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Lester:「私は、あなたに全ての道を案内しようとしています。」 2015-10-04-09:45JST

識別を高める-9~真理を学ぶ

2022-05-09 20:41:47 | 目次付きの記事(1~10)
識別を高める-9~真理を学ぶ 

 今回のテーマは、「真理を学ぶ」についてです。 
 「直接体験とは、存在そのものであって、感覚などではありません。」 
 「ハートの結び目が、断ち切られれば、疑いは、はれます。」「これが、直接体験と呼ばれるものであって、あなたが、考えているようなものではありません。」 
 「無知の消滅だけが、真我実現です。」

1. ラマナ・マハルシとの対話より 

─ 1938年5月02日 - ラマナ・マハルシとの対話より ─ 
「心は、眠りの中に引きこまれ、世界は、その中に種子の状態として、存在しています。」 
「それは、あなたが、目覚めると共に、再び現れます。」 
「まず、自我が立ち現れ、それ自身を身体と同一視し、そして、世界を見るのです。」 
「それゆえ世界は、精神的創造物なのです。」 

「真我は、完全性の中で、幸福として在る。─ ラマナ・マハルシの言葉 ─」  

─ 1939年1月24日 ラマナ・マハルシとの対話より ─ 
 「過去を思いだそうとしたり、未来について発見しようとしたりすることが、何の役にたつというのでしょう。重要なのは、現在だけです。現在にかかわりなさい。そうすれば、それ以外のことは、ひとりでに収まるでしょう。」 

注記:過去も未来も幻想で、実在ではない。実在として在るのは、現在だけで、現在が、瞬間・瞬間・発生します。それを、自我 (心・マインド) が、連続したものとして認識します。この幻想を払うには、現在だけに、集中する訓練 (注:記憶を手放す等) が必要です。  

─ 1939年2月07日 ラマナ・マハルシとの対話より ─ 
 「もしあなたが、目覚めと呼ばれる夢、サンサーラから目を覚ませば、この現在の世界に対しても、興味を失うことでしょう。」 
 「そして世界は、自己の一部であって、客観的現実ではないということを悟るでしょう。」 
 「自分の周りにある物事が、自分自身から分離していると考えるため、あなたは、ものを欲しがるのです。しかし、もし全ての物事は、想念でできた形態でしかないことを理解すれば、もはや、ものを欲しがることも無くなるでしょう。」 

注記:意識は、「私」とは、言いません。身体は、「私」とは、言いません。意識と身体を繋ぐ「私」という想念の糸が、発生します。その糸に全ての想念は、結びついています。 
 「目覚めと呼ばれる夢、夢を見ている夢見と呼ばれる夢、深い眠りと呼ばれる夢」。そして、それを超えた、トゥリーヤと呼ばれる意識。 
 トゥリーヤとは? この意識の4つの状態の説明です。 
 ジャグラット (jagurat, jagrata)…起きている状態 (目覚めと呼ばれる夢) 
 スヴァプナ (swapna, svapna)…夢を見ながら眠っている状態 (夢見と呼ばれる夢) 
 シュシュプティ (susupti, sushupti)…夢を見ずに熟睡している状態 (深い眠りと呼ばれる夢)  

─ 1939年2月07日 ラマナ・マハルシとの対話より ─ 
 「時間という概念は、あなたの心の中にだけ存在しているのです。」 
 「真我の中に、時間という概念は存在しません。真我にとって、時間は存在しないのです。時間は、自我が現れた後に、概念として現れます。」 
 「しかしあなたは、時間と空間を超越した真我です。あなたは、時間と空間が存在しなくとも、存在しているのです。」  

  • トゥリヤとよばれる第4の意識 
    トゥリヤ、第4の意識って何? 2020-02-18 15:44:50 テーマ:ヨガ雑学
  • 目覚めているわけでもなく、夢を見ているわけでもなく、熟睡しているわけでもない。 

    不思議な意識状態になることがある。 

    これが、トゥリヤとよばれる 
    第4の意識 

  • シュシュプティにいることに気づく 
    サハジャ・サマディへの道-4~シュシュプティにいることに気づく 2021-07-28 18:57:35 | 目次付きの記事(1~10)
  •  今回のテーマは、「シュシュプティにいることに気づく」についてです。 
     人は、常にシュシュプティ (sushupti:眠り (睡眠)、深い眠りの状態) にいることに、気づく (aware) ようになることが、サマディ (samadhi) です。 

