、サイト(アーチェリーの照準機)の見方を間違っていたというのが挙がっていた。
最初に教わった先輩はこう言った!と彼女は引かなかったらしい。
17日指導の同期主将Kは、『私がやったときはちゃんとサイトの見方を教えたのに…』と呆然とした様子だった。


恐れていた31日。
サイトの見方をまた間違って覚えていた。
先週どう教わったのか尋ね、月の人は「大丈夫です」と言いながら変な風に装置を動かしていたので、語気を強めて注意した。
また、あくっまさんが注意をしているのに月の人はそっぽを向いているので、「人が話しているのにその態度ないよね」と言っても、すみませんもないので「真面目にやってよ!」と言ったらようやく人の顔を見た。
斜め下から人の機嫌を伺うように。


これ以上やったらダメになると、同期Tに指導を交代してもらって、Sちゃん担当になった。


そしてお昼休みの時に、Tに「SちゃんとMちゃん(月の人)では態度が違いすぎるんだけど、可哀想だよ」と指摘を受けた。


一瞬あくっまさんは不機嫌な感情に支配されたが。
厳しいとえこひいきは違うと反省して、午後は平等にしようと心掛けた。

そして筋トレの時だった。今まであくっまさんがいないときでも、筋トレしていたというので、二人にやってもらって眺めようと筋トレしてもらった。
そうしたら月の人が「じゃあ腹筋やろう、Sちゃん押さえてあげる!」
…無言のあくっまさんとSちゃん。

S「Mちゃん、最初は腕立て伏せだよ」
そうだったと腕立て開始。合宿の時と変わらない間違い。
腹筋背筋(これも首を痛める手の添え方で「耳にやるんでしょ」と言ったら耳を塞いで、あくっまさんのイラッとした表情に気付き耳たぶを引っ張って…眉をひそめたらようやく耳たぶに手を添えて、と合宿の時と同じ動き)。

そして二回目の腕立て。Sちゃんは正しい腕立てなのに、月の人は変な形。これも合宿と一緒。


あくっまさんはダメだった。二回腕立てをするのを我慢して見ていたが、理性が吹っ飛んだ。



「あのさあ、あなた何ヶ月いるのよ…それなのに何度も何度も。これから一年生入るのに。ふざけるのもいい加減にしてよ!」

見本を見せたらようやく理解した。叱り過ぎたと「やれば出来るじゃん」と言ったら、月の人は笑った。

この子は馬鹿なのか、人を馬鹿にしているのか、どっちなのだろうか…どっちにしても虚しいと思いながらビラ配りの練習をして、その日は終わった。






帰り道を同期Tと話しながら、月の人が成長しない事へのストレスをぶちまけていても、彼女は生返事だった。
やがて彼女が思い出したように勢い込んで話しかけてきたので身を乗り出して聞いたら、内容は「ハチミツとクローバーがいかに面白い漫画か」という事だった。
去年の夏「ハチクロ」の映画を同期全員で見たが、その後漫画を読んだという話らしい。
事細かに「ハチクロ」の名場面を再現するのを見ながら、実際の漫画を読んだ事がないあくっまさんは、「へーそうなんだーすごいねーおもしろいねー」を繰り返した。


「絶対にハチクロを読んでね!」という言葉で締めくくられた後、あくっまさんはクラブの話をした。
Tは「へーへぇ…へえ」と繰り返した。
あくっまさんは、月の人と話している時に感じる、砂漠に水をやる感覚を思い出した。
そこで、あくっまさんは水をやるのを止めた。
あくっまさんは、Tに尋ねた。
「ねえ、今日クラブを見てどう思った?」

Tは答えた。
「どうって、どういう意味」
「どうって……楽しかったとか、大変だったとか。久々に弓に触って面白かったとか。二人の指導は辛かったとか……何かあるでしょ?」

Tは小さく唸った後答えた。
「…まだまだだよね」




「まだまだって、二人のレベルがってこと?」
「そう、まだまだだよね」
「そりゃ、私達の時と違ってレベルが低いのは仕方ないよ。実質秋から始めたわけだし、昔みたいに週二回出来るわけじゃないんだから」

そういいながら。
あくっまさんは歯がゆい気持ちになった。
M先輩の同期は結婚して子どもがいる人の方が多いのだが、先輩方はM先輩に対して「いつもクラブのことを気遣ってくれてありがとう」というメールをくれるという。
その言葉があるから、大学四年間クラブを引っ張ってこれたし、卒業しても身を砕いているとM先輩は言う。
あくっまさんも、そういう言葉が聞けると思い込んでいた。
それが「まだまだだね」と言われると、二人の技術レベルが低いのは、あくっまさん達が頑張っていないからと言われてたような気がした。
あくっまさんは、違う問題に触れてみた。



