横スカッとジャンパーズ

徒然なる侭に、主にマリノスと日常をくっちゃべります。毒にも薬にもなりません!

自信が無くなる3分前

2007年02月28日 01時28分36秒 | アーチェリー
昨日の続き。


何度教えても理解しない一年生のMちゃんに対し、常に脳みそが沸騰しているあくっまさん。
今まで「まだ一年生だし、可愛いもんだ」と思っていたものが、改めて一般的な一年生・Sちゃんの存在により、Mちゃんの特異性が際立ってしまった。
それが合宿では、顕著に目立つ。

しかし、まだ19歳の未成年に26歳のあくっまさんがいきり立つというのも、恥ずかしいものと、反省はしている。
が。



アーチェリーの醍醐味の一つに「点数」というのがあると思う。
矢を射つと毎回己の得点が出てくるアーチェリーは、努力と結果が直結するスポーツだ。
前回よりも一点でも点数を上げるために、アーチャーは練習を重ね、フォームを改良し、弓具を買い足し、小手先技術を覚え…(悪いアーチャーの見本)
とにかく点を上げるための努力をする。ただ漫然と射つだけよりも、点が高いほうが断然楽しい。


一日目の行動では書き忘れたが、Mちゃんは初めて弓を持ったときから、「点数」へのこだわりがあった。
点数へこだわること自体は、非常にいい事だ。
しかし彼女は、点数をあげるプロセスに関してはどうでもいいように見受けられた。
射形を注意しても直らないのは仕方が無い。こういうのは一長一短だ、すぐ直るのなら誰も困らないものだから。
しかし、何度注意しても意識する気配が殆ど見られないのはおろか、何故注意されているのか理解できていないのは困る。


例えば弦サイト(懐かしい人手をあげて!)

アーチェリーでは弓を地面と垂直に保つ為に、アーチャーはまっすぐ弦を引いてこなくてはいけない。その為に弦を顎の下まで引いた後、アーチャーは弓がまっすぐになっているかどうか、チラッと目で弓本体を見て確認する。
その一連の動きを「弦サイト確認」という(で、いいのかな?)

ある日Mちゃんの弓が斜め十五度ほど左へ傾いていたので、弦サイトを注意しているか尋ねた。すると彼女は「大丈夫です!」と答えた。
しかし初心者だと、自分の顔が斜めに傾いていて、弓も同じように傾けてしまい、気づかない事はよくある。そこであくっまさんは、注意深く彼女が弦を引く様子を観察した。

すると、彼女の弓は最初から傾いていた。あくっまさんは弓のある部位を指しながら、一番最初に教えた通りにちゃんとココをチェックして弦サイトを確認しているか尋ねた後、もう一度弦を引かせて聞いた。

あくっま「どうだった?」
Mちゃん「やっぱり傾いています」
あくっま「やっぱり、ということは、さっきのも傾いていたの?」
Mちゃん「はい」
あくっま「でも、さっきは傾いていないって言ったよね」

Mちゃんは答えず、押し黙った。そのままだんまりを決め込むので、あくっまさんは彼女に練習を続けるよう促した。





ああ、思い出した。
似たような事は他にもたくさんある。
例えば、ある日突然矢が的から外れ、左の畳の縁ばかりに集中した時があった。
こういう時は何か原因がある。あくっまさんと同期のKは彼女に「利き目で狙っているか」尋ねた。
利き目というのは的を狙うのに使っている自分の目の事で、右利きの人は大抵右目が利き目となっている。
Mちゃんも利き目は右目なのだが、突然大きく左にそれるということは、今までとは大きく違う射ち方をしているということだ。それで初心者で最も考えられるのが、「自分がどっちの目で的を狙っているか混乱してしまう」事だった。
Mちゃんはハッキリと「右目で狙っています」と答えた。
あくっまさんは「本当に?」と疑うと、「本当です」と答えた。
しかし、彼女の射ち方を観察すると、狙い始めた瞬間から矢が的から的の遥か左を狙っていた。
こういう動きは、左の目で狙っていると起きる。Kは引き戻させて言った。

