打越通信

日記ふういろいろ

いつかはクラウン

2017-07-23 21:45:21 | 日記ふう
2年半の車両点検となった。
3年間の安心パックの最後の点検ということになる。
ということは、年明けには最初の車検を迎える事になり、車検を受けるか下取りに出して新車を購入するかということになる。
妻としては私のクルマという思いがあり車検を受ける方を採るのだろう。
福岡に持ってくる気はなかったがマンションの入居条件が駐車場込というもの。



今のクルマも私たちと同じようにマンション暮らしをしている。
夫婦で乗る分は良いのだが、ほかに人を乗せたりする場合にやはり狭い。
一番の欠点はゴルフバッグ(キャディバック)が横に積めないことだ。
点検をしている間にほかのクルマのカタログを見ていた。
さっそく「ゴルフバックが積める」というキャッチコピーを見つけ、苦笑いをしたのだ。



今のクルマを買ったのは私が入院していた時だった。
そのころ乗っていたパジェロIOが10年超えの車検が迫り、エンジンを支えるクッションのようなものを交換しなければならなくなり、修理費などを含むと30万円を超える車検代がかかると言われ、買い替えを考え出したのがきっかけだった。
そのころのパジェロも燃費が良くなく、世の流れがハイブリッドや燃費の良いクルマを求める頃だったのでメーカーも後継車の販売をやめてしまった。
後継の車種としてはPHEVのアウトランダーというクルマがあった。
試乗もしたし完全な電気駆動ということもあり新しいクルマの感覚として私としては気にいっていた。
しかし少しデカい事(自宅の車庫に入り切れなかった)と価格があまりにも高かった(確か400万円を超えていた)こともあり断念した。
それでマツダのCX-5やまだ発売されていなかったがCX-3を検討していた。
しかし試乗してみてやはりジーゼルの癖というのが以前乗った事もあり嫌だった。
次の候補はホンダのビゼルだった。
価格も手ごろで燃料タンクが床下の配置されているので室内空間が広くかなり気に入っていた。
まあそのころはパジェロに愛着もあり修理して乗る方向で考えていたので買い替えは二の次で考えていた。
そこへ妻の横やりが入ったのだった。
私が入院中ということもあり、息子を連れてほかのクルマをいろいろと試乗までして検討していたのだ。
すっかり今のクルマに取りつかれたように話が進んだ。
試乗してみてハンドルの切れが良くキビキビした動きに納得させられたのだった。
しかしあまり納得はしなかった。
それで3年後は私が欲しいクルマを買うということで決定したのだった。
あれからあっという間に3年が過ぎようとしている。
息子もアウディやプジョウなどと色々と物色していたようだが、結局、黒色のプリウスで決着した。
「何度か間違って(タクシーと)手を挙げられた」
と苦笑いしながらもなかなか気に行っているようだ。
「いつかはクラウン」という男たちにとって憧れのようなキャッチフレーズがある。
今、若い人たちのクルマ離れがあるという。
クルマそのものが欲しくないと言っているのだから完全な死語なのだろう。

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