これは何かを証明しようと言うものではなくて、”私はこう感じている”と言った程度の話なので、最初に断わっておきます。
アマの碁に点数制度が導入されたのは私が碁会所通いをはじめたころだったと思います。
「導入」などと言う表現は実は正しくない。
実際に考えだしたり工夫した人はいるはずですが、その人が提唱してアマ碁界が一斉に受け入れたと言う事ではありません。
話を聞いたりして”良さそうだ”と言う事で浸透していったのでしょう。
それまでは段級によるハンデと言うのが一般的で、碁会所などの壁には「1段級差置き石1つ」などと書かれた紙が貼ってあったりしたものです。
碁会所で例えば格上の人と打ってもらう場合そのハンデで打って貰い、3連勝で手直りとなります。
仮に2級の時に初段に2子で3連勝したら1級に上がると言うことではなく・・・それは特定の人との関係なので、席亭あるいは師範格の人が判断してそろそろ昇級させてもいいだろうと言う事で昇級したと思います。
少なくともよく打ってもらう格上の人に3連勝が必須条件だったような気がします。
ところがいろんな人と打って貰うと、相性みたいなものがありますし、誰と打っても3連勝なんて離れ業に近いので、判断する方もかなりの妥協も入るはずです。
碁会所の方の事情からすると、お客がいつも特定の人とばかり打っていると手空きの人ができたり、閉鎖的な感じがしてしまいます。
碁仇に勝ったり負けたりを楽しんでもらい、いろんな人と自然に打てるように
月例リーグのようなものが提案されるのですが、それをやり易くしたのが点数制度だったのでしょう・・・急速に広まったと思われます。
点数の基準に問題があったかも知れませんが、ともかくメンバー内の一つの物差しが必要だったのでいろんなスタンダードができたのでしょう。
さてそのころから30年以上は経っていると思いますが、点数制で打っているところ、段級位で打つところの2つがあり私は両方経験しました。
大雑把に言うとパンダ・毎日、タイゼムなどは段級位、私の入っているサンサンなどは点数制。
もっとも入会時には段級位を申告して点数に換算しないといけないので、点数と段級の換算表があるわけで全く無縁と言うことではないでしょう。
問題は例えばアマ初段と言うものをどの程度の位置と考えるか、あるいはアマとプロの強さの差をどの程度に考えるかです。
よく、碁を打たない人との話で・・・
「へーaizomechouさんは碁を打つのですか?、何段ですか?」と言う聞き方をするのは、やはり碁を打たない人に多いようです。
打つ人ですと「今度ぜひ教えてください。あまり棋力が違い過ぎると申し訳ないですが、何段で打っていますか?」という話になると思う。
はじめの打たない人に「○段で打っています」と言う場合、所属するグループと段級の偏りの話をしても通じないでしょう。
碁を打つ人には「どこそこで○段で打っています」でほぼ通じるでしょう。
尤も私の場合はもっとしつこい・・・「サンサンで○段くらい、タイゼムで打っていた頃は○段、町の碁会所ではほぼ○段、日本棋院殻は20年前に○段の免状を戴いています。」・・・これでは自己紹介にも説明にもなっていない。
そのくらいいろんなスタンダードがあると言うことでしょう。
昔碁会所仲間が別の町で囲碁クラブの世話役を頼まれて席亭になった時に、そこで囲碁祭り囲碁大会をやると言うので参加したことがあります。
私は交流対局みたいな形でそこの会員さんと向こう2子で打ちまして・・・初めは相手の人は置き石に不満があったようでしたが、結果は白に数目残りまして・・・後で聞くとその碁会所では6段なのだそうで・・・それでは私は一体?
