「レスター・レヴェンソンのリリーシング」- I'm trying to show you the entire way.

Lester:「私は、あなたに全ての道を案内しようとしています。」 2015-10-04-09:45JST

一度に一つの感情を手放す-06~前提が叶う(実現する)

2023-07-19 10:50:11 | 目次付きの記事(1~10)
一度に一つの感情を手放す-06~前提が叶う(実現する) 

 今回のテーマは、「前提が叶う(実現する)」についてです。
 自分の前提が、「【在る!】か【ない!】か。どちらに、なっているか?」を、自分に問いかけます。 

 前提が「全て必要なものは、私の中に在る」。「私に必要なものは、今全て私の中に在る」。 
 「私は、充分在る」。「私は、足りている」。「I am enough.」であると、「在る」が現実に現れます。 

 前提が「ない」。であると、「ない」が現実に現れます。 

 「ない」を「在る」に換える、インカンテーションです。 

「自分で何も考えない。そうすれば、完璧な潜在意識が、完璧な形となって、現実に現れます。」 
 注記:「神に全拓をする」ということです。自分で考えることを、捨てます。 
 私の中に「宇宙」が在ります、「宇宙」の中に「この世界」が在ります。宇宙は、私の身体です。 

 「自分の理想は、何か?」を、自分に問いかけます。 
 「自分の理想の人生は、何か?」を、自分に問いかけます。 
 「自分の理想の一日は、何か?」を、自分に問いかけます。 

 Svarūpa (スワルーパ) は、ヨーガの経典「ヨーガスートラ」に記されているサンスクリット語です。 
 「SVARŪPA (スワルーパ)」とは、「ありのままの姿」「本来の姿」という意味があります。 

注記:自分自身の真我 (自己) は、Svarūpa (スワルーパ) です。 

 Svarūpa (スワルーパ) であることを、思い出すことが、「レスター・レヴェンソンのリリーシング」のゴールです。

1. 自分自身の真我 (自己) 

 Svarūpa (スワルーパ) は、ヨーガの経典「ヨーガスートラ」に記されているサンスクリット語です。 
 「SVARŪPA (スワルーパ)」とは、「ありのままの姿」「本来の姿」という意味があります。 

注記:自分自身の真我 (自己) は、Svarūpa (スワルーパ) です。 

 以下は、引用です。 

■プルシャ (魂) 
 全知、全能、偏在。心ではない。物質でもない。自然でもないから変化することもない。 

■プラクリティ 
 この世を構成する基本物質。純粋な精神原理のプルシャに対する物質原理のプラクリティ。 
 プルシャは「見る者」である一方、プルシャ以外の全てはプラクリティであり、「見られるもの」。 

■プルシャの類義語 
 サーンキャ哲学ではプルシャという単語を用いますが、ヴェーダンタではブラフマンとアートマンという言葉が出てくる。 
 ・サーンキャ哲学:プルシャは個別の人の中にも存在するし、同時に遍在する魂。イーシュワラ (Isvarah, 至高の支配者) もプルシャの1つ。 
 ・ヴェーダンタ:ブラフマンは遍在する絶対的存在。アートマンは個別の魂。しかしヴェーダンタでは最終的にブラフマンとアートマンは同一であることを導く。 
 ということで、言葉は違うけれども似たようなことを説明しているようです。 

■チッタ (Citta, 心) とプルシャ (魂) 
 チッタ (Citta, 心) は主体として外界を見る。或いは、客体としてプルシャ (魂) に見られる。 
 プルシャ (魂) は常に主体。 
 「自分」とは、ある意味では目撃者であり、ある意味では行為者とも言えるが、本当は目撃者。”本当”を見失っていると貴方は行為者になる。 

■ヨーガの修練とチッタ (Citta, 心) 
 ヨーガの修練は「チッタ (Citta, 心)」によって行われる。プルシャ (魂) はヨーガの修練を必要としない。プルシャ (魂) は放っておけば良い。ヨーガの修練を必要としているのはエゴ (自我) である自分。教えが与えられるのもエゴ (自我) である自分。 
 より低い自分であるチッタ (Citta, 心) をエゴの行動から解き放てばプルシャ (魂) の輝きが増して「くつろぐ」ことができる。 
 寛ぎが増せば、チッタ (Citta, 心) が動いていない時はもちろん、チッタ (Citta, 心) が動いている時ですらヨーギはくつろぐことができる。ヨーギは行動を「楽しむ」。 
 聖典は、単なる知識理解のためのもの。エゴのための真理は、身近な生活にこそある。無私であることを学び、献身的な生活を送ること。行動は他者のために行うことでチッタ (Citta, 心) は平穏を得る。 

■ジーヴァンムクタ (聖者・解脱者) とグナ (性質, Guna = サットヴァ / ラジャス / タマス, sattva / tamas / rajas) 
 ジーヴァンムクタ (聖者・解脱者) になると、グナは目的を終えてその働きを辞める。 
 それまで、グナの目的はプルシャに経験を与えることであった。その目的がなくなり、グナは元々のプラクリティに戻る。グナとして発現していない時はグナはプラクリティのまま。プラクリティが発現するとそれをグナと呼ぶ。その発現が終わると、プラクリティはプラクリティのまま安住する。完全に浄化されて「純然たる意識の力が、自らの純粋な本性の内に安住する」。 

 ここに、パタンジャリが最初に述べたヨーガの目的は達成される。「チッタ (Chitta)・ヴィリッティ (Vritti)・ニローダ (Nirodhah)」が修練であり、スワルーパ (Svarupe)・ヴァスターナ (Vasthanam) が経験されること。 

