5月２日（金）、GWの前のfika.

こんにちは。


４月８日に更新をしてから、１ヶ月も間があいてしまいました。

まったく、“光陰矢の如し”です。

１ヶ月の間に、残っていた雪はすっかり無くなって、雑草の芽の緑も可愛いなあと

思っているうちにクロッカスも咲き出し、春のコートがなくても外に出かけられるようになり、

そして今日は急な暖かさで慌てて咲き始めた小学校の桜が、もう満開でした。





桜の隣で、校庭に揚げられた鯉のぼりもそれはそれは元気いっぱいでした。




春ですね。何度も何度も、春が来たなあと思います。

何度も嬉しく思います。春はほかの季節よりも、お得感（？）があります。





ということで、GW前のfika．、今日は小学校の参観日がありましたので、

一時店を閉めておりました。お知らせもせず、大変申し訳ありませんでした。

近頃のfika.、タルトは定番のくるみのタルト、ヘーゼルナッツのタルト、甘夏みかんのタルトのほか、

日替わりで苺のタルト、さくらんぼのタルトをお出ししております。

上の写真は、バースディにご注文をいただき、１８cmのサイズでご用意した苺のタルト。

バニラビーンズを贅沢に使ったクリームチーズのフィリングの上に、工房で作った苺のコンフィチュールを

載せ、更にその上にカスタードクリームをたっぷり絞り、苺をたくさん載せました。





こちらはさくらんぼのタルト。同じくクリームチーズのフィリングに余市のさくらんぼで

作ったコンポートをたっぷり載せて、生クリームでデコレーションしてあります。

あちこちの桜を眺めた後のお茶の時間に、ぜひどうぞ。





桜のサブレもご好評につき、もうしばらくご用意いたします。

もうあと少しでソメイヨシノは散ってしまいますが、八重桜や千島桜、さくらんぼの桜などは

これからです。北海道庁の赤レンガ前の庭には、たくさん八重桜の木があり、

ソメイヨシノの楚々とした姿とはなかなか対照的な、桃色の（桜ですけど）花が楽しめます。

お花見のお供に、いかがでしょうか。





こちらは根強い人気の濃厚なブラウニー。先だって、「さっき買ってみて美味しかったから」と、

お客さまに１日に２度ご来店いただきました（ありがとうございます！）。

ずいぶん暖かくなりましたが、急に冷たい風の吹く日があったり、夕方はひゅーっと気温が

下がるのが北海道の春です。そんな時はやっぱり暖かいお茶とブラウニーが出番です。





庭仕事の季節も到来、この連休はあちこちで花や野菜の苗を仕入れる予定、

という方も多いことでしょう。

庭仕事の後や連休の後のお出かけ休みのお茶の時間にちょうどよいお菓子をご用意して、

お待ちしております。

どうぞよいＧＷをお過ごしくださいませ。



■菓子工房　fika.　５月３～６日（火）　ＧＷ休業　

　　　　　　　　　 ５月７日（水）　１１：００～１８：００　通常通り営業



◇fika.タルト　　
　　　　　　　
　　　　　　　　　（ヘーゼルナッツのタルト）　　　　　　　　　　　　　600 yen

　　　　　　　　　（苺のタルト　ガナッシュ＆チョコレート）　　700 yen／300 yen(mini）

　　　　　　　　　（さくらんぼのタルト）　　　　　　　　　　　　700 yen

(くるみヌガーのタルト）　　　　　　　　　　 650 yen /　280 yen

　
　　　　　　　　　（甘夏みかんのタルト）　　　　　　　　　　　600 yen

◇fika．シュークリーム　　　　150 yen

◇きなこのポルボローネ　　　　180 yen

◇アーモンド・ぱりぱり　　　　150 yen

◇アーモンドの焼きメレンゲ　　100 yen　

◇くるみとチョコの焼きメレンゲ　　140 yen

◇桜サブレ　　　　　　　　　180 yen

◇チョコレート・クロケ　　　220 yen




　　　　　……　などなど。

1st Anniversary．

菓子工房　fika.は、１０月１４日で満１歳の誕生日を迎えました。

昨年オープンしてから１年間、たくさんのお客さまにお越しいただきました。

駆け出しの小さな菓子店を温かく見守ってくださった皆さまに、

感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。



一番最初、お一人目のお客さまは開店してすぐいらしてくださいました。

「お客さま、ひとりくらいは来てくださるかな？」とのん気に思っていたので、

緊張して心臓はばくばく、手はふるえ、お買い上げくださったお菓子を

お渡しするのを忘れる始末。あの時のお客さまには、本当に失礼を致しました。

ほかにもご迷惑をおかけすること数え切れず、思い出しても冷や汗が出ます。


それでも、北海道の小麦粉、バター、平飼いの元気な鶏さんが産んでくれた有精卵、

なるべく地元でとれる果物や野菜を使って、毎日お菓子を焼いてきました。

まだまだしばらくは駆け出し、要勉強の身ですが、

皆さんのお茶の時間をfikaの菓子でお過ごしいただけるよう、

心を込めて作りますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。






上の写真は、fika.の誕生日に作ったデコレーションCAKE。

