天台宗の古刹である大興善寺は、福岡から南に小1時間も車を走らせる着くことができる。
ツツジと秋の紅葉の頃は、多くの見物人が訪れる。
春のこの時期は、契園の山肌を色とりどりのツツジが覆い尽くす。
参道の先にある両側にツツジが植えられた、長い階段を息を切らせて上ると山門がある。
その山門の向この風景を見るには、ちょっと息を整えてから見たほうがいい。
そう、息をのむ風景が晩春と晩秋に見ることができる。
500本ともいわれる境内モミジの代表格がここで迎えてくれる。
薄暗い山門を額縁として、その向こうにみえる鮮やかな新緑は期待を裏切ることはない。