私が訳出に協力させていただいた音楽書 チャールズ・ローゼン著『ベートーヴェンを読む』がこのたび出版の運びとなりました。アメリカの名ピアニスト、チャールズ・ローゼン氏による、ベートーヴェンのピアノソナタに関する論考です。
チャールズ・ローゼン氏は、プリンストン大学出身の米国の知性派ピアニスト。文筆活動も旺盛で著書も数多く、数年前に邦訳された『ピアノノート』はベストセラーになりました。
この『ベートーヴェンを読む』は、ローゼン氏が、当時の楽譜を基にベートーヴェンの思考回路を精緻に紐解こうとした労作で、記譜法の癖や楽器の構造、他の作曲家の作品との比較など、縦横無尽に著者の膨大な知識が注ぎ込まれ、実におもしろい内容になっています。ベートーヴェンのピアノソナタ全曲録音もされているピアニスト杉谷昭子先生からは、「これまでのベートーヴェン研究にない、斬新なアプローチ」と、帯に推薦のおことばを頂戴しました。
ベートーヴェン演奏に取り組まれる方は、ぜひお手にとってみていただきたく思います。
チャールズ・ローゼン氏は、プリンストン大学出身の米国の知性派ピアニスト。文筆活動も旺盛で著書も数多く、数年前に邦訳された『ピアノノート』はベストセラーになりました。
この『ベートーヴェンを読む』は、ローゼン氏が、当時の楽譜を基にベートーヴェンの思考回路を精緻に紐解こうとした労作で、記譜法の癖や楽器の構造、他の作曲家の作品との比較など、縦横無尽に著者の膨大な知識が注ぎ込まれ、実におもしろい内容になっています。ベートーヴェンのピアノソナタ全曲録音もされているピアニスト杉谷昭子先生からは、「これまでのベートーヴェン研究にない、斬新なアプローチ」と、帯に推薦のおことばを頂戴しました。
ベートーヴェン演奏に取り組まれる方は、ぜひお手にとってみていただきたく思います。
ベートーヴェンを“読む”―32のピアノソナタ チャールズ・ローゼン 小野寺 粛(翻訳)、土田京子 内藤 晃(監修) 道出版 2011-12-22 Amazonで詳しく見る by G-Tools |