「最近忙しい?」
「忙しい、今は●●が××で……(細かい話)」
「そうか。そうなんだ、みんな忙しいんだ。M先輩も博士論文があって忙しいし、私もKも忙しい。
クラブの為に仕事を犠牲にしろなんて言いたくないし思わないけど、月に一回だけで良いから指導に来てほしい。今後クラブがどうなるか分からないけれど」
あくっまさんも生活が圧迫され続け、弱っていた。


同期Tは一瞬唸ると、答えた。
「もうさ、外部に預けちゃえば良いじゃん」




その言葉は、クラブの為に奔走してきたあくっまさんにとって、他人事で言っている人のような台詞に思えた。
これがアーチェリーに関わっていない人に言われたのなら納得できる。
客観的に見ればそう考えるのは妥当だからだ。無論、超初心者を無料で指導してくれる人なんて、各射場の初心者講習指導員ぐらいしかいないのだが。


だが、同期は同じ射線に立ってクラブをひっぱてきた仲間のはずだ。
仲間でお互いの苦しさを分かち合っていて、フォローしてきたから卒業後四年以上仲良くやっていたと思っていた。
それが、「もうどうでもいいでしょ」という響きを持たせながら「外部に預けろ」と言われるとは思わなかった。


卒業後にも色んな社会人経験を積んでも、何のメリットデメリット考えずに付き合える仲間だと思っていた。
だから、その大切な関係を育んできたクラブを守りたい気持ちは、おしなべてあると信じていた。


それが、他人事だった。
クラブを継続ようと努力していたのは、あくっまさん達の趣味
だと考えられていた。







悲しさを通り越し、辿りつかないほどの心の距離を、あくっまさんはTに感じた。
それから電車ではTが好きそうな、仕事と彼女の恋人の話を振った。


「ふーんそうなんだたいへんだねーがんばっているねー」




来週、同期主将Kの頼みで、同期Tがくる。
一方的に距離を感じているのはあくっまさんだけなので、Tにはうわべの話をするのだろう。
そしてその場は楽しく終わるのだろうか。
クラブの終焉とともに。





あくっまさんは他人に対して期待しすぎなんだと、同期主将Kは言った。
そして「でも、寂しいね」と続けた。

衝撃!

2007年04月14日 23時44分50秒 | Weblog
今日は新歓初日。
前日からすでに、二年生二人からはある程度の成果を聞いていたので、心構えは出来ていたのだが。


今日は衝撃的な出来事があった。



よみうりランド内を歩いて外射場に着いたら…水没していた。

深夜の雨や湧水が全て、射場用に借りた調水池に集められるそうだ。高さ約50センチまで水没していた…予想外の光景だった。

そこで。
練習自体は結局室内でやった…そう、練習だった。一年生は来なかった。

一日目の新歓は終わった。


練習後、新歓の反省と同期主将Kの厳しい一言があり、来週可能性のある子(六人)とお断り以外の子にメールをするよう伝えた。
二人以上新人が入らないと、同好会としてクラブ連合にすら登録出来ない…今後のことを考える時期が、とうとう間近に迫ってきた。

我々にも、勿論二年生にも。

新歓やって七年目

2007年04月10日 00時00分51秒 | Weblog
新入生を迎え続けて、七年目。
始まりは不穏なものだった。


二月末に目白校舎で新歓受付をした、月の人。
勧誘者登録を、月の人とSちゃんと、幽霊部員にしたらしい。
その後、先週三月末。新歓の要項を教えてくれと何気なく聞いたら、登録の事を初めて知った、あくっまさん。
大学側の杓子行儀な態度を知っているので、登録者変更をするよう指示を出す。そうしたら昨日、登録者変更の締め切りが過ぎていたらしく、あくっまさんだけモグリでビラを配ることになってしまった。


新歓自体は、今年は非常に厳しいものだった。去年まで出来た広場は公認サークル以外禁止、見回りはおばちゃんまでいて厳しい怒声があちこちであがっていた。非公認の活動場所は人が寄ってこない広場と、図書館前の狭い道をスズランテープで二部された片側のみ。まるで女郎部屋のよう。時々流れてきた一年生を掬い上げるような形だった。
しかもビラの枚数が少なく、結局160枚程コピー対応する羽目に。戦力を考えると自分が度々抜けるのは痛いが、二年生がメインで頑張らないといけないと思うので、自分がコピーをしに行った。


結局名前と連絡先を書いてくれたのは22人だった。3時には激しい雨もふり、雨風しのげない女郎廊下の非公認サークルは、撤退せざるをえなく。
その頃には一年生もいなかったが。
行動範囲の狭さにイライラした…非公認は本当につらい。登録者の変更は他サークルでも病欠であったらしいが、認められなかったそうだ。少しでも範囲から出たら「来年からあなた達のせいで新歓できなくなってもいいの〓」と怒鳴られるサークルもあったり…。