K「Mちゃん、やっぱり左目で狙っているよ。一度左目を閉じて射ちなよ」

Mちゃんは左目をウィンクさせながら射つと、矢は綺麗に真ん中へ飛んでいった。

K「やっぱり左目で射っていたんだね」
Mちゃん「ええ、今まで左目で射っていました」
K「…あれ、Mちゃんは右目で射っていたんじゃないの?」
Mちゃん「ええ、右目で射っていました」

Kは何か言いたそうな顔をしたが、黙った。
あくっまさんは混乱したまま、その場を離れた。





そういえば、合宿初日にもそういう押し問答はあった。
Mちゃんが練習用の木の弓を組み立てるのを観察していると、あくっまさんはその弓が普段Mちゃんが練習で使っていた弓よりも、ポンドが軽い(弱い)木の弓だということに気付いた。

あくっま「あれ、Mちゃん。それはいつも使っている24ポンドの弓じゃないよ。(チェックして)ほら、18ポンドだからずっと軽い」
合宿の前の週に指導をしたM先輩は、それを聞いて慌てて駆け寄ってきた。どうやら先週の練習でそれを使い、そのまま分解して持ってきたらしい。

M先輩「ああ、ごめん。気付かなかった!これじゃせっかく合宿に来たのに弱い木の弓で練習させちゃうから、意味ないね。今日から自分の弓(木の弓よりもずっと強いアルミの弓)で練習しないと」
Mちゃん「分かりました」
M先輩「でも、先週この弓使っていて軽かったでしょ」
Mちゃん「はい」
M先輩「…それなら言ってくれればいいのに。換えたから」
Mちゃん「……」
M先輩「本当は気付いていなかったの?」
Mちゃん「はい」
M先輩「……」

その後、ウォーミングアップということで、とりあえずその弱い木の弓で1R(36本)うたせた。

あくっま「軽い?やっぱり普段より6ポンドも低いと」
Mちゃん「はい!」
あくっま「先週も軽く感じた?」
Mちゃん「はい!」
あくっま「あ…でも先週は弓が違うのに気付かなかったんだよね」
Mちゃん「はい」
あくっま「…軽く感じなかったんだっけ?」
Mちゃん「はい…」
あくっま「……」






ああ、書いている本人が混乱しているのだから、読んでいる人はもっと混乱しているだろう(特にアーチェリー用語乱発している話だし)。
ただ、これらの話で読み取っていただきたかったのは、




「人の話を頷いて聞いている人に対し、理解しているかどうか疑う」なんて経験をした事がある人は、皆様あるだろうか?
何度細かく説明しても「はい、わかりました」と答えるのに、冗談抜きで一分も経っていないのに真逆の質問をしても肯定するMちゃんに対し、あくっまさんは精神的な疲労を感じる。



こんな調子なので、Mちゃんは正直なところあまり上手とは言えない。

しかし彼女は人一倍点へのこだわりがあった。
丁度合宿初日の終盤に差し掛かり、疲れがピークに達して弓を持つ手も震えるほどになった頃。
Mちゃんは指導者に何も言わず、勝手にそれまで使っていた自分の強いアルミの弓を置いて、弱い木の弓でアーチェリーをやり始めた。
そう、弱い弓を使えば手が震えて矢が外れる事は無いからだ。
…練習の意味は全く無いのだけれど。


指導をしていたH先輩は愕然とした表情で、注意するタイミングを逸しそのまま弱い弓を勝手に引き続けるMちゃんを見ていた。









こういう後輩に対し、一体どういう指導を行えば良いのか、あくっまさんには分からない。
今までの経験則からいって、こういう子は「アーチェリーやクラブ活動をしたくない」と判断してきたからだ。
しかし、彼女は「クラブは是非続けたい」と言う。

どうすればいいのだろうか?


