打越通信

日記ふういろいろ

広島ウォーク1

2016-09-25 17:23:01 | 小旅行
広島駅に着くなり強烈な歓迎を受けた。
新幹線の中でも徳山や新岩国あたりからいわゆるカープ女子とやらが乗車してきたが、駅全体がまるでマツダスタジアムのような雰囲気だった。
店内放送はカープ応援歌がガンガン流れ、売り場に立つ店員さんは赤か白のユニフォーム姿だ。
在来線の駅舎に行く。



ここもまた行きかう人々はカープの赤いユニフォームを着ていて、駅前ではさらにカープグッズを売っていた。
今日も試合があるのだろうか、行きかう人々はぞろぞろとスタジアムに向っていた。
駅前にある広島電鉄の乗り場に向った。



一日乗車券を手に入れるためだ。
600円で広電乗り放題だから買ったほうがその都度精算するより便利だ。
コインで使用する日付を自分でこすって提示するようになっていた。
さっそく駅前から広電に乗り込んだ。
今日の目的の一番目の地へ行く。
電車の窓から見る市内の風景は割りと平坦で坂の無い街のようだ。
そして川があちらこちらに入り組んでいるように思う。
橋が多いそんな感想だった。
原爆ドーム前で電車を降りた。
公園らしい場所に多くの人が集まっていた。
どうも近くにある展望台の無料開放があっているようで長蛇の列だった。



ふと目を上げるとあの原爆ドームが目の前に現れた。
原爆投下から70年以上経った建物だ、風化も激しいのだろうが、現実の証人として建っていた。
写真やテレビでは何度となく見たが、実際こうして現物を見るとそのすごさがわかる。
案内板を見ると、爆心地だったため爆風が横からではなく、垂直方向に流れたため倒壊を免れたような事が書いてあった。



ドームの周りには外国人が多く見られた。
アジア系の人もいるのだろうがそうでは無い人々だ。
置かれた雑誌を輪を組むように熱心に読んでいた。
やはり世界中に知れたヒロシマの知名度なのだろう。
原爆ドームをあとにして平和記念公園に行って見た。
広々とした公園は綺麗に整備されていて、平和の鐘から入り、平和の灯を見ながら原爆死没者慰霊碑に向った。



慰霊碑からは平和の灯、原爆ドームが一列に並んでいた。
静かに手を合わせ、平和資料館に向う。
入口では同じ赤いTシャツを着た白人の青少年たちがいた。
ハイスクールたちのようで修学旅行のようなものだろう。
資料館を一通り見てまわった。
やはり重かった。



公園を出てしばらく川のほとりのベンチで休憩をする。
日差しは強いが爽やかな風が気持ちよかった。


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