あかない日記

写真付きで日記や旅行・趣味を書き留める

カンボジア紀行(87) 日本の皇室

2014-08-16 | カンボジア紀行

 

前回 カンボジア王室の話題でしたので 関連して日本の皇室関係を


シェムリアップ市内の土産店内に 秋篠宮ご夫妻の写真が飾れていた。

これは 2001(平13)年6月に カンボジアに訪問した時のもの

見出しには “新婚時代のような笑顔“とある。

秋篠宮殿下は これを機にカンボジアとの関わりができ

2012年10月に死去した同国前国王ノロドム・シハヌークの葬儀に参列のため。

2013(平成25)年2月にも訪れている。


また こんな話題もある 2001年に訪れたときに 

こちらで胡椒を栽培販売していた日本人の若者が
 
ご夫妻の励ましの言葉に寄り 失意の中「認めてくれる人がいた。

それも 皇室の方に。ならば もう一度頑張ってみよう。」と

転機のきっかけになり 営業形態を見直し 輸出中心だったものを

 カンボジアを訪れる外国人観光客への販売に強化したところ

 口コミで評判が広がり欧州への輸出も軌道に乗った。

現在は カンボジア人の契約農家が

 しっかりとした品質のコショウを生産して

 地元の産業として定着してきているそうだ。

 

 


カンボジア紀行(86) 王様の別荘

2014-08-15 | カンボジア紀行

 

市内に一般人が立ち入り禁止の地区がある。

国道6号がシェムリアップ川渡る手前右手一帯

写真右手 青い塀に囲まれた

王様の別荘」(シアーヌク・ヴィラ)地区がそうで

市内図を見ても立ち入り禁止と表示されている。
 
当日は 王様が滞在されていなようで 

進入禁止の柵や警官もいなかった。

また 王族の写真が行くところどころ 

街角にも掲げられられて

市民からも 親しみをもって迎えられているようだ。

別荘脇のオームチャイ通りに「シムリアップ州憲兵隊」もあった。

 

 

 


カンボジア紀行(85) アーティザン・アンコール

2014-08-14 | カンボジア紀行

 

オールドマーケットに ほど近い 

アンコール美術の伝統工芸品の技術学校


アーティザン・アンコール」に案内される。


日本語のできる案内人により 

木彫り 石彫り 漆塗り シルクペインティングなど


すべて手作業の工芸品製作の工房を見て回る。

カンボジア人は手先が器用とのこと

根気が必要とする細かい作業を進めている。

ここで学ぶ者は トレーニングの後 

工房に入って制作にあたるシステムになっているそうだ。

 構内には ショップもあって 特にシルク製品の品揃いシュムリアップ随一で

 販売店は空港の免税店にも入居しているそうだ。

 

 

 

 

 


カンボジア紀行(84) クロマー

2014-08-13 | カンボジア紀行

 

シェムリアップ・アート・センター内を

冷やかしてまわる内 店員に土産物を買うよう
しつこく勧められ

  伝統的なコットン製のスカーフで「クロマー」に目がいく。


このクロマーは 腰に 頭に 首に捲き 肩にかけ 汗をふき

 時には物を包んだりして


日本の 手ぬぐい・風呂敷のように万能布として 

カンボジア人には必需品になっている。 


柄も沢山あるが チェック柄が多い 

ファッション性はあっても防寒性はない。


素材や質などで値段が変わるが 当方は最安値で買い求める。


ついでにと アンコールワットの図が入ったTシャツも買い求めてしまった。

 


カンボジア紀行(83) シェムリアップ・アートセンターマーケット

2014-08-12 | カンボジア紀行

 

シムレアップ市内での昼食を終え

ツアーバスが到着したとこが「オールド市場」と思いきや

 シェムリアップ川を挟んだ対岸

シェムリアップ・アートセンターマーケット」だった。

こちらは 東京のアメ横に似たような市場 

現在カンボジアに対する投資額で

中国に次いで韓国が多く 当然に韓国の観光客も多い。

その韓国人に人気のあるマーケットだ。

 
店先にはカンボジア土産が並べられている。

まだできて新しいマーケットのせいか 

また午前中ということで観光客は少く

客は我々だけであった。

 

 

