ガイドから示された 2冊目の本は 前回話題にした
当時13~15歳の台湾出身の少年工たちが 軍需工場「高座海軍工廠」で
戦闘機などの生産を担った人々に焦点を当てている
「台湾少年工」(石川公弘著)だった。
「台湾少年工」とは 1944年 台湾少年工の第6期工として
高座海軍工廠にやってきた。
「台湾は貧しく、勉強ができなかった。
働きながら勉強でき なおかつ国のためになると思った」と
当時を振り返るのが 本書。
同工廠には、台湾から来た約8400人の少年工が働いていた。
戦闘機の大量生産の必要に迫られた日本が 労働力不足を補うため
当時日本の統治下にあった台湾の優秀な少年を
1943年から7回に分けて動員された。
少年工は 大和市上草柳にあった寄宿舎で暮らしながら
戦闘機「雷電」などを生産していた。
そんな歴史があったこを 今知る。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます