おうどうもん(Oudoumon People of Hakata)

福岡周辺における祭りや四季の移ろいを・・・・・・

2014Fukuoka東区花火大会Ⅲ(見上げる夜空に花が咲き)

2014年09月10日 06時30分59秒 | 日記

花火大会が行われる香椎浜男海岸には、御島神社が鎮座する。

海中の岩礁に、鳥居が立っているがれっきとした香椎宮の末宮である。

香椎宮は、仲哀天皇が熊襲征伐の折にこの地で崩御され

神功皇后の神託によりこの地に、神殿が造営されたものである。

その様式は、香椎造りといわれ旧官幣大社である。

 

仲哀天皇の死にまつわるミステリアスな出来事は

歴史マニアの間で、百家争鳴の花が咲いている。

 

また、北九州が輩出した作家松本清張が、点と線で描いた

二つの香椎駅は、この近くにある。

 

仲哀天皇が実在したかどうかは、歴史家の間でも疑問視されているが

朱塗りの香椎宮にある綾杉のてっぺんから

仲哀天皇も「よき・よき」と言いながら空に広がる、花火を見ているのかもしれない。