デコレーションは子ども達の作です（念のため）。

菓子工房fika.は、お客さまにもちろん一番お世話になっているのですが、

この１年は家族の協力なくしては進んでゆけない１年でした。

ありがとう、本当に。

ささやかなお礼のCAKEは、子ども達のリクエストで、チョコレートクリームの生デコレーション、

トッピングはブルーベリー、ケーキの中には今年の余市町産のさくらんぼのコンポートを

クリームといっしょにたっぷりはさみました。

チョコレートクリームの味わいに、さくらんぼの優しい酸味がとても美味しいのです。

今年のクリスマスCAKEに登場の予定です。





ということで、菓子工房fika.、１周年記念企画（というほどでもありませんが…）としまして、

本日より３日間、普段は１５０円のシュークリームを１００円とさせていただきます。

また、ささやか～…なおまけのビスケットもご用意しておりますので、お買い上げの際に

もしお渡し忘れるようなことがありましたら、「あら？おまけのビスケットは？」と、

ぜひぜひお声掛けくださいませ（忘れないように、気をつけますが…）。



皆さまのお茶の時間に、fika.の菓子をご一緒させていただけると、幸いです。




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　菓子工房　fika．

あの日のルバーブ・ケーキ。

こんにちは。

今週も、夏だよ！今日も暑いよ！と、朝から宣言されているような

日々でした。本州の暑さに比べればちっとも！かとも思いますが、

1年の１／３は冬、というような町に住む北国仕様ですので、なかなか

つらいものがあります。ですが北海道の夏はあと2週間ほど、お盆を

過ぎればとたんに秋風、秋の空です。あと少しの夏、頑張って楽しむことに

しましょう。


さて、本日も暑い中、お客さまにお越しいただき、シュークリームは

いつもよりも多く作りましたが、売り切れました。ありがとうございます。

今週は冷たくして楽しむタルトを日替わりでお出ししておりました。

週明けも、生クリームとバナナの組み合わせが嬉しいプリンタルト、

クリームチーズのフィリングに苺やさくらんぼのコンフィチュールが

たっぷり載ったクリームチーズ・タルトなどなどをお出し致しますので、

アイスコーヒーやアイスティなどといっしょに、ぜひどうぞ。

お日持ちのするビスケット類も、定番のアーモンドぱりぱり、

アーモンドの焼きメレンゲ、ココア・クロケ、塩バターサブレ、

アーモンドの焼きメレンゲ、などなどでご用意しております。

夏休み、久しぶりに会うあの方へのちょっとしたお土産に、いかがでしょうか。



さて、今日の扉のパウンド・cakeはルバーブのcake。

ルバーブは、茎の赤い（緑のものもありますが）、蕗とイタドリの

間のような植物で、見た目はどう見ても野菜ですが、砂糖で甘みを加えて

ジャムやコンポートにしたり、そのままケーキやタルトに焼きむこともある、

果物（？）です（果物の定義は確か“木になる”果実でしたので、果物とは

違うかもしれませんが）。

ルバーブは酸味が強いのですが、わりと穏やかな酸味で、独特の繊維質の

感じがお菓子に合うのです。そのルバーブを焼きこんだパウンドケーキ、

fika.をオープンするずーっと前、お菓子屋さんを開くことなんてまったく

予定になかった頃、よく焼いていたケーキです。ヨーグルトがたくさん入った

ミルキーでしっとりした生地に、ルバーブが酸味を添えて、オーブンに入れる

前に振ったシナモンシュガーがちょっと大人っぽく、なんとも美味しいのです。

このルバーブ・ケーキとお茶のポットを持って、週末のドライブやカヌーに

出かけていました（…と書くと、うわーなんか素敵、ですが、その頃は

わりとそういう生活だったんですよねえ…今思うと、ぜいたくですねえ…）。

ルバーブ・cake、しっとりとしているがために日持ちがしないのが難点ですが、

冷蔵庫に入れても硬くなりませんので、暑い季節のお茶の時間に向いています。

週明けのfika.に登場させる予定ですので、カヌーに乗る予定のある方も

ない方も、真夏のお茶の時間に、ぜひどうぞ。



毎日暑くて大変ですが、夕方陽射しがやわらいでからの風の気持ちよさは

また格別です。夏ばてに気をつけて、よい週末をお過ごしくださいませ。







◇fika.キッシュ（たまねぎ＆ズッキーニ＆ミニトマト）　 260 yen

◇くるみヌガーのタルト（ミニサイズ）　　　　　　200 yen

　　　　　　　　　　　（10ｃｍサイズ）　　　　　550 yen

◇ハスカップ＆クランベリーのタルト　（10ｃｍサイズ）　　　　　500 yen

　　　　　　　　　　　（ミニサイズ）　　　　　　200 yen　　　　

◇プルーンのタルト　　（10ｃｍサイズ）　　　　　500 yen　（※今季終了しました）


◇ココアとくるみのクロケ　　　170 yen

◇きなこのポルボローネ　　　　170 yen

◇アーモンドの焼きメレンゲ　　80 yen

◇アーモンド・ぱりぱり　　　　120 yen

◇プリンアラモード・タルト　　600 yen





　　　　　……　などなど。

5月２日（水）、本日のfika.