~続く~

決め付けてはいけないというけれど

2007年02月26日 23時58分49秒 | アーチェリー
去年の新歓で、初めて彼女の姿を見たときから感じるものがあった。
人を寄せ付けない……変わり者のオーラを。



まあ、アーチャーなんて変わり者が多いわけで(否定する人手を挙げて、は~い!!!!)
変わった子が入部する事が多い。
しかし今まで何十人と後輩を見てきたが、学内学外見ても、その一年生ほど変わった子は見たこと無い。




アーチェリー部品テストで出てきたMちゃん(4月入部)は、新歓コンパからおかしな雰囲気がにじみ出ていた。
まず、新歓コンパではひたすら『受験試験の話しかしない』。

七人いた他の一年生に「世界史受験だった人いる?凄く難しかったよね、今年の世界史は難易度が高かったらしいよ」なんて話かけ、他の子が引いているにも関わらず受験話しかしていなかった。
四年生一人ではお喋り役が足りないという事で、あくっまさんとKも同席していたのだが、他のテーブルが盛り上がっているとMちゃんはその話を割り込むように、「受験話」。

翌週の練習にはMちゃんしか来なかった。
それから11月になってSちゃんが連れて来られるまで、Mちゃんしか一年生はいなかった。


六月ごろ「Mちゃんは当日になってクラブを休む」という報告が来るようになった。
風邪っぽいから休む、調子が悪いから休む。
夏休みは教習所に通いたいから、行きたくない。
今思うと、四年生のコミュニケーション能力の低さも問題だったと思う。
何故その場で注意しないのか、教習所に通うなら他の日にしてと一言いえばいいだけだろうに。
しかし、その一言で辞められたら、OG達に何を言われるか分かったものではない。
そう考える四年生の悩みも、想像できる。
ま、今冷静に考えると、上級生に向かって「教習所行くから夏休みは練習しません」と言い切る一年生も、かなり特異であり、戸惑うのは仕方ないだろう。







とにかく。
残されたMちゃんと事前に交流の場を設け、一緒に梨狩りをし、楽しい雰囲気のまま週一の練習を続けさせた。
その後、彼女は練習場の窓ガラスを割ったりしたが、四月の頃と比べるとかなり普通の会話が出来るようになっていた。
特にあくっまさんと同じヲタク属性だったので、漫画やTVドラマやスポーツの話で盛り上がった。



しかし。
普段の会話と比べてアーチェリーの方はというと、どうも注意力散漫なところがあった。



まずは、弓が組み立てられない。
……ごめん、アーチェリーする前段階の話だよソレ。
だが本当だ。

Win&Winの弓が組み立てられない。
弦の張り方が覚えられない。
サイトのつける向きが弓を構えるまで理解できない。
弦の外し方を忘れてしまう。
ついでに当分使わないスタビライザー(弓の先端につける長い錘の棒)を、重いから家に置いてきてといっても、毎週入れっぱなしにする。



次に。

準備体操が覚えられない。
……スポーツする以前の話かな、コレ。
だが本当だ。

体操の順序が覚えられない。
体操は左から動き出すと何度も説明しているのに、右から動き出す(どうやら真正面に立っている人の動きを鏡真似するらしい)
ついでに、ストレッチの順番も分かっていない。



その他には。

筋トレも理解できていない。
……日常の運動の前の話かな、アレ?
だが本当だ。

毎週同じ筋トレをするのに、流れが覚えられない。
順番どころか、腹筋のやり方一つ取っても覚えていない。
「次は何?」と聞いても分からない。
腹筋は上がらない。
腕立て伏せは姿勢もよく分かっていない。
毎週同じように正しても、翌週には逆戻り。




