「満開だよ早くおいでー」と、北西の春風にのってネモフィラが囁いてくる。
前回覗いたときは、平地のネモフィラはホトケノザなどの野草に阻まれてまだ埋まっていた。
10日ほどで背丈が伸びたネモフィラが、お日様の光をいっぱいに浴び
一面の青いじゅうたんが続いていた。
近くの雁ノ巣には、航空交通管制部のVOR(超短波全方向式無線標識施設)がある。
このために、公園の上空は航空機が飛び交う。
ネモフィラの青い空に飛行機雲が漂っている。
べランでは洗濯を終えたばかりのたくさんのTシャツが夏を待っている。