マーケット前を流れるシェムリアップ川には 情緒ある屋根付き橋が架かる。

 

 


カンボジア紀行(82) イオン

2014-08-11 | カンボジア紀行

 

我が住む街にもある見なれたイオンのロゴマークをつけた

トゥクトゥクが シェムリアップ市内を走り抜けていく。

あれ!ここにも「イオン」があるのかなと思って 調べたら

 2014年6月30日に 首都プノンペンの中心地に

カンボジア王国1号店として ショッピングモール

「イオンモールプノンペン」が 
オープンしている。

スーパーマーケットをはじめ 飲食店・衣類など190店舗が入る専門店街

また ボーリング場 シネコンまで備えており

オープンして3日間で 25万人が来店したという。

  我々が目撃した時点では 前宣伝のものであったのだが 

イオンは これを始めに ベトナムのホーチミン インドネシア・ジャカルタにと

 東南アジア諸国への進出を拡大している。

カンボジアも20年前は 内戦で生きるか死ぬかの国だったので

 イオンが大切にしている言葉に「小売業の繁栄は平和の象徴」をモットーに

 いまそんな国に、イオンが買い物する楽しみを運んでいると

 TV「未来世紀ジャパング・目覚めるカンボジア」(7/21)でも紹介されていた。

 

 


カンボジア紀行(81) 交通信号

2014-08-10 | カンボジア紀行

 

現地ガイドの説明では 首都プノンペンに次ぐ第二の都市でありながら

シェムリアップの街の信号は 数えるほどしかないそうだ。

こちらの歩行者用信号は 待ち時間が表示されて便利なようだが

まあ 信号はあってなきがごとくで

 ベトナムとは比較にならないほど 交通量は少ないものの


横断歩道でも 車もバイクも止まってくれることはないので

 注意を払いながら 横断しなければならない。


特に バイクの事故が多く 観光客が巻き込まれることも多いそうだ。

 

 


カンボジア紀行(80) アンコール国立博物館

2014-08-09 | カンボジア紀行

 

昼食を終えて外に出ると 真前に垢ぬけた大きな建物がある。

2007年にオープンした「アンコール国立博物館」だ。

アンコールワットやアンコールトム遺跡などから移設した

大小の彫刻や塑像など各テーマ 年代別に陳列 展示・保管してある。

その総数は 5千点以上といわれその一部を展示しており

 ”日本語イヤーホーンガイド”も準備されてあるそうだ。


館内には Tシャツやバッグ カンボジア伝統の

シルク製品など オリジナル商品もあり 


また ミュージアム・モールというショッピングモールも

併設されているそうだ。

 

 


カンブジア紀行(79) アジアンビュッフェレストラン(昼食)

2014-08-08 | カンボジア紀行

 

トンレサップ湖から 再びシェムリアップに戻って 昼食は 

  国道6号から北に進み シェムリアップ川を背にしてある

  アジアンビュッフェレストラン「トンレ・チャトモック」へ案内される。


バイキング方式でカンボジア料理 ベトナム料理が

所狭しと室内だけではなく 外にも配膳されており

どれを食したらよいのか迷うほどで

こんなに多くの配膳を見るのは初めてだ。

 


カンボジア紀行(78) 立ち退き

2014-08-07 | カンボジア紀行

 

 

  トンレサップ湖の見学後 再び シェムリアップ市内に戻る途中

 シェムリアップ川沿いには まだまだ多くの人々が生活を営んでいる。


 川にせり出してバラックが立ち並びスラム化しており

 また川の汚染も進んでいる。

 行政は いま生活環境や観光美化 護岸等から

立ち退きを促しているが 遅々と進んでいない

 しかし 市内に近づくほど 新しい橋が架かり

 環境整備は少々進行してはいるようだが

その環境・美観等ワープしたような落差がある。

 



 

 

 

 

 


カンボジア紀行(77) 水上の駅

2014-08-06 | カンボジア紀行

 