こんにちは。

本日のfika.、ずいぶんひさしぶりになってしまいました（4月26日が最後、ということに気がついて、

びっくり！しました）。しかも、昨日はお知らせもせずに店をお休みしてしまいました。

いらして下さったお客さまには、ご迷惑をおかけいたしまして、大変申し訳ありませんでした。

昨日のお休みは、実は実は、腰痛のせいでした。もともと腰痛持ち（やだなぁ。）なのですが、

4年に一度くらい、くるのです、どかんと、「いたーい！もう動けないー！！」というような腰痛が。

ぎっくりとはまたちょっと違うのですが、いつものとは違う尋常ならざる腰の様子に慌てて鍼灸師の先生の

ところへ駆け込んだ（もとい、這っていった、という方が事実に近いです）のですが、鍼灸師の先生の

的確な治療をもってしても、昨日は復活出来なかったのでした（先生にも、「今日は安静にしているように」との

ご指示を頂きました）。今朝もまだかなり辛い状況でしたが、もう一度鍼治療をお願いして、今日はなんとか

復活いたしました。やれやれ。

腰は体の要、という字をあてているだけあって、腰が痛いと全体にとても調子が悪くなります。

体の中の流れがとまって、消化器系も元気が出ないし、頭もぼおっとして、体もだるい、という感じ。

体の調子が出ないと、気力もトーンダウン、まったく気力と体力は上がるときはともに上がり、落ちるときも

ともに落ちます。が、体の調子が良くなかろうとも、素晴らしい大曲を作曲したマエストロにはもちろん及ばずとも、

家族に暗い顔を見せて迷惑をかけないように、体力も気力ももうちょっと鍛錬を積まねばならぬ、と思った次第です。

ということで、言い訳が長くなりましたが、そんなこんなでいろいろな仕事が押してしまい、fika.通信の更新も

ひさしぶりで遅い時間になってしまいました。申し訳ありませんでした。



本日のfika.、そして最近のfika.は、ビスケット類が人気です。

折りしも明日からＧＷの後半に入りますので、ポットにお気に入りのお茶を淹れて、ドライブやお散歩のお供に

していただけると、嬉しいです。その他、こちらも定番人気の濃厚なブラウニーは、カット売りとパウンド型の

ものをなるべく常時ガラスケースにお出しするようにしております（が、時々売り切れになることがあります。

申し訳ありません）。夕方、ちょっと風が冷たくなってきたなあ、というような時に、温かなお茶といっしょに

ぜひどうぞ。サワークリームのチーズcakeも、おひとり・1回分のお茶用のマフィン型で焼いたものと、パウンド型のもの

の両方をご用意しております。お茶の時間の人数に合わせて、お選び下さい。連休中の夜更かしの時の、

ワインのお供にもおすすめです。果物のお菓子は、マフィン類、オーチャード・フルーツcake、タルトなどなどで

お出ししております。果物のお菓子は、5月の爽やかな空にお似合いです。公園やお庭でのお茶の時間にも、ぜひどうぞ。



今日の扉の写真は、ここのところ春らしいラインナップで揃えている、fika.オリジナルのハンカチです。

