あいらのひみつ箱

2006年の年明けとともにジュリーに堕ちました。日の浅いファンが 勝手な思いを書き連ねるゆるいブログです。

師走RomantiX①

2009-12-06 21:51:05 | ライブDVD
さて、2000年代じゅりのDVDを2年ごとにのぞいて見る(?)企画シリーズ第3弾です。
2000年、2002年ときて、次は2004年、いよいよクロマダ?と思わせておいて、年末も近づいてること
ですし、2004年からは「師走RomantiX」、こちらを取り上げたいと思います。
2004年12月25日に東京国際フォーラムで収録だそうです。
昔は年末にライブがあったりしたのね~!
お姿はモフMAX期に入ってると思います。が、そこはアテクシのキャプチャ技術にかかれば大丈夫!
「ステキじゅり」な瞬間を逃さずとらえたハズ(?)
なので、「この年代はキッツイわ」という方にも、ぜひご覧頂いて、このステージの魅力が少しでも
伝えられればな~と思いますわ。
だって、ほんと、コレを避けていたらもったいないですよ~。うっとりしちゃう歌いっぷりが満載ですから!

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1)Espresso Cappuccino
オープニングにこの大好きな曲で感激。
このイントロのグレース姉さん&依知兄さん、いつ聴いても痺れるわ~。
さて、ご登場のじゅりは・・・・なんじゃ~この衣装?
言葉で説明できないので、未見の方は↓↓キャプチャ画像をご覧くださいまし。
トゲトゲの趣旨はわかりませんが、こういう感じのブルーは似合いますね。
まあ、衣装はオモロですが、一曲目からバッチリ声が出てて、ノリもよくって素敵なじゅりです。

アップだとこんな。
全体はこんな感じ。

2)忘却の天才
引き続きノリのいい曲で、こちらはちょっとコミカルな表情も交えつつも、カッコ付けるところは
カッコつけていい感じ。
この曲はいつも、ダンスのステップが「MUDA」調なのが、ちょっと微妙ですが。
あと、途中ではいるモノクロの映像処理は??ですわ(汗
間奏ではカズさんのベコ度高し。
じゅりの声は、高低差のあるところも安定していて、さすが。
ただ♪いいじゃん夢みたいで~♪の所の音がザツになってしまい残念。個人的に好きな箇所なんで。
最後はなんと、背中のひもを引っ張って、紙吹雪を発射~カラダ張ってます!


これ、頭のてっぺんから白い柱が吹き出てるの、わかります?

短いMC
メリークリスマス!ありがとう!久々の年末のステージ、今日はクリスマスです。
初めての東京国際フォーラムのステージです・・・・でかい。
沢山来て頂いて本当にありがとうございました。ありがとうございます。
えらい遠い。一番後ろが遠い。
サウンドチェックの時に行ってみようとは決して思わなかった・・・・ぐらい遠かった。
そんな後ろでも見て下さってありがとうございます。

で、最後は恒例のご当地名コールで、
「サンキュー国際フォーラム!」と曲に入ります。

3)睡蓮
イントロのギターはプリンスが渋い表情で弾いてますわ。激しいフレーズでも顔が「ぬおらない」タイプ?
さて、じゅりは上着を脱ぎますと・・・よかった。割と普通のシャツです。
Aメロでは、ステージを左右端から端まで、走りながら歌ってます。
ベースの効いた睡蓮は、いつもより更にロック度高し。尖ったサウンドでございますわ。
間奏で前に出てきた依知川さんもカッコイイ!(何気にイチカワーなアテクシ)
じゅりは♪転げながらいつも♪では転びそうになるパフォーマンスも。お茶目さんです。
途中、早くも襟元のボタンを外し次の用意をしてました。

熱唱する姿にうっとり。

バックスタイルもイケテルでしょ?