そして合宿では、毎日どれもこれも同じ間違いを連続させる。





【一日目の変わった行動】

リムがちゃんとはまっていない状態(ネジが部品に引っかかっていない、非常に危険な状態)で弦を張り、たまたまチェックしていたあくっまさんが異音に気付いて発覚した。
「暴発したら怪我するよ!」と少し怒鳴ると、文字通り凍り付いていた。
しかしあくっまさんがチェックする前にM先輩にもその状態を一度発見され、「もう片方は大丈夫なんだよね!」と念を押されて「はい!!」と答えていたのが後から分かった。
結局言葉だけで、自分でチェックしていないのではないかという不信感だけが残った。
その場はあくっまさんが素早く弦を外し、事なきを得た。

その日の練習後、弦を外す姿勢がおかしかった。人一倍力が足りないMちゃんは、おかしな姿勢で弦を外す。
それも何度注意しても直らない。そして事件は起きた。
その時もやり直すように注意したのだが、そのまま無視したMちゃんは弦がうまく外せず、リム(弓のしなる部分)をそっくり返してしまったのだ。
これも暴発する危険な状態。
凍りつくMちゃん。
結局先輩が素早く弦を外し、事なきを得た。
「これ先週もやったから注意したでしょ…」と注意したが、言葉に力は無かった。

食事の時もなかなか面白かった。
バイキング・フリードリンク形式だったので、今までの合宿のように、食事やお茶の準備や空いたグラスに気を配るという必要は、特に無い。
しかし食後のお茶ぐらい全員分準備しようと、食事が終わりかけたときに見本を見せる為、あくっまさんは立ち上がった。
コーヒーやお茶の御用聞きをするあくっまさんの後を、手伝う為に立つKや、それを見て慌てて立ち上がるSちゃん。
しかし座りっぱなしで年配のOGと話に夢中なMちゃん。
M先輩が「手伝わないのか」と促しても、「いいんです」と答えるMちゃん。
結局Mちゃんはお茶を取り分ける事もせず、座ったままだった。



……もう挙げればきりがない。
一日目は、こんな感じだった。
あくっまさんは、人に何かを教えるというのが、段々分からなくなってきた。

<続く>

世間と同じスピードで

2007年02月26日 23時58分13秒 | アーチェリー
合宿から一週間経った週末も、用事がぎっしり詰まっていた。

土曜にはFPセミナーを受講、日曜はオルセー美術館展鑑賞を、ぴかてふ坊とさゆりどん嬢をした。

セミナーは面白く、美術館めぐりは楽しい。

そんな楽しみながら歩くあくっまさんの、美術館内の動線はかなりおかしい。
人ごみと素人講義が嫌いな自分にとって、クラシック音楽を聴きながら好き勝手見るのが一番リラックスできる芸術鑑賞方法だ。
が、傍から見たら落ち着きのない人だろう。実際、好きな絵だけ何度も見に行ったりまた戻って見たりする。
最後に二人と合流できて、万々歳。

ちなみにオルセー美術館展は印象派の作品が多かった。実際も印象派の作品が多く収蔵されているのだろうか。

その後、回転点心(回転寿司レーンの上を点心が回る!!)で二人に昼食をおごってもらった…ありがたや。
また行きたい。
味を占めたあくっまさんは、今日も新聞屋の兄ちゃんにチケットをねだったら、28日まで開催の科学博展しかなかった…不発。




とまれ。
ここまでは、良い週末だった。






二人と別れた後、あくっまさんはクラブの四年生と会った。
用事を一言で言うならば、「会計職の引継ぎ」。
大学を卒業する四年生から、部費を引き取らねばならないからだ。
会計ノートを見ながら、五年前の自分の字を見るのはおかしな気分だった。
21歳のあくっまさんは、まさか五年経ったらクラブがこんな状態になっているとは思っていなかった。
あの頃は卒業したら、クラブというのはただ漠然と「あの頃はよかったね」と懐かしむものだと思っていた。
まさか、こうやって後輩から引継ぎノートを受け取るなんて!!!!!



