あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

大事なこと

2011-09-17 07:46:24 | Weblog
昨日はずっと横になっていた。
だから、腰は少しいい。でも、まだ痛いな。

吉村昭の「縁起のいい客」を読了。金沢で買い求めた文庫本。
おもしろかった。
そうか、そうかと読む、考え方、感じ方が同じかもしれない。
彼も、そんなことを他の人について書いているくだりがある。
また、本について同じひとが書いても好きなものと違うものがあると。それでいいと。そのことについては私も感じていた。
たとえば、Aさんの書く童話、小説が全て好きではないということ。でも1冊だけ、感動するものがあれば、やはりAさんという人を身近に感じ、尊敬するのである。


昨日、次女から手紙をもらう。
口ではうまくいえないからと次女はよく手紙にしたためる。
大事なことがたくさん書いてあった。
文章は相変わらずうまいなあと思う。

簡単に返事できないことがずらり。
かつての母を思い出す。
私が横浜に行くと言ったときの母の気持ちと父の気持ち。

親って何だろうね。

子どもには自立してほしいのだけど、あくまでも近くにいてほしいと思うよね。
こういう手紙をもらうと何気なく過ごしている日々なのだけど、時間は確実に流れているんだとあらためて思う。

次女を信じて見守ることが親の務めか。

夜、夫と長女と息子で話す。
嬉しい内容もあったから、それはそれでいいのだけど、母としてはなんとなく淋しい。
でも、世界も狭くなっている?
いつぞや次女が「ロサンゼルスっておかあさんが鹿児島から横浜に来たようなものだよ」って言った。
それにしても私にはまだ遠い。ロサンゼルス、ニューヨーク、アトランタ・・

さて、次女にとっての幸せは何か?

本音は日本で働いてほしいってこと。
ロサンゼルスの競争率の激しいところに合格したということはありがたいことだろうけど、複雑です。


お昼にふるさとのE子さんと久々に電話。
やっぱりいいな。
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