     起きている状態 (waking state - 注:ジャグラット、 jagrat:目覚め、起きている状態) でも、夢見の状態 (スヴァプナ、svapna:夢見、夢を見ている状態) でも、人は、常にシュシュプティ (sushupti:眠り (睡眠)、深い眠りの状態) の中にいることに、気づく (aware) ようになる。意識的に、この中 (深い眠りの状態) に入るようになる修練 (源に留まる修練) をします。

2. 「ウラドゥ・ナールパドゥ」より 

40 Verses on Reality - “Ulladu Narpadu” Ramana Maharishi 
 ラマナ・マハルシ:実在の40頌 - 「ウラドゥ・ナールパドゥ」より  

40 Verses on Reality - “Ulladu Narpadu” Ramana Maharishi 

24. Neither the body nor the Self says “I”:  
between them the ego rises and ties them together. 
24. どちらでもない。身体、または、自己 (Self:真我) は「私」と言っていません: 
 それらの間に、自我 (エゴ) が、立ち上がります。そして、それらを共に (一緒に) 結び付ける (縛り付ける)。 

The insentient body does not say “I.” 
The ever-existent consciousness is not born (thus cannot say “I”). 
The “I” of the size of the body springs up between the two: 
it is known as chit-jada-granthi (the knot which ties together the sentient and insentient), bondage, individuality, ego, subtle body, samsara, mind, etc. 
 象徴的な身体は、「私 (I)」とは言わない。 
 常に存在する意識は、生まれていません (したがって、「私」とは言えません)。 
 ボディの大きさの「私」は、2つの間に浮かび上がります: 
 チットジャダグランティ (chit-jada-granthi:感覚的で不安定な結び目)、束縛、個性、自我、微妙な体、サンサーラ、心などとして知られています。  

The body, unaware of its own existence, does not say “I”; and the Self which pure spirit, pure intelligence, has never come to and so, also, does not say “I.”  
 身体は、それ自体の存在を知らないが、「私」とは言わない;そして、純粋な精神、純粋な知性が決して来たこと (注:誕生したこと) はないので、それも「私」とは言いません。 

But somehow the intelligence under the compelling power of avidya (ignorance) assumes a body, 
comes to identify itself with this body and to call itself “I,” thus tying together body and soul in a knot, 
which is known as the knot of ignorance in the heart – literally the sentience-insentience knot. 
 しかし、どういうわけか、アビディア (avidya:無知) の説得力のある力の下での知性は、身体を想定しています。 
 この身体と自分自身を同一視し、自分自身を「私」と呼ぶようになり、身体と魂を結び目で結びつけるようになります。 
 これは、心の無知の結び目として知られています - 文字通り、感覚的で不安定な結び目。 

It is an extremely hard knot which defies centuries of births, but breaks of its own accord when Self-realization is achieved, and bondage and ignorance are destroyed forever. 
 それは、非常に硬い結び目であり、何世紀にもわたって出生しますが、自己実現が達成され、束縛と無知が永遠に破壊されると、それ自体の一致を破ります。 

“Samsara” means going round on the wheel of birth and death. In India, the wife is significantly also called samsara. 
 「サンサーラ」とは、誕生と死の輪に乗ることを意味します。インドでは、妻は、注意に値するほど十分に大きくまたは重要な方法で、さらにサンサーラとも呼ばれています。 

注記:significantly:in a sufficiently great or important way as to be worthy of attention.  注意に値するほど十分に大きくまたは重要な方法で。  

3. 参考サイト:直接体験とは 

─ 1938年6月10日 - ラマナ・マハルシとの対話より ─ 
 真我実現とは「無知」の消滅のことです。 

 「直接体験とは、存在そのものであって、感覚などではありません。」 
 「ハートの結び目が、断ち切られれば、疑いは、はれます。」 
 「これが、直接体験と呼ばれるものであって、あなたが、考えているようなものではありません。」 
 「無知の消滅だけが、真我実現です。」  

note 
2022-03-30 11:57:42〜2022-05-09 20:40:26 記述しました。
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