今年の桜は、一気に開き折からの悪天候で瞬く間に散ってしまった。
雨の間の曇った週末、海ノ中道海浜公園へチューリップを撮りに朝一に出かけた。
天候不順な今年の天気は、チューリップの花さえ瞬く間に散らせるのではないかと気になった。
先ずは、今年満開の桜を見ることがなかった桜並木へと足を運んだ。
サクラは、ほとんどの木がわずかばかりの花をつけていたが
自転車道は、一面ピンクの花びらで覆われていた。
両側に咲いていたユキヤナギもすっかり花を落としていた。
三脚を据えて自転車が通るのを待った。
しばらくすると、小さな子供たちが走り抜けた。
気に入ったのか女の子がUターンし戻ってくると、Wowーと言いながら花びらの絨毯の上を駆け抜けた。
自転車で水溜りを駆け抜ける時のように、途中から両足を広げて過ぎ去った。
慌ただしい、今年の桜の季節も終わった。