4)感じすぎビンビン
さて、ドラムがノンストップで次の曲行きます。
プリンスのエロいギター(←褒めてんですよ)最高。特に間奏の長くてねちっこい弾きっぷりには、
「この人もしかしてム・・・」と、いらん想像までしてしまいます。
じゅりはシャツの袖をまくって、お顔がアップになると、早くも汗びっしょりです。
歌のほうは、わりとかっちり歌ってる感じで、前半は固め?
「忘却の天才」DVDのが、ルーズっぽくてエロ度高い気がしますわ。
まあ、エロで勝負してるわけじゃないでしょうけど(汗
歌い終わった後の、さわやかな表情がステキです。

5)AZAYAKANI
今年のツアーで3階聴いたこの曲。歌詞をひときわカツゼツ良く発音してます。
頭サビのあとすぐの間奏ではくるくる回ってかわいい。
あと、Bメロのベースラインがかっこいいわ~。

6)我が心のラ・セーヌ
すっごくいい声です~。うっとり。
じゅりって、やたらとビブラートを効かせるタイプじゃないと思うんですけど、自然に伸びやかに
歌った声そのままで、とっても美しい響きになるんですよね。で、語尾に多少ビブラートを効かせると
もう、バッチリ。
カズさんはアコギで、今度は「ぬお度」高し。
♪いくつもの橋をくぐってくぐって♪のところの、くぐる手の動作が演歌歌手っぽくてちょっとウケました。
ラスト近く、短調の下降音階になって、また戻るところ、セクシーな声です。

7)明日は晴れる
この曲、アルバムではあまり聴かないんですけどね。このライブの歌唱はとっても好きなんです!
おだやかに語りかけるような歌い方から、声を絞り出すような歌い方、そして激しい雄叫びのような
歌声まで、なんて迫力なの~~!
これは、生で聴いたら、特に良かったろうな~。

8)ユア・レディ
ここで舞台が暗転し、ピアノ鍵盤が映し出され、メロウな前奏が始まります。
ピアノは、泰輝さんではなく、深町純さんです。お名前を存じ上げなかったんですが、とても素晴ら
しい演奏だったので、ググってみました所、芸大出のピアニストの方で、作曲なども手がけて
おられるようです。
さて、歌いだしの少しの間に、じゅりは曲の世界にアテクシをグググと引きずりこんでくれましてよ。
ああああ、PCの前で、腰砕け~~
英語詞の部分の声の美しさも、また格別ですっ!
ピアノの後奏で、ちょっとうつむいたり、遠くを見つめたりする表情がきれいでした。
え、見たい?しょうがないなあ・・・ほら↓↓

ああ、こんなクリスマスって、素敵・・・


こんな56才、他にいないわ~もう、スキっ  
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※魅惑のクリスマスは②へ続く・・




忘却の天才③

2009-10-30 17:00:06 | ライブDVD
※②の続きです。
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17)危険なふたり
これは、ありなんでしょうか・・・・
年上の人物色バージョンです。物色はいいんですが、♪ああ、ああ、それでも~♪の「ああ」が
故林家三平師匠みたいなのはどうにかなんないんでしょうかっ!アイス!・・・じゃなかった、ヤメテ!
あと、やたらとズボンを気にして、腿の辺りの生地を引っ張ってずり上げてますが、どうしたの?
♪ぼっくには~♪からの欽ちゃん走りといい、昭和のお笑いを網羅した、楽しい?「危険なふたり」。
これ、素肌に白ジャケ、パールネックレスで悩ましく歌っていたのと同じ歌よね???(遠い目)
なんだか衝撃のあまり、曲がどうとか記憶にないんですけど~。
モッフィーには寛大ですが、振り付けの許容範囲は狭いアテクシ。こんなファンでごめんなさい。
あ、カズさんはぴょんぴょん可愛かったですよ。Bメロに入る前の
♪ジャジャジャジャ ジャジャジャジャ ジャジャジャジャ ジャージャ♪もちゃんとあったし、
(zuzu songsではちょっとアレンジが違ったり、その時によって変わってるみたいなので。)
冴えた音でした!
でもね、じゅりは歌い終わった後に、こんな顔するんですよ。反則だと思いません?