社会人のずうずうしさで、登録票もつけずにビラ配りしていたあくっまさんだったが、目白の人の多さに気圧された二人は、ずっと及び腰だった。


ビラ配りは、さ迷う仔羊のピックアップにはスピードが必要なため、バラけて行った(一緒にいてもはぐれた)一年生を捕まえる模範演技もしたが、ちゃんと理解できたかどうかは分からない。

Sちゃんは黙って見ていたり、月の人は邪魔したり(苦笑)


Sちゃんはビラを配るのすら、へっぴり腰だった。。
月の人はボリュームが壊れたテレビのように抑揚なく叫ぶので、一年生が怖がって避けているのを見てしまった…。
二年生二人で一緒にビラを配ったら?と提案したのですが、何故かはぐれている二人だった。


去年は一人で27人捕まえられたのに、今年は使える記名をゲット出来たのは16人。活動時間や場所を考えても、なんだかやるせない。目白メインではないとしても。去年は中盤に雨が降って大変だったのに。
Sちゃんは一緒に勧誘して、おこぼれの記名一人。月の人は五人。月の人一人で捕まえた三人ぐらいだろうか…。
七日の生田新歓も19人記名中、13人は同期のKが捕まえたという話なので、OGがいなかったら、惨憺たる有様だっただろう…。

不安は的中したといった所だろうか。


新歓の雰囲気はこんな感じだった。

友人の結婚式

2007年04月09日 00時14分04秒 | アーチェリー
土曜日は学連仲間のすみす嬢と、Tさんの結婚式。
大学も学科も全く違う、アーチェリーという絆を通して結ばれた二人。
と、その他諸々。
アーチャーなんて生き物は、(一時的にしても)飛び道具を愛する物騒な人間。
しかも個人競技なものだから、良くも悪くもマイペースな人間大集合!
言い換えれば、自分の主張を大切にする代わりに、他人の主張も大切にする人間の集いが、学連仲間なのだと思う。
勿論あくっまさんもマイペース。新郎新婦もマイペース。
ここを読んでいるあなたも、きっとどこかでマイペース。
学連であろうとなかろうと。友人とは、己の鏡なのだから。
決め付けられて憤慨した方々には、申し訳ない。


さて。
そんなマイペースの極地にいるような二人の結婚式が、土曜日に行われた。
あくっまさん、今回も結婚式前の緊張した面持ちの新郎と、ホテルの美容室ですれ違う。

一つ学んだ事。
着付けの髪セットの時間と、新郎のメイクの時間は同じらしい。
次回着物を着るときは、その辺も注意しないといけない。まあ、あくっまさんも髪のセット中は身動きできないのだが。
その日も鏡越しで手を振り挨拶。


ついでに今回、ロボット歩きの新郎が新郎控え室へギクシャク進んでいくのも、化粧室から出たあくっまさんは発見。無事辿りつくのを確認し、ホッとした。
気分は、新郎ストーカー。



素晴らしいホテルで結婚式ということで、あくっまさんも着物で臨んだ。何せ成人式で着た着物、数をこなさないと元が取れない。
近所の美容室の着付けは散々なものだが(親の方がマシ)、ホテルは着付けが上手なのだからと、期待して着付け部屋へ。
だが、部屋中にはその日式を挙げる新郎新婦の親族で溢れかえっていた。肌襦袢のまま取り残されたあくっまさん、暇だからとそのままブラブラ歩いていると、スーツの着付け師に声を掛けられる。
それから五分ぐらい経ち、スーツの着付け師に全部着付けてもらう。
帯を可愛らしい変わり文庫にしてもらった後、助手のおばさんに「あの先生は雅子妃殿下の着付けをなさった方だから、全部やってもらうなんてラッキーよ」と囁かれた。

一つ学んだ事。
着付け室でうろちょろしていると、クレーマーっぽくなって上手い着付け師に着付けてもらえる。ラッキー♪

……しかし、わが娘のように可愛いすみす嬢の写真を46枚も撮りまくって、ニマニマ笑いながらTVスライドショーで上映会をしていたら、自分の姿をすっかり撮り忘れていた事に気付いた。
むしろレアキャラの方々との記念撮影を忘れていた。失念。
どなたか、あくっまさんの後姿を隠し撮りした方、情報求む!
勿論レアキャラの写真も募集。



挙式は日本人の神父さんが取り仕切る、荘厳な雰囲気の中行われた。
そんな中、ぴかてふ坊が新婦のスタンバイする横を通り抜け、チャペルの扉を開けてはいるという珍事件があったらしい。あくっまさんは前方にいたのでわからなかったが、タイミングが一つずれれば、映画『卒業』よろしく花嫁奪還の風になっただろう。
ぴかてふ坊曰く、「花婿を奪還したかった」そうだが。貴重な飲み仲間が減ってしまうのは、確かに寂しい。
でも新郎の健康を考えると、飲み仲間は卒業したほうが良いようにも思う、複雑な心境のあくっまさん。


