おうどうもん(Oudoumon People of Hakata)

福岡周辺における祭りや四季の移ろいを・・・・・・

2014土谷棚田火祭りⅡ(夜空の彗星のように)

2014年09月25日 06時30分32秒 | 日記

 

土谷棚田の火祭りは、全国の棚田火祭りの、発祥だと説明があっていた。

当初は、油に火をつけていたらしいのだが

不具合もあってロウソクに落ち着いたという。

 

レンズに、ソフトフィル―とNDフィルターを装着して撮ってみた。

ロウソクの炎の揺らぎが、表現できればと思ったのだが

 

日が沈み辺りを闇のとばりが支配する頃には

ロウソクの小さな炎が揺らめく

青みを帯びる空と、わずかばかりの雲の隙間から

夕日が今日のプレゼントだよと、ほんの束の間、海を染めてくれた。

地上の星達の間を、車のヘッドライトが、まるで彗星のように流れていく

 

 


2014土谷棚田火祭りⅠ(待てば地上に星が降る)

2014年09月24日 06時30分34秒 | 日記

  土谷棚田は、長崎県松浦市福島町にある。ただし、佐賀県伊万里市と橋で繋がっている

棚田は日本棚田百選にも選ばれ、5月には水を張った田んぼと、

海に沈む夕日を狙う多くのカメラマンで賑わう。


  橋を渡ってしばらく走ると、シャトルバスの乗り場がある。

しかし、カメラや三脚を持ってバスに乗りたくないので

そのまま走って、会場からしばらく行ったところに、有料の駐車場がある。

遅く着くと満車になるので、 3時過ぎには着くようにしている。

 

この日は、雨が降ることもなく、かといってカラッと晴れた空でもなく

かろうじて雲の隙間から、時折日がさす程度だった。

地元の皆さんが出店してある売店で、ちょこちょこと小腹を満たし

待つこと3時間、空と海の色も微妙に変化し

棚田のあぜ道に並べられた、2700本のロウソクに100名の手で

火がともされていった。


 

 


ごっつくて何か

2014年09月21日 06時30分28秒 | 日記

このバッタ、イボバッタというらしい。

葉っぱの上から、警戒心アリアリの面構えで、こちらを伺っている。

最初は何がいるのだろうと思ったが、ファインダーをのぞきながら

だんだんと近づいていった。

 

逃げるだろうと思ったが、マクロレンズで1mをきるぐらいに

寄っても、ますますガンを飛ばしてくる。

よほど向こう意気が強いバッタなんだろう。

 

御面相は、見ての通りだが、よく見ると愛嬌がある。

でも、機械バッタのような顔だなやはり。

今年は、紅葉も早いのかそれとも、どこにでもいるように

気の早いのがいるのか。

 


田圃のSL三連水車(今日もゴットンゴットン黙々と)

2014年09月20日 06時28分55秒 | 日記

朝倉ICを出て杷木方面に、国道386号をしばらく走ると

右手に藤井養蜂店という、看板を見ることができる。

この裏手を流れる堀川用水に三連水車がある。

1790年頃に作られたこの水車は、

今も現役バリバリで、堀川用水の水をせっせと汲み上げ、近傍の田圃の水をまかなっている。

 

ほとんど目的を果たした、この時期、赤いカンナの花が水車を彩る。

このくらいの花の量でも、少し多いと思うので

上流にも育っているカンナに花がついたら

この角度では、水車が埋もれてしまうと、ひそかに思っている。

 

カンナは縄張りを広げようと、たくらんでいるだろうから

こちらの思いも、水泡に帰す可能性が大である。

まぁ、時々カメラを抱えていく人間と、生きることに必死な植物では

最初から勝負はついているようなものではあるが。

 

 


陽の当たる場所

2014年09月19日 06時30分14秒 | 日記

 

白い彼岸花に、柔らかなお日様の光があたっていた。

迷わずにハイキーに撮った。

黄色の彼岸花は、正確にはショウキランというらしい。

見た目には、赤い彼岸花と色が違うだけにしか見えない。

 

手前の花弁に光が当たり、奥の方は影になっていた。

弱いストロボの光を当てて撮ってみた。

 

赤はアンダー目に、

光の反射が強い黄色は、ハイキー気味に

シャッター押すにも、なかなか奥深く思考の泥沼にはまってしまう。

 

何枚もシャッターを押すと、写真を整理するときに面倒なので

シャッターを押したがる人差し指を、やめとけやめとけと前頭葉がブレーキをかける。

 

まだ、日中の日差しは心もち強いが

もう少しすると、日の当たる場所がここちよくなる。