そう。
何故一年生(次期二年生)に引き継がせないかというと。



新歓やって新入部員がいなかったら、もうクラブの継続はない。
新歓までたった二ヶ月。その間に一から一年生に会計のやり方や口座の名義変更を教えるのは、非常に面倒だからだ。
それが徒労に終わる可能性も非常に大きいのだし。

もし四月になり、彼女達に後輩が沢山出来るのなら。
そしたら、あくっまさんは会計の仕事を次期二年生に教えよう。
そして主将引継ぎ等も同時に行われるだろう。




ああ、まさかこんな悩みを今更するなんて思わなかった。




平日は社会人、でも土日は無償の学生クラブ活動をするなんて。
あくっまさんは、時々自分が「どっちの世界」に生きているのか迷う瞬間がある。
まるで「クラブ主体、趣味仕事」のように感じる事すらある。
今日も仕事中に「新歓ビラを大学に提出しました!」と一年生からメールを受け取った時に、「あれ、自分は何をしているのだろう?」と迷う。

そう感じた途端、自分の居場所がどこか見失う。


一番酷かったのは、合宿後の月曜日。
出勤しながら「どうして自分はケースを持っていないのか」と満員電車で不思議に思う瞬間があった。
また、会社で課長の顔を見ながら「この人が誰だか分かるけど、どうしてここに自分はいるのだろう」と、会社という夢の中にいるような錯覚に陥った。


クラブと社会人の両立というのは、自分の精神に思った以上に負担のようだ。
このままM先輩と同期の主将Kと自分、3人のOGの肩に責任がのしかかる状態は、いつまで続くのだろうか。

二束のわらじを履いたら、歩くのは遅くなる。

アーチェリー部品クイズの風景

2007年02月21日 20時35分29秒 | アーチェリー
下記3つの写真から、弓具の部品名を答えよ。



出題者:あくっまさん
回答者:一年生Mちゃん(4月入部。本格的に始めたのは10月)
一年生Sちゃん(11月中旬入部)
アーチェリーを初めて見るであろう皆さんと、そして久しぶりに見るアーチャーの皆さん(笑)

なお、一年生達には事前にテストをする事を教え、ペーパーも渡した。


回答の様子:問1
Mちゃん、分からないようで暫く悩んだ後、堂々と
「クイーバー」

あくっま「違うよ」
Mちゃん「ボウスリング」
あくっま「…」

適当に答えている様子がある。
ちなみに正解は?

Sちゃん「プランジャーです」

回答の様子:問2

1.Mちゃん「ストリンガー」
あくっま「…」

ちなみに正解は?
Sちゃん「グリップです」
そのとぅり!

2.Mちゃん「ストリンガー!」
あくっま「(お前、合っているけどそれしかないのか?)」

3.Mちゃん「えと…クイーバー!」
あくっま「……Sちゃん、わかる?」
Sちゃん「グラウンドクイーバーかな?」

正解、Sちゃん。


Mちゃんが間違えまくった『クイーバー』と『ボウスリング』は、3枚目の写真にある。



このテストでも何か分かるかもしれないが、あくっまさんが今回合宿で感じた諸々の思いは、また今度…。

合宿日記

2007年02月19日 14時39分37秒 | Weblog
2月16日

今日は合宿初日でした。有給休暇わ使って、あくっまさんも参加しました。
電車の遅延でM先輩とH先輩が遅刻というハプニングもありましたが、それ以外の混乱もなく、練習開始。

夕方には多少海風が吹きましたが、とても射ちやすい気候でした。一年生も初めて外らしい外の環境でしたが、距離も倍の18メートルを射ち、一緒に射線に立てて嬉しかったです。
OGも三名いらっしゃり、覇気が出ました。差し入れの高級菓子をいっぱい食べました。
一年のMちゃんが相変わらず弓が組立てられずイライラしたりしましたが、少しずつ成長している…んでしょう。