ズキューン!!(←心臓射抜かれた音)やっぱり好きだぁ~~~

18)憎み切れないろくでなし
オリジナル音源のけだるさ漂う感じより、もう少しパンチの効いた声で、こういうのもまたいいのでは。
最後の♪憎みきれない~♪の「ない~」はフラット気味にしてる模様。(1,2番ともそうでした)
ともあれこちらは、振り付けが正統派でホッ。
間奏ではカズさんとのからみがあるわ~。ぬお顔のカズさんと背中合わせ(チッ)できょとん顔
を見せるじゅり。おちゃめさんですわ。
70年代の映像で見ると、この間奏、じゅりが○○顔で、井上さんはわりと無表情なんですが、
これはカズさんが○○顔で、じゅりは無表情。というか、わざとヘンな顔してる?



19)恋のバッド・チューニング
さて、じゅりは上着を裏返します。すると!!緑色です・・・・・・・それだけでした。
テンポ早めのバッチュニン。かなりノリノリで歌ってます。
♪ちょっとずれてる周波数♪はステージを走ってますけど、動きがこんだけ激しくて、ホント
よく歌えるわ~すごいわ~!
♪愛の電波はどこでも届く♪の♪あぁあいの♪と揺らがせるところがツボ
ただ例の、♪気持ちが(あは~ん)いいから(うっふん)♪は「うっふん」がめっさドス声
なんでございますが(汗)それはやめてホスィ。

リバーシブルジャケットでした。ちょい地味?

20)ストリッパー
4人横一列で逆光を浴び、あえてシルエットしか見えないようなライティングの演出です。
しかし、やっぱベースがあると違うわ~
じゅりの声の渋くてカッコいいこと!演奏される機会の多いこの曲ですが、このライブ版は最高!
Aメロの渋ボイスは神!必聴です。
年令いくほどカッコよくなるよね、この曲は!
バッチュニンといいストリッパーといい、50代じゅりの渋声には、80年代ギンギラソングがよく似合う!
2番の♪すべてを脱ぎ捨てたら おいで~♪の「で~」なんて、アテクシ思わず
「♪こんな~女で もしよければ~♪」って脱ぎそうに・・・・あ、うそですすんません。
需要ナッシングですね。ハイハイ。
しかし、シルエットだけだとなぜか細くみえるのよね。

シルエットと声だけで魅せます 


ここでいったん引っ込んで再登場です。
楽しんでくれましたかー!
ありがとう。それではおまけです~!



21)コバルトの季節の中で
じゅりは上着は脱いでシャツの袖をまくります。いつの間にかシャツのボタンが3つぐらい
開いているのは・・・いつものことです。
優しげな歌声がキラキラしてます。なんていい声なんだろう・・・生で聴いたら号泣だなきっと。
さっきまでとうって変わって、コバルトの時は、声がとってもソフトになるから不思議。
尚、この曲は、キーボードレスの影響で、かなりサウンドが変わっているようで、耳慣れた
収録音源とはまた違った印象で新鮮でした。
すごくベースが響いてるせいか、ビート感がより前面に出ている感じです。
♪シアワセの手触りが~♪(ちゃら うわうわう~)←これはカズさんがギターでやってました。

22)6番目のユ・ウ・ウ・ツ
イントロのきゅいーんなギターはさすがオリジナル。
ああ、Aメロのこの声、渋いんだけどナヨっぽさがある、この雰囲気はじゅりにしか出せません。
サビの♪毎日僕眠れない~♪からは、客席におしりを向けて♪ハッハッハッ!♪なじゅり。
イエ、いいんですけどね、まあね。

23)君のキレイのために
イントロのギターはプリンスでした。じゅりは水色のふりふりブラウスにお着替えです。
間奏で全力疾走してそのまま、上手の花道へ。
しかし、走りながらよく歌えます。実際見てても信じがたいわ・・・
下手側では、「僕、疲れちゃった」的にカベに隠れ(もたれ?)、カベ男になるじゅり。
「アイムソータイアード」だそうな。そりゃ、走りすぎですから。


花道の壁に張り付いてます・・

24)愛まで待てない
「もひとつおまけでーす!」とまたまた走る走る。
こっちの方が疲れてきましたわ
声が枯れることも、走りをやめることもなく、超パワフルに歌いきり、最後はぶしぶしっと
水を飛ばしてくれました。