まあスタンダードが極端に違うと言うことだけの話です。
でも、そこまでは違わないまでも不思議に感じることがあります。
同じネットのMさん
つい昨日ネットで見かけたら私より10点も下になっています。
時として私より10点も上にいることも珍しも無いのに・・・
と、言うことは点数は必ずしもと良さを表していないこともあり、調子を表しているの過ぎない。
それでも、何かの指針として必要ではある。
そういうことでネットで出会ういろんな人の中には点数が高くても怖くない人、逆に自分より下でも要注意人物などいろいろいます。
点数は一応棋力を表しているが、必ずしも点数によって強いと思うかどうかは別の感じ方があるような気がする。
アマの碁に点数制度が導入されたのは私が碁会所通いをはじめたころだったと思います。
「導入」などと言う表現は実は正しくない。
実際に考えだしたり工夫した人はいるはずですが、その人が提唱してアマ碁界が一斉に受け入れたと言う事ではありません。
話を聞いたりして”良さそうだ”と言う事で浸透していったのでしょう。
それまでは段級によるハンデと言うのが一般的で、碁会所などの壁には「1段級差置き石1つ」などと書かれた紙が貼ってあったりしたものです。
碁会所で例えば格上の人と打ってもらう場合そのハンデで打って貰い、3連勝で手直りとなります。
仮に2級の時に初段に2子で3連勝したら1級に上がると言うことではなく・・・それは特定の人との関係なので、席亭あるいは師範格の人が判断してそろそろ昇級させてもいいだろうと言う事で昇級したと思います。
少なくともよく打ってもらう格上の人に3連勝が必須条件だったような気がします。
ところがいろんな人と打って貰うと、相性みたいなものがありますし、誰と打っても3連勝なんて離れ業に近いので、判断する方もかなりの妥協も入るはずです。
碁会所の方の事情からすると、お客がいつも特定の人とばかり打っていると手空きの人ができたり、閉鎖的な感じがしてしまいます。
碁仇に勝ったり負けたりを楽しんでもらい、いろんな人と自然に打てるように
月例リーグのようなものが提案されるのですが、それをやり易くしたのが点数制度だったのでしょう・・・急速に広まったと思われます。
点数の基準に問題があったかも知れませんが、ともかくメンバー内の一つの物差しが必要だったのでいろんなスタンダードができたのでしょう。
さてそのころから30年以上は経っていると思いますが、点数制で打っているところ、段級位で打つところの2つがあり私は両方経験しました。
大雑把に言うとパンダ・毎日、タイゼムなどは段級位、私の入っているサンサンなどは点数制。
もっとも入会時には段級位を申告して点数に換算しないといけないので、点数と段級の換算表があるわけで全く無縁と言うことではないでしょう。
問題は例えばアマ初段と言うものをどの程度の位置と考えるか、あるいはアマとプロの強さの差をどの程度に考えるかです。
よく、碁を打たない人との話で・・・
「へーaizomechouさんは碁を打つのですか?、何段ですか?」と言う聞き方をするのは、やはり碁を打たない人に多いようです。
打つ人ですと「今度ぜひ教えてください。あまり棋力が違い過ぎると申し訳ないですが、何段で打っていますか?」という話になると思う。
はじめの打たない人に「○段で打っています」と言う場合、所属するグループと段級の偏りの話をしても通じないでしょう。
碁を打つ人には「どこそこで○段で打っています」でほぼ通じるでしょう。
尤も私の場合はもっとしつこい・・・「サンサンで○段くらい、タイゼムで打っていた頃は○段、町の碁会所ではほぼ○段、日本棋院殻は20年前に○段の免状を戴いています。」・・・これでは自己紹介にも説明にもなっていない。
そのくらいいろんなスタンダードがあると言うことでしょう。
昔碁会所仲間が別の町で囲碁クラブの世話役を頼まれて席亭になった時に、そこで囲碁祭り囲碁大会をやると言うので参加したことがあります。
私は交流対局みたいな形でそこの会員さんと向こう2子で打ちまして・・・初めは相手の人は置き石に不満があったようでしたが、結果は白に数目残りまして・・・後で聞くとその碁会所では6段なのだそうで・・・それでは私は一体?
まあスタンダードが極端に違うと言うことだけの話です。
でも、そこまでは違わないまでも不思議に感じることがあります。
同じネットのMさん
つい昨日ネットで見かけたら私より10点も下になっています。
時として私より10点も上にいることも珍しも無いのに・・・
と、言うことは点数は必ずしもと良さを表していないこともあり、調子を表しているの過ぎない。
それでも、何かの指針として必要ではある。
そういうことでネットで出会ういろんな人の中には点数が高くても怖くない人、逆に自分より下でも要注意人物などいろいろいます。
点数は一応棋力を表しているが、必ずしも点数によって強いと思うかどうかは別の感じ方があるような気がする。
おとなしく取られるしかないが、逃げる戦法もあります。石を止める方法です。