淡々と

いつものように般若心経を読んでから、瞑想に入ったら

すべてはまぼろし
今目の前にあることはみな、自分の意識が作り出しているドラマ
それに惑わされず、しっかり自分の本質を見つめる

と来て
そうか・・・と色々思いつくことがありました。
ただ前を見て、出来事に対してジャッジをせず
ドラマを見ている感覚になって
今やるべきことのみ淡々と行っていればいいのだ
と思いました。
そうして自分の本質を見ていればいいのか、と。

肉体を持っているから、心と体が痛む。
その原因を知り手放した時のすっきり感と
その後の流れのスムーズさを思うと
本当は何の抵抗もせず、ただ淡々とこなしていればいいのだ。
ただ、人間は感情があるからこそ、喜びも深く
生きていることが楽しいと思える。

人間としての自分を愛おしく思いながら
ドラマを淡々と演じていきたいですね。

そしてもう一つ。

木や花や草、川や山などの自然は
ただそこに存在しているだけ

花はただ自分らしく美しく咲くだけ
それが喜びだから

木は数百年もの間、ただそこに立っているだけ
春が来れば葉を茂らせ、秋になれば葉を落とし
人が来て触ろうとするならその思うままに
ただただそこに存在するだけ
木として生きるだけ

川は常に流れていく
雨が振れば流れを増し、日照りの時は静かに流れ
いつもひとところに留まらず流れていく

私もその自然の営みを邪魔することなく
自分らしく、自分の喜びと流れに任せ
ただただ存在し生きていくだけ



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