「心 (チッタ、Citta) の作用 (働き、諸状態) を止滅することがヨーガ」(Yoga、ヨーガ・Chitta、チッタ・Vritti、ヴィリッティ・Nirodhah、ニローダ) 
「そのとき、見る者はそれ本来の状態に留まる」(Tada、タダ・Drashtuh、ドラシュトゥ・Svarupe、スワルーパ・Vasthanam、ヴァスターナ) 

 以上、 
「ラージャ・ヨーガ」(スワーミー・ヴィヴェーカーナンダ著)、「インテグラル・ヨーガ」(スワミ・サッチダーナンダ著) より  

Excerpt from Rare Recording of Lester talking on the Ego and Realization 
自我と実現について話している、レスターの珍しい記録 (録音) からの抜粋です。 

Make your behavior that which a Master would do. 
 「マスター (グル) のようにあなたの行動 (振る舞い) をしなさい」 
 The ego does not die easily, nor quickly. So do not become discouraged if you see that the ego doesn’t drop away quickly. 
 「自我は、簡単にも早くも死ぬことはありません。 それであなたが、自我がすぐに消えないことが分かったら、落胆しないでください。」 

--- 省略 --- 

And this process must be kept up until there is no more ego. And that place where there is no more ego, there we find God. There we find our very own self. 
 「そして、このプロセスは、自我がなくなるまで維持されなければならない。そして、それ以上の自我が存在しない (どんな自我もない所、) その場所で、そこに私たちは、神 (真我) を見つけます。そこに私たちは、自分自身の真我 (自己) を見つけます」  

2. ハートコヒーレンス瞑想 

 思考を停止する。には、ハートに意識を向けます。 
 心臓の位置は、左側。チャクラの位置は、中央。ハート (私の源) の位置は、右側。 

 思考 (想念) が起きると、直ちに次の問いかけをします。想念は消えて、私は源へと帰ります。 
 質問:「この考えは、誰に起こったのか?」 
 答え:「それは、私に!」 
 質問:「私は、誰か?」 

 観照者 (気づき:注-行為者ではない) という態度で、振る舞います。I AM (私は在る) の中で、気づきとして在ります。 

注記:「至高の実在」は、「気づき」を越えています。「気づき」は、「I AM (私は在る)」の中で、「気づき」として在ります。「気づき」は、背景のようなもので、今ここに常に在ります。 
 「I AM (私は在る)」は、肉体が消えると、消えます。心 (マインド) も消えます。肉体が知覚していた、この世界も消えます。 
 「気づき」は、何も変わりません。そのまま、今ここに在ります。  

ハートコヒーレンス瞑想 

覚えるのは、次の3つのステップです。一つ一つのステップには、1分ほどの時間をかけます。静かな環境 (空間) を確保して、目を閉じます。 

1. ハート・フォーカス (heart focus) ……… 心臓のあたりに意識を向けます。両手を重ねて心臓の上に置きます。脳が、頭を離れて心臓の方に降りていき、心臓にすっぽり覆われてしまうようにイメージします。 

2. ハート・ブリージング (呼吸:heart breathing) ……… 心臓で呼吸をしているように、5秒で吸って心臓を膨らませ、5秒で吐いて心臓をすぼませる。心臓に意識を向けながら、ゆっくり吸って吐いてを、数回繰り返します。 

3. ハート・アプリシエーション (感謝:heart appreciation) ……… 心臓に感謝の気持ちを広げます。どんなことでも良いので、無条件に口角が上がってしまうようなことを思い浮かべ、そのエネルギーで心臓を満たします。 

 この3つのステップのおさらい。これだけです! 

 1. ハート・フォーカス (ハートに意識を向けます)  

 2. ハート・ブリージング (ハートで呼吸しているように)  

 3. ハート・アプリシエーション (ハートに感謝を広げます)  

 不安や恐怖を感じた時や、イライラした時、迷った時、怒りそうになった時など、ハートとつながるプラクティス (練習、修練) を、します。 

注記:幸福は、愛 (loves) です。 意識を愛にフォーカスします。素粒子レベルで、愛と感謝を実践します。 
 幸福は、私たちの固有の自然な状態です。 
 幸福のための最良の定義は、平和 (peace:平安)、静けさ (tranquility:平静、安穏、静かさ)、そして静寂 (serenity) です。 

 幸福とは、無関心 (apathy)、悲しみ (grief)、恐れ (fear)、嫉妬 (jealousy)、怒り (anger)、そして憎しみ (hate:嫌い) のないこと (absence:不在、欠如) です。  

3. 参考サイト:幸福は、愛 (loves) です 

 幸福は、私たちの固有の自然な状態です。 
 幸福のための最良の定義は、平和 (peace:平安)、静けさ (tranquility:平静、安穏、静かさ)、そして静寂 (serenity) です。 

 幸福とは、無関心 (apathy)、悲しみ (grief)、恐れ (fear)、嫉妬 (jealousy)、怒り (anger)、そして憎しみ (hate:嫌い) のないこと (absence:不在、欠如) です。 

 幸福は、愛 (loves) です。  

A Love Exercise 
 愛のエクササイズ (愛の演習) 

Look at people around you and say, “I am you.” Look at one person at a time and watch what happens. Do this silently. 
 あなたの周りの人々を見て、「私はあなたです」と言います。一度に一人の人を見て、何が起こるかを見てください。 これを静かに行います。  

note 
2023-07-16 05:37:55〜2023-07-19 10:46:04 記述しました。
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