打越通信

日記ふういろいろ

恐怖の牡蠣小屋

2018-03-12 20:44:59 | 日記ふう
クルマを運転していると
「薬院の駅から六本松の道で行こうか」
助手席から指示が出る。
左だ右だとうるさく言う。
福岡に来て2年になろうとしているが大まかな道はだいたい頭に入っている。
ちょっと走ると海に出るし、海以外の方向に向かうとするとすぐ山に入ってしまうほど福岡の街は広くはない。
スモール都市とかコンパクトな街と言われる所以だ。
佐賀平野や筑後平野並みの広さがあれば、もっともっと広がりのある都市になるのだろうがしょうがない。
コンパクトな街ではあるが道は割と広く、走りやすい。
細かな路地までは詳しくはわからないが大通りについてはそういう認識だ。
だから一度通った道は頭に入りやすい。
博多駅で人を拾って途中でまた一人拾って糸島方面に向かう。
隣に座った人は親切心から道を指示するのだろうが良い迷惑なのだ。
そういえばこの頃、助手席に座る機会が多い。
家人の運転についつい口を出すことが多い。
なぜかというとクルマが横揺れを起こすのだ。
原因は視線がすぐ近くを見ていて、おまけにハンドルを握りしめて運転している
「もっと行き先の先の方を見て、ハンドルの遊びは何のためにあるの?」
言っても治ることは無い。
それと先の事を考えてないため、次の交差点を左折しなければならないのに延々と右車線を走っていていざ左折となりあわててしまう。
何度言ってもわからない、なぜだろう。
まあ話が違う方向に行ってしまうので元に戻す。
立場変わって運転する身になれば
「うるさいな、道は知ってますよ」
と心の中では思っているが言われるままに運転をする。
そういうときは赤信号で止まっているときにナビに行き先を入力してしまうのだ。
あとはナビに言わせることにする。
「へーえ、こんな道があるのか」
「ここに出るのか」
となるわけだ。
途中で一人拾って糸島に向かう。
正式にいえば糸島のちょっと手前、だからまだ西区になるのかな。
海釣り公園の手前に牡蠣小屋はあった。



時間的には少し早い11時半ころだったが広い牡蠣小屋は半分くらい埋まっていた。
それぞれに牡蠣や野菜、ハマグリやサザエなどなどを買いパチパチと元気よく熾きた炭火にかける。



時期的には少し遅いのかなかなか殻が開かないようで、拾い上げてへらでこじ開ける。
それでも一人当たり1kgから1.5kgも牡蠣がある。
無心に食った。
ハマグリやウインナ、海老など食う。



皆さんビールに酒、運転手の私だけノンアルコールなので食うことに専念した。
これがいけなかったようだ。
前置きが長かったのはそういうわけで。
牡蠣小屋を出た後は気分が悪くなり、嘔吐に○○で大変だった。
早朝(午前3時)からの部活動だったり土曜日の仕事だったりと体調が良くなかったのだろう。



それでも運転手として酒蔵や土産物屋、物産館周りをした。
眠気もありそういう時は駐車場のクルマの中で熟睡だったりトイレに駆け込んだりと忙しかった。
それでもナビの言う通り運転して無事に返って来たのだからすごいものだ。