【全体を通しての勝手な感想】
正直に言いまして、少々期待が外れた曲もありましたけど、思ってもみなかった曲の魅力を発見したり、
かと思えば往年の名曲の変貌にフリーズしたり、はたまたドームの感動が蘇るシーンもあり、なんとも
エキサイティングな鑑賞タイムを過ごしました。
一つ力説したいのは、この時点での声質について。
MAX期までは行ってませんが、2000年よりさらに大きく育っているので、お声への影響はいかに??
と注目しておりましたけど、低音でも荒くならず、きめ細かな響きで、ビロードのような美声は健在。
CD音源の美しい歌唱はそのままに、ライブ空間ならではの深い響きを堪能できましたわ~。
今回のベスト3は難しいけど、
[我が心のラ・セーヌ」「終わりの始まり」「Espresso Cappuccino」
の最新アルバムの3曲でしょうかねー。
これ以外に「糸車のレチタティーボ」「ストリッパー」もかなりよかったです!
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(終わり)

忘却の天才②

2009-10-28 17:04:15 | ライブDVD
※①の続きです。
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9)砂丘でダイヤ
CDでは、この曲の入りの♪いっいんだ~♪の最初の「いっ」がもう、大好きなんですけど、
このバージョンも期待にたがわず♪いっいんだ~♪(って、わかんないでしょうけど)
思わず、キャーじゅり~~~・・・・シツレイしました。
どう言えばいいんでしょうね。パンチの効いたルーズ感とでも申しましょうか。痺れます。
♪うぉうぉうぉうぉ~♪の迫力はライブならではかと存じますわ。

10)感じすぎビンビン
・・・・って、曲名書くのハズカシイんですけど~
この曲って、CDだと、どうしてもむずがゆいというか、笑っちゃうところがあるんですけど、
映像つきのライブDVDだと、エ、エロイ!(嬉)
そして、能面のように表情を変えずに、激しく奏でるプリンスのギターがすごいわ~。
3番位まで聴くと、次第にAメロのベースがガンガン胸に響いて参ります。

11)Espresso Cappuccino
イントロ番長参上!グレースもカッコイイですが、依知川さん・・・惚れますわ!
あまりにかっこよすぎです!
大体がこのアルバムの中で1,2を争うくらい好きな曲なんですけども、イントロだけで
すでに「もう、たまらん」状態に。
バンビーノやナポリタンなんかもそうなんですけど、じゅりってこういう「意味があるようなないような」
軽妙な詞が妙に合いますよね~。
声質のせいか、歌い方なのか、決してラップみたいにはならないとこがポイント高し。
ライトが左右に振れて客席方向を照らしてます。
この、ずっとドンドコ(ほかに表現ないんかい)いってるリズムがすっごく好きなんですよね~
♪ピッコロ~♪ではじいた指に当たりたい・・・とか思いながらボーッと聴いてしまって
何度もリピートするハメに。
♪しゃるれるれるれるら~ろら~♪♪しゃるれるれるれるら~るろ~♪
♪ぴゅーぴゅー ぴゅーーー!♪

聴きすぎると脳が溶けます・・・・・
尚ここで、一旦舞台袖に下がるじゅりでした。


姐さん!

兄ィ!


じゅり王子 お着替えタイム~

そして
↓↓↓


いやーん。すてき~

12)糸車のレチタティーボ
おめし替えをして再登場のじゅり。ブルーのセンター異素材切り替えジャケットがすてきです。
プリンスのギターはCDに比べるとあっさり目(CDはもっとねちっこい弾き方)です。
どっちが好きかは好みの問題でしょうね。
じゅりはステージをゆっくり歩きながら、声量たっぷりに歌います。気品ある佇まいにウットリ。
じゅりって、生まれながらに気品があるんですよね~
この曲のポイントとして、大胆な転調がありますが、その転調部にくると、プリンスが!
静かな中にも情熱を感じさせるプレイですわ。
ここ、転調後のキーで歌うわけじゃなくて、演奏のみなのね。気がつかなかった。