挙式中、指輪の交換で二人の出会いからを思い出し、涙ぐんでしまうあくっまさん。
思い起こせば20歳になる前の春、新役というアーチェリーの試合運営の雑役として出会った仲間達。
その中で眩かしい笑顔と美貌と優しさで、がっちりあくっまさんのハートを掴んだ新婦。
もちろん鷲掴みにされた、新郎。
新郎の新婦に対する片思いは一年半以上。
イコール、新郎に対するあくっまさんの嫌がらせも、一年半以上。

そう、あくっまさんは新郎に対し、めちゃくちゃ嫌がらせをした。
新郎が新婦に声を掛けようとした瞬間、「すみすちゃーん!」と遠くから呼び寄せ引き離した事、数知れず。
新婦が重たそうに畳を運ぶのを手伝おうとした新郎から、先回りして新婦を手伝った事、数知れず。
二人っきりにさせないよう邪魔をしたこと、数知れず。




う~ん、ここまで書いて、いま思った。
これではあくっまさん、新婦に対する嫉妬野郎ではないか!!!!
多分二人が結婚するまでには数々の困難を乗り越えたのだろうが、もしやその中の障壁の一つだったのだろうか?
ドラクエⅢでいうなら、カンダタぐらいの序盤戦の中ボスレベルの。
よくぞ乗り越えてくれました。落涙。




ちなみに二人の誓いのシーンは、デジカメの液晶画面越しにしか見ることが出来ず、それも手が震えてシャッターが切れず終い。
照れもあり、直視できず最後は目を逸らしてしまう。
チャペルから出てきてグジュグジュ泣いていたら、ぴーのりさんに「お母さんみたいだね」と言われる。
気分はお母さん。



披露宴はまったく素晴らしいもので、素敵な新郎新婦も、美味しいご飯も、楽しいプロフィール上映も、泣けるスピーチも、学連仲間による迷コントも、全て新鮮だった。
しかしあれほど緊張している新郎も、迷コントを見て顎が外れそうになっている新郎も初めて見た。
迷コントを見ているあくっまさんの気持ちは、運動会で組み体操をする息子を見るお父さん。
色んな意味で、手に汗握る3分間。


披露宴も無事終わり、他の人より一足早く会場を飛び出す、あくっまさん。
二次会幹事なので、洋服へモデルチェンジ!
こっそりあくっまさんも、お化粧直し。
去年、着替える時に振袖の袖を踏んで袂に裂け目を作ってしまった前科者なので、今回はあくっま母が着替えの手伝いにホテルまで出張。
二次会打ち合わせまで時間が無かったので、着物を放り出したまま、あくっまさんは他の幹事や受付達とロビーへ集合。
そろそろ出発かという時に、あくっま母から電話連絡が。




「今、Tさんとすみすちゃんとすれ違ったわよ!」



母も立派なストーカー。



多少道に迷いながら、二次会会場へ。
お店のスタッフや仲間達と最終確認をする、あくっまさん。
今回の二次会、約100人が集う、非常に大規模な二次会なのだ。
あくっまさんは、幹事二回目。ほぼ素人。
ひっきー坊とぴかてふ坊、素人。
三人にある経験、代表者会議運営?


結論から言えば。
仕事が早い受付係や有志の受付、機転の利く他幹事二人、盛り上げ上手な新郎、縁の下の雑務をしてくれた新婦のお陰で、二次会はけが人も出すことなく終了した。
毎回こういう演出のお手伝いをして思うのだが、もっと上手くできればということ。
幹事は何度でも出来るが、結婚するのは一度しかないわけで(基本的に)その時その瞬間を携わるのに、もっと丁寧に素早い対応が出来ればな…と思う、チキンあくっまさんだった。



三次会は飲み屋で。
石川から来たレアキャラ、赤毛のサボテン坊とゆっくり話すことが出来て、感激。
更なるレアキャラとも再会、学連の下の代との交流も出来、五年ぶりの出会いに大騒ぎをする。
社会人の顔が、一瞬だけ学生に戻る。なかなか嬉しい瞬間だった。
新郎新婦も出席してくれて、何故か円陣を組んで一本締めをするという大昔の習慣が出て、その日は終わった。










今朝は、二日酔い。
心は学生に戻っても、体はしっかり社会人。
明日は、学生は学生でもクラブモードでビラ配り。
結婚式の時にも、新歓の情報がケータイに何通も届いていたが、おめでたい時にはあまり考えたくないので、その日は読まなかった。
この日記にもあまり出したくないのでこの辺で。






新郎新婦よ、幸せになってね♪