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生活之音楽ピース社

~そしてピアノとすこし猫~

ブルクミュラーによる音楽紙芝居!

2012年11月21日 | 音楽
ブルグミュラー関係のネタですよ!
去る11月18日、「音の台所」(茂木淳子さん)が手がけたブルクミュラーによる音楽紙芝居、
「月夜のナイチンゲール」@杉並公会堂小ホールを見て来ました!

紙芝居といっても、大きな映像で茂木さんのイラストが映し出されます。
お話はアンデルセン童話「中国皇帝のナイチンゲール」。
構成、イラスト、語りと3役を茂木さんがこなした小さな舞台。
キュンとくる可愛い絵とともに、優しい茂木さんの声が物語を進めます。
ナイチンゲールが歌う声に「やさしい花」が使われ、
その他のシーンでも、「なぐさめ」「せきれい」「澄みきった流れ」「心配」「アヴェ・マリア」が
すごく効果的に使われるんです。びっくり!ピアノの演奏は川津直子さん。
柔らかな音色で、茂木さんのささやくようなお声とのコラボは見事!

会場のお写真はコチラ

本物のナイチンゲールと、機械仕掛けのナイチンゲールとが、
無理やり競わされて歌う場面(かわいそう!涙)では、
「やさしい花」が右手と左手が微妙にズラして演奏されたり、
病床の皇帝を描いた場面では「心配」が超スローテンポで演奏されたり。
まるで、書き下ろしなのかっ!?というくらい、音楽とお話と絵がしっくりきてすばらしい舞台でした。
こういうブルグミュラーもあるんだな、とまたもや関心!

またもや、というのは、
先日神楽坂で近藤良平さんがブルグミュラーを完全ダンス化したというハンパない舞台を見て、
鼻血でそうなくらい興奮したばっかりだったんです。

音楽紙芝居は、これまた、まったくの別世界で。
どんだけ解釈の幅が広いんだか!ブルグ25よ!!

45分の舞台を見まがら、「再演してほしい~」と思ってましたらば、
また12月2日に、墨田区の多聞寺で行なうんだそうです!
これはこれで、また行きたい。(あ~でもシゴトで行けない・・・涙)
詳しくは、「音の台所」さんのこちらのページへ!

杉並では0歳の赤ちゃんも出入可だったんですが、
けっこうオトナがしっとり楽しむのにもいい内容だと思うんですよねー。
もうちょっとしっとり見たいかもな、と。

でも一つ面白かったこと。
アンコールとして、最後に川津さんが「アラベスク」をお弾きになったんですが、
なんと、このときばかりはチビッコたちもシーン・・・と聞き入ったんです!
あの曲のマジナイ的効果、おそるべし!
日本ブルグ受容の奥深さ、まだまだありそうだね。

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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
やはり (ひでP)
2012-11-29 23:34:43
ブルグ48を結成されたら、と。
これだけ盛り上がっているのなら…
と思いました。
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ひでPさま (飯田)
2012-12-03 01:10:24
あっ、ひでPさま!
コメントありがとうございます。
私も、あのあと、わがブログを見て、
やはり「BURG48」構想を練らずにはおれませんでした・・・・
中央ドのセンターを飾るのは、
「貴婦人」でしょうが、
最初にソロデビューを果たすのは、
「スティリアの女」だと思われます。
返信する
なるほど (ひでP)
2012-12-03 23:00:27
BRG48ソロデビューは、
スティリアの女か。
なんだか、舞曲得意そうですね。

すみません。
しょうもないコメントして。

結成祈ります。
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ひでPさま (飯田)
2012-12-04 12:45:15
いえいえ、ありがとうございます。
では、スティリアの彼女のソロデビュー曲は、
「トルコ風ロンド」でいきます。
(↑25の練習曲以外で、知る人ぞ知る曲)
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