あかない日記

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静岡紀行 三島市 三嶋大社 矢田部式部盛治

2018-12-14 | 国内・静岡

 

          矢田部式部盛治の銅像 (1954(昭29)年建立)

 
 神門手前 左脇にこの像がある。

 古代から三嶋大社の神主を務めているのが矢田部家。

 三島宿の教育文化の発展にも尽力した代々の神主の中でも

 矢田部式部盛治は 幕末・維新と三島を守った人物。


  資料には


 1824(文政7)年に掛川藩家老職橋爪家に誕生し

 20歳で矢田部家の養子となり 1850年家督を継いだ。

 1854(嘉永7)年の東海大地震で全壊した大社の建物を復興するため
 全国を行脚し勧進(募金)をつのり
 1869(明治2)年 現在に見る建物群の再建を果たす。

 明治維新の混乱時には伊豆の神官たちを集め
 伊豆伊吹隊を結成して三島を守り

 また 祇園山トンネル(水路)を開き 
 現在の加茂川町一帯に 10ha以上の新田開発を行っている。


 1871(明治4)年 惜しまれつつ48歳で亡くなった。

 

 


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