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親子の新しい愛の形 その2

2008年04月21日 | 育児について
新しい愛の形とは。

今までは親子が一緒にいつも仲良く行動する
というのがいわゆる親子の愛の典型みたいなものでした。
昔の人がよく言う、親の老後の面倒を見る、というのもそうですね。
子供は親に従う、など。

これは確かにステキなことですし、理想的ですね。
でも、これを全ての子供たちに望むことは、どうやら無理のようです。

だって、価値観がまったく違うんですから。

一概には言えません。
親子の関係が上手く行っていない場合
多くはこの辺りが関係していないでしょうか?
私も陥りましたよ。

例えば、食べ物、特に外食に行く時。
自分の好きなものなら行くけれど、そうでないと行かない。
洋服。
良かれと思って買ってあげても気に入らないと着ない。
代わりに自分で選ばせると、ものすごいものを選ぶ。
それか洋服にはまったく無頓着で、気安さのみ重視するタイプ。
なにせ思い通りには動かないので、親子の意思疎通の取りようがありません。

時にこれが可愛げのない子、と映ります。

そのくせ自分が寂しい時、困ったときは愛情を欲しがります。
まぁ、親からすればなんて自分勝手な子、と映るわけですね。
自分たちが育った時のことはまったく通じない。
自分たちは我慢して親に合わせたのに、今度は子供に合わせるのか。

今までの価値観がそれほど居心地のいいものであるなら別ですが
多分多くの方は嫌だったかもしれません。
少なくても私はそうでした。
洋服も自分が着たいものと母が提供してくれるものには
大きな隔たりがあった。
母の愛は感じましたが、自分の嗜好は認めてもらえなかった。
絶対服従。

今時代が大きく変わろうとしているとしたら
そのためにこの子供たちは古い価値観を覆すような
ものすごいパワーをDNAに持って生まれてきたのかもしれません。
だから思い通りにならない。
テコでも動かない。
逆らいまくる。
可愛くない。
自分の意思は死んでも曲げない。

ここはね、長く生きてきた大人の方が多少折れて
考え方や対応を変えたほうが賢いのです。
子供に屈するのではなく、へりくだるのでもなく
理解する、そのままをまず受け入れてみる。
そうなんだね、って思うだけです。
否定も肯定もしなくていい。

それにはまず、親自身が癒されることも時には必要かもしれません。
自分が癒されていないと素直になれないですからね。

そして、いつも一緒にくっついて仲良し親子
という形が最上で唯一の愛の形ではなく
たまたま親として選ばれて生まれてきてくれた天からの預かり物
社会に巣立つまで大切に育てる宝物
だから、自分の子供であって、社会の子供
もっというと、地球全体の子供。
だから、同じ屋根の中で共同作業をしたりもするけれど
後は好きなように生きればいい
ただ、人に迷惑はかけない
それだけを教えればいいのかもしれません。
ちょっと寂しいけどね。

そういう適度な距離を保つ感覚
親も子も自立し、お互いを尊重し、慈愛の眼差しで見守る
それが新しい進化した愛の形かもしれません。


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