13)1989
ドラムがちょっとかったるくきこえるのは、これはわざとなんでしょうか~?
重低音がキてます。ド迫力なり。
途中、赤のライトで照らしますが、エロ系じゃないので別にいらないような気が。
(赤ライト=エロ曲と刷り込まれてる)
間奏のカズさんのぬお顔は、カズラー必見ポイントでしょ!
特にキャプは貼りませんので、各自勝手にDVDを見てください。
(UP前追記:しょあさんごめんなさい~。記事書いたのは昨晩なんで、コメント頂く前だったのよー

14)彼は眠れない
イントロはテンポ早目。間奏ではカズさんとプリンスが向かい合って、熱く見つめあいながら
弾くシーンも。(※注:一部筆者の願望が含まれた表現となっております)
バンドの一体感が感じられていい演奏でした!!じゅりもノリノリです。


カズさんのほうへ寄っていくプリンス


こんな感じで、仲良く?絡み合いながら弾いてます。
    

15)勝利者
ぴょんぴょん飛び跳ねてるロッケンじゅりです。
変な画像の処理がなされていて、ちょっと見づらいのが難点か。
♪かけがえのない愛に~♪とかの声のかすれ具合がセクシー
しかし、最後のほうの ナッシングトゥールーザー??とかは、もう何言ってんのか・・・
ようわかりません。
じゅり、飛び跳ねすぎなんだもん。
尚、間奏、後奏ではカズさんの「ぬお顔」も炸裂してました。


止まってくれないから、ビミョーなお顔しか取れなかったわ。

16)朝に別れのほほえみを
ドームでは知らんソングだったこの曲も、今ではばっちりザマス。
ポッケに手を突っ込んで、優しい声で歌います。
この曲って、メロディーは穏やかだけど、切ない詞なんですよね。
最近は「ヒューマンル・ネッサンス」の若い声バージョンに慣れていたせいか、円熟味が感じられ、
渋さが引き立って聴こえますわ。
そうそう、せりふシーンがあるのよね。
♪さあ、涙を拭いて 笑顔で送っておくれ♪って、穏やかで少し淋しげな表情がなんとも言えません。


セリフの時は、こんな顔です。
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※③へ続きます。


忘却の天才①

2009-10-27 16:53:03 | ライブDVD
あいらです、どうも~。2000年代DVD第2弾いきます。
2002年10月26日に東京は「府中の森芸術劇場」で行われたライブ、「忘却の天才」ツアーの
映像でございます。
このツアーでのバンドの編成は、キーボードレスでベースはアリとなってます。
じゅりのお姿は、アゴのあたりおよび、妙にハイウエストになってきているおズボンなんかも
気にならないと言えばウソになりますが、ダンディーで気品あるたたずまいが素敵だし、
ヘアスタイルもすっきりいい感じですわ。
「忘却の天才」はアテクシ的に、2000年代のアルバムベスト3に入る、名作ですから、もうもう、
期待MAXで見まして、雑感をつらつら、うだうだと書かせて頂きました。

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1)あなたに今夜はワインをふりかけ
ご登場のじゅり派黒のロングコート?ウエストが絞られ裾が広がる仕様になってますですわ。
右腕だけピンクの花のような装飾が施されたアシンメトリーなデザイン。
こんなゴキゲンな曲が最初で、そりゃー盛り上がりますよね!
じゅりの声は安定感がある、いつものワインです。
仮面を脱いで~のより目は、チカチカしたカメラワークのせいで確認できず。
やってないと信じることにしました。
終盤、♪心まで~酔わせたい~酔わせたい~あぅあぅあ~♪と派手にやりすぎて、その後の
音程が外れますが、それ以外はホント、ステキでした!


すっきりお顔のショット捕獲に成功!


