Moments musicaux

ピアニスト・指揮者、内藤 晃の最新情報です。日々、楽興の時(Moments musicaux)を生きてます。

5月6日(月祝)近代フランス・ピアノ音楽とクラヴサンへの憧憬/名古屋ムジークザール(共演:尾関友徳Pf)

2019年05月06日 | コンサート


1889年、パリ万博で異国の音楽を聴いたドビュッシーが自身の曲にガムランの響きを取り入れたことは有名ですが、その頃、フランス・バロック復興の動きもあり、古楽のコンサートも行われました。ドビュッシー、ラヴェルらはクラヴサンの軽やかなパッセージを思わせるピアノ曲も残しており、その雅やかな響きは、貴族たちが栄華をきわめた往時のフランスの幻想へと私たちをいざなってくれます。

名古屋ムジークザールでの、尾関友徳氏との共同企画・第2弾です。チェンバロ(クラヴサン)とベヒシュタインを両方使用する贅沢企画。近代フランスとフレンチ・バロックを往還するほか、チェンバロでドビュッシーを弾くというレアな検証も予定しています。

TEL: 052-485-8101 にご予約ください。

また、名古屋ムジークザールでは内藤のレッスンも開講しています。



今回は、5/5(日)と、コンサート当日5/6(月)に予定しています。ご希望の方はご一報ください。

officekumo@gmail.com (内藤)

4月28日(日)加藤綾子Vn & 内藤 晃Pf デュオ/銀座アンク

2019年04月28日 | コンサート


「クラシック音楽は“良いもの”なのか」など根源的な問いを投げかける哲学的ブログ「平成カトグラシー」が話題の異色ヴァイオリニスト加藤綾子さんと初共演します。

ドヴォルジャーク:4つのロマンティックな小品 Op.75
プロコフィエフ:3つのオレンジへの恋
モーツァルト:ヴァイオリンソナタ 変ロ長調 K.378 ほか

4/28(日)20:00-/22:00- 銀座アンク

テーブルチャージ1000円+ミュージックチャージ各回1000円+ご飲食代+サービス料20%
*上記は演奏者を通じたご優待価格なので、必ず内藤にご一報ください(当日でも大丈夫です)。
officekumo@gmail.com



加藤綾子(ヴァイオリン)

洗足学園音楽大学音楽学部弦楽器コース、および同大学院器楽研究科弦楽器コースをそれぞれ首席で卒業(修了)。
同大学院グランプリ特別演奏会において、最優秀グランプリ及び審査員特別賞を受賞。
演奏活動のほか、ヴァイオリン・即興演奏のレッスン、即興演奏のワークショップなどを行う。福士恵子アンサンブルクラス講師。
ブログ「平成カトグラシー」でのオリジナリティある文章が音楽関係者の目にとまり、本年1月のデビュー・リサイタル《コンプレクス。》は、WEB音楽誌「メルキュール・デザール」掲載(近藤秀秋氏)のほか、SNS上でも話題を博した。

4月13日(土)内藤晃ピアノリサイタル mémoire/茶の蔵かねも(掛川)

2019年04月13日 | コンサート
 

CD「言葉のない歌曲」をレコーディングさせていただいた茶の蔵かねもでリサイタルをさせていただきます。バックハウスが自宅で愛奏していたベーゼンドルファー(超弩級の名器です)による演奏会です。今から本当に楽しみで胸が高鳴ります。
お問い合わせは 0537-21-1893(高橋さん)まで。


3月30日(土)ショパンの心のポーランド/金沢ヤギヤ

2019年03月30日 | コンサート


フランツ・リストは、ショパンの口から語られた「ジャル」というポーランド語を引用し、彼の音楽特有の「厳粛な諦観」「悲しい畏敬の念」「謙譲な悔悟の気持」を述べています。ショパンは、祖国と訣別せざるを得なかった自らの運命を受け入れながら、ポーランドの魂を音楽に刻印し、心で闘いました。ショパンが終生書き続けたポーランドのダンス音楽(マズルカやポロネーズ)に、彼の「ジャル」を味わいます。

マズルカより
Op.24-1, Op.56-2, Op.41-2, Op.67-4, Op.33-2, Op.33-4, Op.50-2, Op.50-3

幻想ポロネーズ Op.61 ほか

3月30日(土)16:00- 金沢市 クラシックカフェ・ヤギヤ 2500円(懇親会 2000円)

ご予約はこちらから

3月23日(土)東欧の調べ with 高橋宗芳 Vn/ピアノ芸術研究会池の端スタジオ

2019年03月23日 | コンサート
ピアノ芸術研究会 アジト・コンサート

3月23日(土)14:00〜 ピアノ芸術研究会池の端スタジオ(最寄:根津駅または鶯谷駅)
会費 1公演あたり2500円(14席限定)
(この日は 16:00〜 渡邊智道氏のピアノソロも予定されており、連続でお聴きいただくことも可能です)

内藤もメンバーのピアノ芸術研究会のレッスンスタジオの極上のニューヨークスタインウェイを至近距離で楽しむ小規模なスタジオ・コンサート・シリーズです。ここでも不定期に開催してまいります。

内藤のプログラムは、

東欧の調べ(ゲスト:高橋宗芳Vn*)
ヤナーチェク:ピアノソナタ「1905年10月1日 路上にて」
ショパン:マズルカより

ヴィエニアフスキ:華麗なるポロネーズ ニ長調*
ドヴォルジャーク:インディアン・ラメント* ほか

を予定しています。

人数が限られています。お申し込みは officekumo@gmail.com までお早めにお願いします。

高橋宗芳さん(Vn)