なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

もしかして嫌われた?

2010-01-18 02:38:07 | Weblog
 後味が悪い、いやなことを体験してしまいました。
  囲碁は二人でやるゲームですから、何かが起こった時にどちらかに原因があるとか、あるいは責任がある、稀には両方と言うこともあるのですが、今回の場合100%相手の方に問題があるとは思うものの、金品の実害では無いので『一体何だったのだ!』感です。
 多少ネットの恥的なところもあるので黙っていた方が良いのかも知れませんが、敢えてこういう人もいると言う事をお話します。
 ご存知のように私が参加しているネットは実名で打ちますし、リストに在住県も出て来ます。
  大雑把ですが、それを見て顔を思い浮かべることが出来る人もいる可能性はある。
 ネット絡みで何か悪戯をされる可能性も無いわけではなく、また名前で何処の誰と分かると言うリスクもあると同時に、逆にマナーとか、ルールについては抑止力的に働いている部分もあると思っています。
 元々悪い人はいないでしょうが、自分の顔を晒して何かルール違反をする人はいないと言うような意味です。

 ところが、ところが違反ではないけれど信じられないことをする人がいた。
  何年か前に上手に2子で教わった時に一度酷いマナー違反があり、事務局に抗議(事務局の責任ではないのは分かってますが、訴えるところが無いので仕方なく)したことがありました。
  形勢不利の上手が、持ち時間全てを使いきるまで考慮時間を使い、時間切れ数秒前でネット接続を切ったのです・・・それは相手の切断による反則勝ちには違いないが、これは囲碁を楽しむ態度では無い筈です・・・それ以来の出来ごとです。

 ネットで深夜(午前2時頃)対局待ちの人がボードに掲載されたので対局申し込み。
  これが相手が対局に応じるまでに時間がかかった・・・ネットですから瞬時に伝わっている筈ですが、こういう場合考えられるのは、対局待ち状態にしてトイレに立ったとか、あるいはお茶とかコーヒーを入れている、又は電話か来客・・・いずれにしても稀にはあることですから、ここで多少イラついても内心『小次郎は武蔵に負けた』と言い聞かせるしかない。
 遅れて対局開始になって十数手進んだところで相手から「打ち掛け提案」がありました。
  これも何らかの事情で、やむを得ないこともあるのでしょう。
 お城碁では無いけれど一旦対局に入ったら気分としては認めたくないが仕方が無い、それに同じ県の人だし・・・
  本心で言えば『どうしても対局が続行できないならば投了しなさい』という気分です。
 それが相手への気持ちと言うものだと思う・・・始まって十数手ですから形勢が傾いていないと言う前提で分からなくもないけれど、やはり甘えの部分もかなり入っているのではないか。
  マア、打ち掛けという習慣もあるし、相手の提案に同意したのだから仕方が無い。
 しかし、直後に対局待ちリストを見て驚きました・・・打ち掛けにしたその人がリストに載っているのです。
 つまり彼は誰かに対局を呼び掛けている。
  では私との打ち掛けは何だったのか?。
 試しに再度対局申し込みを入れてみたが、今度は反応が無い!・・・つまり私は彼の側から「対局拒否リスト」に入れられたと考えられる。
 先ほどは普通に対局が始まり十数手で打ち掛け・・・ネットですから私が相手に不愉快な印象のパフォーマンスを与えた筈は無い・・・観戦者もいない。
 この間の進行に問題があったのか?・・・相手にとってだけれど。
  もしかしたら・・・
 (向う先です)黒①は星、白②は向かいの星、黒③は天元、白④2連星、黒⑤2連星。
  ここまでで両者2連星で、黒は5手目を天元に打った形。
 白⑥星に小ケイマかかり、黒⑦かかった白のボウシの位置にケイマ、白⑧3三・・・
 何か誤算があったのだろうか、それとも白の打ち方に不満(それにしても十数手)?。
  
 打ち掛けで中断したのなら、なんで直後に対局希望を出す?
  余程相手の思惑通りに反応しない相手だったのだろうか?
 それとも何か着手を通じて嫌な奴の印象を与えたのだろうか?
  余りにも弱そうな白に見えたので対局の興味が無くなったのか?

  私は嫌な気分なので一旦睡眠・・・こういう時は眠るに限る。
 2時間後に目を醒ましてネット碁を見ると、その彼は対局中・・・持ち点を見ると1点下がっている(前の対局は負けたらしい)。
 そしてこの対局も・・・投了となった。
  気分としては『ザマア見ろ』なんだけれど、私も性格が宜しく無いですね。

 実際のところ何が理由なのか本人に訊いてみないと分かりませんが、もしかしたら「相手をおちょくる遊び」なんだろうか?
 私の方も彼の会員番号を対局拒否リストに登録・・・消極的ですがこういう対抗手段しかない。
  クラブの伝言板に起こったことを公表すると言うことも出来るけれど、それでは会員の減少になるといけないし、こういうものは泥仕合めいているので止めて置きます。
 
 

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