こんにちは!
あいすくむりの加勢です☆
今日は前回の続きで「学問のすすめ」について書きたいと思います。
みんな大好き1万円札の顔であり、日本に簿記を広めた福沢諭吉大先生が書かれた名著中の名著「学問のすすめ」。
「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」
という1文から始まる本で、一見して平等主義を謳っている書物のように感じますが
『「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」と、言いますが、
「賢い者」に「愚かな者」。
「豊かな者」に「貧しい者」。
「貴い者」に「卑しい者」が、いるのは一体なぜなんでしょうか?』
という、かなりエッジの効いたな表現をしており
さらには
文明開化は銭にあり。勉強すれば金持ちになり、勉強しなければ下人や奴隷になる・・・と
令和の時代にそんな表現をしたら炎上してしまうような過激な文が綴られている本でもあります。
しかし、令和の時代、実際にその通りだとも思うのです。
あいすくむりでは、コンサルタントの真似事のような仕事をさせて頂いております。
一応、ポジショントークというものがあるのでYouTubeでは、耳障りの良い事をお話しします。
ただ・・・
実際に、ジェラート店や、ソフトクリームの専門店をはじめとした飲食店ビジネスを展開すると
5年生存率は3割程度だと思っておりますし、10年生存率でいうと1割と言ったところでしょうか・・・。
なぜ、そんな事態になっているのかと言うと、最たる原因は勉強をしないためです。
ホントに、ビックリするくらい勉強をしないんですよ。。。
そもそも、初期投資がかかり過ぎる飲食店ビジネスは 今の時代、ハイリスク、ローリターンな業種です。
そんなのは本屋に行ってビジネス本を複数冊読めば必ず書いてあります。
なので、生半可な気持ちでやってしまうと大変なことになるのです。
しかし、大半は思いつきや勢いでやってしまう人が多いように感じます。
実際に、ジェラート店や、菓子店。定食屋に、イタリヤ料理店。クレープ屋など、複数店舗も運営し
さらにはそれらの店舗を潰してきている私が言うのだから間違いありません。
ちなみに、私が運営してうまく行っているお店も複数店ありますが、多くの失敗を乗り越えての成功でもあります。
では、なぜ失敗してしまったのか・・・
と言うと
店舗の立地条件や競合企業。メンバー構成や会社の理念。新商品に、宣伝戦略。さすがに予測が出来なかった世界規模での感染症・・・。
様々な要因がありますが、そういった予期せぬ事態に「備え」が無かったためだからです。
そして、どんなことに「備え」が必要なのかは、だいたい本屋さんに置いてある本に答えが書いてあります。
もちろん本に頼らなくても、先輩経営者から話しを聞くこともできます。
ただ・・・
「1冊」や「1人」に聞く・・・じゃ足りません。とにかくたくさんの意見を多角的に拾い集める必要があります。
だいたいの「困ったこと」なんて、人生の先輩方も同じようなことを経験しているものです。
で、それらの改善策をすでに提示してくれているのですが、
それに頼らない(学ばない)人が、往々にして失敗するように感じるのです。
私は勉強せずに挑戦して失敗し・・・
四苦八苦しながら勉強して、身をよじり、あの手この手で何とか生きながらえた過去があります。
本当に運が良くて、多くの先輩経営者たちが様々な角度から指導をしてくれたのです。
なので、とにかく強く言いたいのは勉強しないと飲食店ビジネスはそもそも生きていけない業界なのです。
成功している飲食店経営者は、全員論理と知識で武装をしています。
そうしないと生き残れないのです。
もちろん初めからそんなにうまくいく人はいませんが
最低でも勉強習慣は身に着ける必要があるように思います。
何かの参考にしてください☆