この建物は 水路上にある土産店・売店と食堂であるが ツアー一行もここで小休止。

当方は 日本の道の駅に似た「水上の駅」と見たが。

テーブル席もあって 別の客が トンレサップ湖で取れたエビを茹でたものが

名物とかで ビール片手に食べていた。


別室では トンレサップ湖の生態や水上生活の様子を

伝える写真や道具が資料館のようにある。

店脇の生簀には ワニが飼育されていたが

 売店には ワニの干物・靴・鞄もあった。


しかし ワニの肉は食べないそうですが。

 また 2階は展望台になっていて トンレサップ湖を360度見渡せ
 
周囲の水上家屋をも 近くに見ることができる。

 

 


カンボジア紀行(76) 水上の教会

2014-08-05 | カンボジア紀行

 

ポルポト時代の影響なのか シェムリアップ市内では教会を見なかったが
 
ここに 水に浮かぶ珍しい教会があった。


資料によれば 
このカトリック教会は

 地域の子ども達を対象に識字教育 衛生教育などを行なっている。


また 湖畔の陸地は 主に多数民族である「米の民」クメール族が住み 


一方 湖には「魚の民」ベトナム人の多くが暮らし別の世界が展開している。


何世紀も前から カンボジアは ベトナムによって国土を侵食され

 内戦時代は 軍事的にも 政治的にも 支配されてきた事から

 クメール人のベトナム人に対する悪感情は しばしば 社会の問題となっている。

そのため 特にトンレサップ湖内に住むベトナム人の中には

 陸地のクメール人社会と接触を持たず 

湖上にある独自のベトナム人社会の中だけで 暮らしている人々もいる。

それ故 子ども同士の交流を通して 

クメール人とベトナム人の和解を目指しているそうだ。


ここにも 目に見えない時事問題が潜んでいた。

 


カンボジア紀行(75) 漁業

2014-08-04 | カンボジア紀行

 

トンレサップ湖は 水産資源が豊かで 

300種以上の淡水魚が生息しているそうだ。

水上生活者は100万人がいるが 

この人々を食べさせるだけの豊富な魚が捕れて 


その恩恵を受けて 更に市場に売って生計を立てている。


しかし この水産資源の豊富ゆえメコン川を辿って ベトナムから難民が押し寄せ

 
水上生活者の半分は ベトナムからの難民とか


また カンボジアの国民一人あたりの淡水魚漁獲量は 年間約20 kgと世界一。

しかし 雨季は 稚魚を育てるため 禁漁期となっており

 収入を得るのは 乾季だけのため

 
年を通じて十分な収入を得ていないとのこと。

 


カンボジア紀行(74) 水上生活

2014-08-03 | カンボジア紀行

 

このトレンサップ湖の上に生活する人々は 100万人にも及び 集落を形成し

学校・市場・診療所・警察・教会等 生活に必要なものは

全て この湖上に浮かび 一つの町となっている。

このトンレサップ湖 雨季乾季により 3倍も面積を変えるため護岸がなく

水上生活者は 水位の増減とともに 年に5~6回移動している。

それ故か 住民の多くは 住所もなく 身分証明書をも持っておらず
 
陸上で働くことも ままならない状況にある。

水上での生活は 漁業ではあるが 主に自給自足で

 中には ワニや豚も飼育し 水耕栽培もしている。


そんな日常生活の様子は 

NHk―BS 「アシア食紀行~コウケンテツが行くカンボジア 」や


「ぐるっと インドシナ半島3000キロ」でも放映され


発電機も備え 電気機器もある そんな実生活を見ることができた。

 


カンボジア紀行(73) 水上学校

2014-08-02 | カンボジア紀行

 

この水上の建物は 小学校のようです。

この学校も 水の上にあるため 湖の水位により年に1~2回移動することもある。 

カンボジアの義務教育は 日本と同じ6・3制の無償で受けることができる。

だが 就学児童は年々増加してはいるが まだ少ない現状にある。


学校に行けない理由は 日々の生活が精いっぱいであって

 一家の手伝いやらで 高学年になるほど 働き手となるということによるようだ。

加えて 学校が遠くて通うこともできないこともある。


ここも 中学校は10km以上離れた シェムリアップ市にしかない。


先のシェムリアップの小学校でも話題にしたが

国内に小学校は7000校ほどあるが 

しかし 教師の数が足りなく 学校としての機能を果たせないところもある。

こうしたことは ポル・ポト時代に教育制度が破壊され

 現在も その影響が大きい。