サビの前にクルクルッと回って裏地見せ。裾の広がりがキレイ

2)追憶
直立不動の姿勢でしっとりと歌い上げていきます。
伴奏はジャガジャガと、妙にサイドギターが耳に付く感じ。特にサビね。
2番は目を伏せがちで、切なげな表情。
囁きの♪OH!ニーナ・・・♪は見開いた瞳で吸い込まれてしまいそうです。
終盤、メジャーになった後の♪ニーナ忘れられない~♪は、声が高くてきつそうですが、でも
しっかり歌ってくれました。ラスト、サクッと体言止め的に終わるのが、好みです。

3)あなたへの愛
イントロのカズさんのギター、ステキ。音が柔らかキラキラしてます。
井上バンド期の曲については「やっぱ、井上さんじゃなきゃ」ってご意見もよく耳に致しますが、
それらの曲をも80年代以降、面々と奏で続けてきたカズさんの音色も、ぜひもっと評価されて
欲しいです。
比べるものではありませんが、それぞれに素晴しい魅力があると思いますわ。
・・・・っとぉ、じゅりー!!サビの豊かな表現力は本当に素晴しい!
♪風の吹く日もまた♪って、2番ではなんと、涙声になってしまって。
でも、転調後までも右手をぎゅっと握り締めて、熱唱してくれました。
この曲、東京ドームでも涙をこらえて歌ってくれたんですよね。思い出しちゃった。

短いMC
ありがとう、ありがとう、ありがとう!
こんばんは。お待たせしました。府中です。
今日も沢山来ていただいてありがとうございます。
また今年も府中にやってまいりました。
ホントにようこそ「忘却の天才」へ。

そして、いつもどおり「府中!府中!」とご当地名を連呼するじゅりでした。


4)我が心のラ・セーヌ
ギター陣はアコギに持ち換えて、この曲。カズさんリード、カッコイイです。
じゅりーのハリのある歌声も、しぐさも、洗練されていて、お洒落!
静止画像では伝わらないと思うので、ぜひ映像で見ていただきたい一曲ですわ。
♪シアワセならそれがいいね~♪の表情とか、最後の♪ラ・セーヌ~~~~♪で痺れること必須。
間奏のカズさんのソロ、いい音です。短いですが後奏のプリンスもステキ。
アコギの魅力が堪能できます。

5)不死鳥の調べ
ちょっとショック・・・・
期待しすぎたのかもしれないけど、アテクシ的に、期待していたものとは違いました
たぶんテンポが微妙に速いのとコーラスの違いだと思いますが・・・
♪スカイハイ~♪とか、和音が違ってませんかぁ~?
コーラスのバランスも収録音源と随分違いますし。
あと、間奏のギターがすごく無機質というか、曲全体として、一言で言うと「せわしない」
じゅりの歌はいいだけに、ちと残念でした。
(あくまで、自分の「個人的好みと違う」というだけでです。CDのバージョンが好きなので。)


「不死鳥の調べ」熱唱中。ジャケットコートの襟元を開いてます。

6)終わりの始まり
ここで上着を脱ぎます。胸元にモノトーンで模様が入った立ち襟の白いシャツ。
かっちりした印象でなかなかステキです。
特にCDでは好きな曲と言うわけではなかったんですけど、これ聴いて考え変わりましたね!
この曲の持つ「空間的広がり」を強く感じさせるような、これは名演!です。
脈々と静かに迫りくるビートが、どこまでも続いていくような伴奏。
これは、キーボードレスならではなのかもしれません。
未見の方は、機会がございましたら、ぜひこの「脈打つサウンド」をDVDで体感して頂きたいと
思います。
♪ドア閉じる~♪ ♪かたくなに~♪などのリフレインはご本人の声が入ってるみたいです。
♪ボクと君の間にある境界線♪などの箇所では壁パントマイムもご披露。
そういえば、昔、たまにカサブランカでやってましたよね。


シャツはこんなかんじ。プレプレの3着目と雰囲気似てるかも。

このぐらい引いたほうが、ボディがすっきり見えますわね。

7)つづくシアワセ
こちらもとってもいい雰囲気。じゅり、ダンディで優しいお声です~。
そして♪穏やかでいい♪という歌詞の通り、とても穏やかでいい表情です!
「君の~」「君と~」って、もちろんアテクシのことよね(と自分に言い聞かせながら聴く)。
後半サビのコーラスワークが迫力!依知兄さん、ステキ。
あとやっぱり、この曲はカズさんのギターですね。

