5/5 あなたが知らない黄金歌謡伝説

この、すぎやまこういち氏のインタビュー特集、どうやらタイガースの話はしないらしい
という事実に、カナーリダメージを受けてますが、乗りかかった船、行きがけの駄賃、
壊れかけのレディオつうことで、一応簡単にレポっておこうかなという記事です。


第3回目の今日は、ザ・ピーナッツの「恋のフーガ」誕生秘話でした。

「僕はザ・ピーナッツという歌手に惚れ込んでいましたから、渡辺晋と話をして、
どうにかしてスターにしたいと思って、「ザ・ヒットパレード」のレギュラーに起用した。」
と熱っぽく語るすぎやま先生。
オープニングで巨大ピーナツの殻から出てくる演出も、ザ・ピーナッツを印象付けたかったからだそう。
　
垣花アナから、生演奏にこだわるすぎやま先生の職人気質をあらわしているエピソードとして、
ある時、ザ・ヒットパレードに「口パクなら出てもいい」と言った海外の某ビッグ・アーティストに
「Get out!（出て行ってくれ）」と言って断った、というお話なども。

「恋のフーガ」は渡辺プロダクションから、「とにかく一週間以内に曲をあげてください」
と言われて、ホテルにカンヅメ状態で作ったそうです。
ピーナッツの持ってる「ビビッドな、リズム感のいい」感じと、これまた彼女達の持つ「叙情性」
を兼ね備えた曲を書きたいという考えで作曲し、同じくカンヅメにされている、
なかにし礼さんに曲を送って、彼が「ヒーヒー言いながら」詞を付けた、というお話でした。
ということで、この曲は「曲先」だったんですね～。
しっかし、シーシーシーを加瀬さんに依頼したときといい、ナベプロさんてば、締め切りが早いのね

そして番組内で「恋のフーガ」がかかりましたが、やっぱり、聴き惚れちゃいました


尚、最近、ザ・ピーナッツのデビュー50周年(!)を記念したベストアルバムが出たそうで、
ファンの投票による人気ベスト50曲のなかで、「恋のフーガ」は一位なんだそうです。
さすが～世代を超えて聴かれている名曲ですものね。
そして、引退してものすごく年月が経ってるのに、彼女達は根強いファンに愛されているのですね。


明日は「ドラゴンクエスト」のお話だそうです。
じゅりファンとして、というよりは、元泡沫オーケストラ団員として、興味ありますわ～

それにしても、ちょっとぐらいタイガースの話、してくれないかしら～～？