矢取りのコールも、途中から彼女の好きな漫画、『テニスの王子様』風なのか「青学(セイガク)ファーイ!」と勝手に叫んでいて…ふざけているのか本気なのか、怒るのを躊躇してしまいました。

夢の島の宿泊施設は大変居心地よく、まるでシティホテルです!
部屋にはトイレもシャワールームもついており、食事はバイキング。食事当番もいりません。
しかし一年生はほかのひどい宿の体験がない為、あまり感銘を受けませんでした。それが世代間ショックでした。

監督は相変わらず好々爺で素敵でした。
でも自分はいっぱいいっぱい。



2月17日

二日目は午前はアーチェリー場が貸切られていたので、部屋で素引きやトレーニングをしたあと、夢の島の公開講習に出ました。二日目も18メートルをやりましたが、一年生はお疲れモードで非常に無茶苦茶なところがあり、なかなか大変でした。
射形も疲れで酷く崩れ、注意力も散漫になり…。連日練習が初体験なので、体も慣れないようです。
体操やストレッチ、筋トレの声出しは一年生にやってもらいました。まだ不慣れでしたが、少しずつ覚えていくのは、よい傾向なのかな、と思います。

ただMちゃんは体操も筋トレも、もう一人の一年生Sちゃん(11月入部)より物覚えが悪く、叱ってもツッコミととらえ間違っているのか、笑ってばかりです。それが蹟に触りました。

二日目から同期の主将Kも参加して、あくっまさんは気が軽くなりましたが、M先輩と一緒の三人部屋は、寝るタイミングが難しかったです。


2月18日

三日目は最終日という事もあり、本当は記録会をしたかったのですが、雨も降っていたので素引きをした後は、ジムで体を鍛えました。
その後はお昼を食べ、合宿の感想を聞いたりしたあと、一年生にこの三日間で今後についてどう考えたか聞きました。

「特に話し合っていないですが、続けたいです」

と答えたのには不安は感じましたが、Sちゃんも続けたいですと答えたので、新歓までお手伝いするつもりです。色々Mちゃんの行動には問題もあるんだけどね…。
でも合宿自体楽しんで貰えたし、自分も楽しかったのが新鮮でした。
来週は射場設置をします。セミナーで出れませんが、一緒の射線に並べたのはいい刺激になりました。

バレンタイン廃止令

2007年02月16日 00時07分04秒 | 雑記
今年は先週金曜に総務部長から「バレンタインでチョコレートなんて大変だから買うな!」という、バレンタイン廃止令が出た。
お陰さまで、あくっまさんも4000円弱の出費を抑えることに成功。
個人的にチョコレート作りは好きなので(イベント大好き)、女性と身内にだけ生チョコを作り、昼休みに渡す。

しかし。
女性が食べている会議室をチラチラのぞく、えらいおじさんたちの視線。
普段ならチョコレートがそろそろもらえるはずなのに、今年はその気配が無い。
こちらが意識するからあちらの行動が気になるのだろうが、非常にイラついた。

そして三時の小休憩の時。
普段は滅多に冷蔵庫に近寄らない人が、うろちょろ冷蔵庫の中を覗いたりしていた!!!!

あまりに気の毒(?)だったので、残った生チョコを渡した。




それが終わると、女性陣はロッカールームに逃げていた。
やっぱり会社のバレンタインは大嫌いだ。

終わらん

2007年02月15日 23時54分33秒 | Weblog
合宿の支度がまったく終わらん!むしろわからん!

5時まで社会人やって、合宿に頭が切り替えられん。
合宿で何が必要かだったなんて、すっかり忘れてしまったぞ。


ちなみに今、合宿の夜のミーティングで説明する「学連について」の説明文をプリントしているところ。

…なんかなあ、これ本来は夏合宿用なのに。本当はリーグ戦について話し合っていたころだったなあ。


学連の知識なんて五年前だぞ、いいのだろうか。
準備がしんどい。