なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

デスクの整理

2009-08-16 06:18:47 | Weblog
 私の勤務先はカレンダー通りの仕事です。
  マア、暮れは年末の28日に御用納めをしてから年明けの3日までは決まって休みですが、それ以外はカレンダー通りで、それ以上に用事がある場合は年休を利用することになるが、それは個人的な休暇で、事務所が休みなわけではありません。
 従って世の中で8連休とか9連休とか言う話題があったとしても全く関係のない話なので、世の中のボーナス支給同様あまり聞きたくない話題ですね。
 個人的には今年度はまだ3日くらいしか消化していないので、20日以上の年休は残っている。
 それが、この9月には切り替えなのでまた元の数字に戻るのですから、まさに絵に描いた餅は一杯持っています。
 ですから恒例の「帰省ラッシュ」の体験は無い・・・。
  事務所の同僚のFさんに「お墓参り行きました?」と声を掛けられて「相変わらず親不孝息子をやっています」と言うしか無い。

 要するにお盆とか言っても、お盆に親戚の人が集まるような、例えば一家の長男などがこの時期に優先的に休暇を取る事とするので、私みたいな次男坊で末っ子で他県で暮らしているようなものは優先権は主張しにくい。
 しかも東京から200キロ程度で日帰りも可能なところなので、計画的に帰省する習慣が無い。
 従って、週末は同じ課では私みたいな立場の若い職員と私の二人が出勤。
  訪問者や電話が少ないので、いつもより仕事量は少ないから二人でもなんとかなりますが、お客や電話が重なると流石に二人ではてんてこ舞い。
 それに来週から職場のインターンシップとか・・・若い人が何人か職場体験に来るので受け入れ体制作り。
 普段私は二人分の机のスペースを使って、パソコンが2台、それに専用スキャン機とプリンターを使っているので,こういう時はスペースを提供するように・・・要するに机を空けて協力するように要請されるので、とりあえず場所作りをしなくてはいけない。
 全く最も私の苦手な整理整頓作業。
  そして、先月逝去した同僚の私物の整理。
 たまたまお盆時期と言う事もあって・・・彼の使っていた引き出しの中身をチェック。
  彼は昨秋病気で長期療養に入った形ですので、私物などはそのままになっていました。
 ロッカーなどは総務課で整理しますが事務机の中身、書類棚の中のファイルなどは所属課でチェック。
 配布パソコンとか職員用の名札などは正式に返還するとして、そのほかの物はどこまでが私物でどこからが支給品なのか、公の書類文書なのか個人的収集資料なのかの区分けは難しいところがあります。
 専門職なので、専門分野に関する雑誌や書類のファイルが多い。
  こういうものは個人的に購入していたのか、公的に購入して専門知識に役立てていたのかが難しい。
 課に帰属するのか、遺族に送るべきものなのか?
  書類のファイルにしても、公的に提出予定だったのか、あるいは公的な記録なのか、若しかしたら個人的にファイルしていた記録・メモ類なのか・・・
 文房具類なども・・・生前仕事で愛用していたものという意味では残されたご兄弟に送るべきかもしれませんが、どこにでもある支給品など鉛筆の1本を生前愛用していた品と言う事で遺族に送るべきなのかどうかの判断に迷ったりします。
 本当はご遺族が立ち会ってくれると判断しやすいのですが・・・
 
 亡くなったTさんとは私は2年半以上は机を並べていて、一緒に荷物整理をした職員とは1年半同じ課で仕事をしました。
  公的な仕事上の付き合いが主で個人的なつき合いは無いのですが、所謂遺品がか入っているデスクの引き出しの整理は独特の思いが湧いてきます。
 彼の思い出が消えることは無いにしても、この机の中身を片付けるとそういうものがすべて無くなるわけで・・・物はなくなって思いでという記憶だけになる。
 イルカさんの歌に「物語の終わりにこんな雨の夜、似合いすぎてる・・・」と言うのがあったけれど、丁度時期は旧盆・・・「似合いすぎています」
 
 

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