fika.通信

はじめまして、札幌市南区澄川にある菓子工房 fika.です。お菓子のこと、その他のこと、お知らせいたします。

大人のハンカチ。

2011-11-30 11:59:51 | ZAKKA
ハンカチが好きです。

街のオフィスで仕事をしていた時(はもう遠い昔ですが…)は、会社の帰りの

寄り道デパートで、薄い華奢なハンカチを買っていました。

時は流れ流れて、オフィスビルからもとんと離れて、

市民農園で畑を作る(のは夫。私は下働き係長)とか、秋の公園で

子どもと一緒に山ほどどんぐりやきれいな葉っぱを拾うとか、

よりによってかんかん照りの日に帽子忘れて頭にかぶる、とか、

ご馳走持ち寄りの会で持っていくタッパを包む、とか、

そういう生活になると、華奢なハンカチよりも大ぶりで、しっかりした生地の

ハンカチの出番です。

洗って干して、アイロンを掛けて、汗も涙も拭いちゃって、また洗って

干して何度でも。ハンカチはかなり働き者です。えらい!

好きが高じて自分で縫うようになったハンカチ、fika.でも店に並べました。

色がだんだんと減っていく、北海道の長い冬、こんなハンカチはいかがでしょう。

ホリディ・シーズンの部屋のかごにかけても、

お弁当やお菓子を包んでも、ぴったり!です。fika.の焼菓子をいくつか

包んでプレゼントにする、なんていうのも、嬉しいなあ。

なんとも風合いのいいコットンとちょっと北欧風の赤い色、

赤いものを身につけてお祝いをする慣わしのある60歳を迎える方への

贈りものにしても、素敵と思います。



◇fika. おとなのハンカチ   約50cm×50cm   500 yen

11月30日(水)、本日のfika.

2011-11-30 10:48:48 | メニュウ
こんにちは。

雪が少し降りました。なんだか少し嬉しいです。

さて、本日のfika.は、定番のマフィン(シナモンりんご、

お豆、プルーン、ブルーベリー)の他、

今日は小さいサイズの果物のタルトが3つ焼けています。

ブルーベリーは生クリームの入ったクリーミィなアパレイユに

仁木町のブルーベリーがたくさん入っています。

人気のりんごのタルトと洋梨のタルトはアーモンドの

クリームに、それぞれ果物の持つしっかりした味が特徴です。

洋梨は今季のコンポートがなくなり次第終了、もうすぐ

おしまいになります。

昨日から登場のブラウニーもおすすめです。

ご試食用に小さく切ったものをご用意しておりますので、

ぜひお味見下さい。


◇fika. 小さいサイズのタルト  りんご     500 yen
     (約10cm)      ブルーベリー  500 yen
                 洋梨      550 yen

◇ブラウニー          1CUT      70 yen~

11月29日のfika.

2011-11-28 22:25:01 | メニュウ
晴れの日が続くようですね。

さて、29日(火)のfika.メニュウは、

定番のマフィン、りんごのタルトの他、胡桃のタルト、

濃厚なブラウニー(これも胡桃が入っています)、

カヌレ、サワークリームのチーズケーキなどなど。

シュトーレンもひそかに(?)人気です。

シュークリームは、13時をめどにご用意いたします。

お散歩の途中、ぜひどうぞ。


◇マフィン(りんごシナモン、お豆、プルーン)  各 220 yen
◇りんごのタルト     500 yen
◇胡桃のタルト      550 yen
◇サワークリーム・チーズケーキ  160 yen
◇シュークリーム(カスタード)  150 yen

遅くなりましたが、本日のfika.

2011-11-28 13:04:49 | fika.
こんにちは。

いいお天気ですね。冬が終わったようです。(終わってないけど。)

本日のfika.は、定番のりんごのタルト、新顔のくるみのタルト、

きなこと黒蜜・お豆のケーキ、シナモンアップルマフィン、

紅茶のシフォンなどなどが焼きあがっております。

くるみのタルトはアーモンドクリームにくるみのヌガー、

その上に更にアーモンドのクランブルを散らしたリッチな

味わい。さくさくのこりこりです。

一番おすすめしたいお豆のケーキは、北海道の地豆であるところの

「貝豆」をたっぷり焼きこんだ、しっとりパウンドです。

カット売りのみと致します。コーヒーにもほうじ茶にも

合う、出来の良い子です。

週初めのお茶の時間に、いかがでしょうか。


◇胡桃のタルト       550 yen
◇きなこと黒蜜、豆のcake 150 yen(1piece)
◇紅茶のシフォン       110 yen
◇マフィン(シナモン林檎・お豆・プルーン)
              各220 yen     などなど。




魔法の器。

2011-11-26 18:49:55 | fika.like
器にはそんなに凝るほうではありません。

それはなぜなら、なぜなら、面倒くさがりで粗忽者だから。

まったくお恥ずかしい話ですが、どうも物の扱いが雑なせいで、

大事な器に限って、がっちゃーん!あーーー!!やっちゃったー!!

ということが多いんですよねえ…。

2011年もそろそろラストスパートですが、今年一番の

がっちゃん系大失敗は、娘が自分のお小遣いでプレゼントしてくれた

ねこちゃん模様のガラスのコップを割ってしまったこと。

あー私のバカバカバカ!と何度後悔してもあとの祭りであります。

(ちなみに娘には恐ろしくてまだ告白していません。いつ言おう…)

そんなわけで、素敵な器を見ても、「だめだめうちに来たらすぐに

はかなくなる運命…」と思ってなるべく手を出さずにいたのです。

いたのですが、その制止も抑えきれずに、しかも窯元さんの予定で

焼き上がりを待つこと数ヶ月、わくわくと待って手に入れたのが、

写真のスープ皿。子鹿田(おんた)焼きという手法で大分県で焼かれた

ものです。両側に持ち手がついていて、丸みのあるフォルム、かぼちゃの

皮のような色と内側のうすくグリーンがかったクリーム色、整っているのに

温かみのある櫛書きの模様、一目惚れです。ああこのスープ皿にかぼちゃや

ジャガイモのポタージュをよそったらどんなに美味しそうに見えるかしら、

おでんや根菜と鶏肉の煮物なんかも、そうそうおそばやうどんも、果物の

コンポートにクリームを添えたのを盛ってもよさそう。そう思ったらもう止まりません。

うちにやって来て、お米のとぎ汁で一晩締めて、使い始めたときの嬉しさよ。

柔らかさが身上の土ものなので、シンクに下げる時も他の器といっしょにせず、

洗ってすぐに布巾で丁寧に水を拭き取り、なにせスタッキングしにくい形なので

間にクッション材の布をはさんで重ねてそうっとしまう、お嬢さん扱いを

しています。粗忽者、ちょっと返上です。

そうしてお世話を丁寧にしながら、大事なものを丁寧に扱うことはなんだか

いいなあ、動作も音も丁寧になるし、そうして大事にしている器に料理をよそう

のも、なんだかいいなあ、と思うのです。

ね、温めなおしのかぼちゃのスープとミートパイも、ご馳走に見えるでしょ。

私の適当料理でも、実に美味しそうに見せてくれる、メニュウが少なくても

さみしく見えない、魔法の器です。これからも大事に大事にしましょう。