MC
一通りのご挨拶の後、新譜のお話です。
今回は忘却の天才という新しいアルバムとシングルが出まして、それのツアーということなんですが、
今回のCDはいわゆるCDケースに入っているんではなく、新書版の本の、ブックスタイルの中にCDが
入ってございます。 (←使いづらいんですけど~
シングルの方は紅茶の缶の中に、コースターともども入ってございます。
もう既にお買い上げいただいた方、これから買おうかなと思っている方、
買うのはよそう、ライブだけにしようと堅くココロに誓った方。
もちろん、売れるに越したことはございません。
会場でも売ってるはずでございます。
・・・・・売れるに越したことはございません。(念押し)
しかし、何はともあれ、本人はもう既に、老後の楽しみのためにやっております。
ご協力いただける方は頂いて、ということでけっこうかと存じます。
今宵は、忘却の天才と、その他取り混ぜてお贈りしようと思っております。
それでは更に続きます。

って事で、グレースのドラムが入って曲へ。

8)忘却の天才
このモンキーダンスみたいな動きはどうにかならないんでしょうか~~
♪愛してるなんて 言ったかもボク♪で目をパチパチしばたかせるのが可愛いですわ。
すごく良かったんですが、一つだけ!!
♪キスしたこと 踊ったこと 夢見たこと♪ (ジャーガジャッガ ジャン ジャンジャ♪)←これが
入ってないのが残念だわ~(泣

音量バランスの問題?何度か確認したんだけど、アテクシには聞こえないのよ。
このギターがたまらなく好きなのにぃ~。
間奏ではカズさんが前に出てきて、ピョンピョン弾けてますが、顔はクールなまま弾きまくってました。
じゅりは♪だけど~~おおっ!♪って念押ししたり、♪あーきれちゃってっ!ちょーだい♪って
ドス声なのがオモロイです。
♪いいじゃん、夢みたいで♪の最後の「で」の音を、わざと♭にするのが、ルーズ感が出て
カッコいいですわよ!
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※②へ続きます。(簡潔に書くつもりが・・・どうして長くなっちゃうのかしら~)

祝・2000年正月大運動会③

2009-10-04 17:43:18 | ライブDVD
※②の続きです。
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20)a. b. c... I love you
前奏で首をつき出しながら歩く「鳩ポッポ」なじゅりが可愛い。
アテクシ、このテイクがすごい好きなんですよ~
かなりヨタヨタ歩いて、ちょっと"もったり"と言うか、けだるそうに歌うのが、ルーズな感じで
カッコいいんですわ~。
♪潤む瞳であっちとねだる♪の「あっ」がいいですよね~!(えらいピンポイントですみません)
間奏のプリンスもカッコイイです!

21)マンジャーレ!カンターレ!アモーレ!
本編のラストはこの曲を大熱唱でした。
髪もシャツもぐっしょりで、声を張り上げて歌ってくれます!
後半「自分抱き」でくるくる回りながら、舞台の上手から下手へ走るところがお気に入りです。


本編を歌い終え、客席に手を振ってます。

MC
ゼブラ柄を袖から肩にかけて配したシャツと、黒のパンツにおめしかえです。
シャツの胸元はフリルが施され、王子様っぽさがあるかも?
「どうもありがとう、どうもありがとう。ありがとうございました~!!
祝・2000年正月大運動会へ、ようこそおいでくださいました。」

と、まずはご挨拶から。
「ブルマは?トレパンは?はちまき、リバーシブルの帽子。
持って来いよ~。大運動会だぞ~!・・・冗談だけどな。」

とかナントカおっしゃって、つかみはOK。(←芸人か

「今回は、いちお2000年ってことで、ちょっといつもとは違う感じで
やってみようかっていう感じで。」
(←どうも誰かの真似らしい?元ネタ解らず・・)
と、ライブの内容についていろいろお話が。

「正月は毎年ヒット曲のオンパレードで、それ期待して
来た人もいると思うんだ。で、全然知らない曲なんかやると、
皆、恐怖におののいてたりなんかして。
でもいいんだ。おいらやるから。

