おうどうもん(Oudoumon People of Hakata)

福岡周辺における祭りや四季の移ろいを・・・・・・

土に帰りし刻 (単焦点レンズに何度もダメ出しをされ)

2016年03月19日 07時00分12秒 | 日記

 

ヤブツバキの花が咲く時期を終え、地面に刻みを入れるように散らばっていた。

多少色褪せてはいるが赤い色は、落ちてもなおここに在りと主張している。

その先に少し歩いたところに、鳥の羽が散らばっていた。

明らかに捕食者の餌食になってしまった徴が、羽のほぼなかほどに残っていた。

それぞれ地面に刻まれた徴は、時が過ぎるとともに痕跡は消えていく。

土に返った赤い色は、やがて土の中からまた生じてその色を濃くさせて蘇る。

 

このところ単焦点レンズを持ちださないので、連れていけとうるさいのでお供をお願いした。 

ズームレンズはあまり動くことがなくズボラになるが、単焦点にダメ出しを食らってちょっと昔を思い出した。