グリーンに白の水玉は、なんとなくグリーンピースを思わせる配色（グリーンピースは白に緑の水玉かもしれませんが）、

濃い目の紫色は、「ブルーベリー」という名前がついておりまして、菓子屋らしいかな、と思って縫ってみました。

fika.のハンカチは大判に出来ておりますので、お弁当包みや、ランチョンマット代わりにもおすすめです。

もうじき到来、の、母の日の贈りものにも、ぜひどうぞ。fika.ハンカチは子どもさん用もご用意しておりますので、

親子でおそろい、も楽しいと思います。




札幌でもここのところの陽気に誘われて、桜やチューリップが咲き始めました。北海道の短い春、

今年もちゃんと訪れてくれました。ゴールデンウィークに、あちこちで“春”を楽しみましょう。

お出かけの後の、ああ楽しかった、のお茶の時間に、fika.のお菓子をお召し上がり頂けると、幸いです。







◇濃厚なブラウニー　　　　　　　　170 yen

　　　　　　　　　　　　　　　　　800 yen（１POUND)

◇ココアとアーモンドのクロケ　　　170 yen

◇きなこのポルボローネ　　　　　　170 yen

◇塩バターサブレ　　　　　　　　　140 yen

◇カトル・カール
　　　　　　　　　　　　　　　　550 yen　（バニラ）

◇fika.マフィン　　　　　　　220 yen　（お豆、甘夏）

◇サワークリームのチーズcake　　140 yen

　　　　　　　　　　　　　　　　700 yen　（POUND)

◇オーチャード・フルーツcake　　400 yen　（プルーン）


■fika.　ハンカチーフ　　　　500 yen

　　　　　　　　　　　　　　 250 yen　（KIDS SIZE)




　　　　　……　などなど。

いいひと。

fika.のブラウニーが罪なひと、だとしたら、

豆ときなこ、黒蜜ｃａｋｅは、「いいひと」のイメージです。

ブラウニーと同じく良質なバターに、味わいのある粗製糖、

その時々の自家製煮豆をたっぷり、そしてきな粉に黒蜜。和のテイストです。

地味だけど穏やかな外見、ひとくち食べてみれば、どこか懐かしいきな粉と

黒蜜の香り、そしてやはり粗製糖でふっくら炊いたお豆さんは、

それはそれはやさしい味です。まさしく癒し系。

きな粉と黒蜜、お豆の仲良し三人組は、緑茶やほうじ茶にも、

コーヒーやカフェオレ、ミルクティにも相性よし、どんなお茶も仲間はずれにせず、

いっしょにいーれーて、に、いつも「いーいーよ」、と答えるのです。

ずっといても気疲れしない、くたびれている時にほっとできる、

まさにそんなお菓子です。

ブラウニーの横に並ぶと、あの個性の強い姿の陰にひっそり隠れてしまいがち

ですが、（そして売行きももう一歩、ですが）、穏やかでいい人、なこのケーキ、

大好きです。時々、でも長く、fika．のケースに並ぶと思います。

心もからだも驚かせない甘さ、普段のおやつに、和のご飯の後のちょっと

甘いものが欲しいときに、いかがでしょうか。





◇fika.　煮豆ときなこ、黒蜜のcake　　　　150 yen（１CUT)