と、2000年の幕開けも、しっかりSなじゅりなのでした。
最後の方に、
「来年は古い歌ばっかり歌うから。まあ、歌わしてくれるところがあれば、だけど。
一応フ○テレビには一個約束してあるから。後いくつついてくるかだね。」
との仰せ。このライブは、突如テレビ出演が増えた時期の前年の映像ってことになるんですね。
しかし、トーク中のお姿もエレガントで素敵ですわー。


22)耒タルベキ素敵
MCによると、この曲はご本人お気に入りとのこと。
ライブで聴くと迫力が違う!生だったらもっとすごかったのね~きっと。
ちょっとメロウな印象のAメロから、サビへの展開が劇的でカッコイイ曲ですが、コーラスの効果か、
伴奏はアルバム音源以上に、サビから音量が唐突に上がる感じでドキッとしました。
そこに入るじゅりの、低音の響きが素晴しい声が圧巻。声量たっぷりで余裕がある感じに聴こえます。


さすがの歌唱力ですっ

23)お気楽が極楽
前奏ではぴょんぴょん飛んで跳ねてます。可愛い。
激しく動きながらもしっかり歌うのは、さすがです。
♪右から左に聞きながして♪のところのブレスの箇所が「聞きな(ブレス)がして」、ってなふうに
なってるんですが、息継ぎも器用だわ~。
ここで、アテクシのスペシャル萌えポイントを発見!
♪世界でたった一つだけの顔を晒して♪のところで、人差し指で自分のほっぺたを指してます。
・・コレよ!下のキャプをご覧下さいまし。どうよこれ~
そして、後半またしてもシャツのすそをひっぱりだします。


ぷに~~~ 

24)鼓動
ギターのアルペジオにのせて、とっても心地よい声です。
この演奏はバランス的にベースが大きくなってます・・よね。
前の曲で片側だけ引っ張り出した、シャツのすそが気になります・・・ってアテクシはオカンかいな・・・
アルバム音源のほうがさらっと歌ってる感じですね。これはかなり力の入った声な気がします。
ラストの♪うぉ~うぉ~うぉぉぉ~~♪はジーンときますよ~。
すごい熱唱!歌い終わってくるりと一周回る姿が神々しくさえあります。


シャツのすそが、気になっちゃうのよ・・・


「ありがとう!まいど!楽しんでいただけましたか~!
こんなに沢山来ていただいて・・・嬉しい限りです(嘘泣き
最近は、涙もろくなって(嘘泣き」

と、コネタを挟みつつ、「オマケです~」に大歓声で次の曲へ。

25)サーモスタットな夏
ライブも終盤だというのに、パワフルなステージングでございます。
この曲はやっぱりライブが断然盛り上がりますよね~。セトリの後半に持ってくると尚更です。
♪シャイな後姿に眩暈がする~♪では後ろを向いておしりふりふりサービス。
ファンの需要は知り尽くしてます!?

26)彼女はデリケート
運動会のシメはやっぱりコレ。当然走ります。
デリケートにしてはテンポはゆっくりめかな。
歌詞も聞き取りやすい早さです。
かなりぴょんぴょん跳ねてて、後半はさすがにバテ気味かな~と一瞬思ったんですが・・・
そうでもなかったです。ガンガン走って無事大運動会の終焉となったのでした~。



【全体を通しての勝手な感想】
箱史上初の2000年代DVDのご紹介でしたが、じゅりは声にもボディにも厚みを増して
重厚なロックが似合う、素敵なおじさまへと進化。
アルバム「来タルベキ素敵」の曲はこのライブで初披露だったそうですが、やはり、最新の曲が
一番この時点の声にしっくりきているような気がしましたわ~。
このライブでアテクシ的お気に入りは、「SPLEEN」「ロンリー・ウルフ」「猛毒の蜜」
のところですね~!
この3連発には狂喜乱舞!生ライブで遭遇したら、帰りの飲み会が2時間は長引きますわよ~!
「お前は魔法使い」「涙」なんかはなつかしの曲で、コレもまたライブで遭遇したら嬉しいでしょうね。
そのほか「アルシオネ」「鼓動」は歌唱が素晴しかったです!
 
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(終わり)