福岡近郊でその年、最後の花火大会となるFukuoka東区花火大会は、例年、朝から空模様が心配される。
秋雨前線や台風時期だから、仕方がないといえば仕方がないのだが。
今年も、朝からどんよりとした灰色の雲が、空を覆い強雨が吹いていた。
それでも、花火大会決行のお知らせ花火が
厚い雲に阻まれ、ことさらドーンと大きく聞こえた。
レーダー雨雲を見ると雨雲近づいていたが、雨具を持って行くと降りそうなので持参しなかった。
花火大会を重ねるたびに、たくさんの露店が海岸を取り囲み、浴衣姿の男女で賑わっていた。
風向きを考えアイランドに、架かる橋の真ん中あたりに三脚を据え待つこと30分。
7時を回った辺りから結構しっかりと、雨が落ちてきた。
慌ててカメラバッグから、携帯シートを取り出しカメラと頭を隠した。
スマホの画面では、雨はすぐ止むはずなんだが大会開始の案内があるまで
パラパラと落ち続けた。
それでも、花火が打つ上がる頃には、風神雷神も花火が見たかったのか雨も止んだ。