セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

器用・不器用

2011-07-26 | セカンドライフ
子供の頃から、器用・不器用って意識していた。
天性の物は、努力をすれば不器用な人が器用になれるという簡単な物では無い。
私は、どちらかと言うと下手な横好きタイプ。嫌いと言うわけではないが何でも下手くそ。

私は3人姉兄妹で育った。たった3人の兄弟でも明確に子供の頃から違いが表れていた。
二歳年上の、兄は何でも器用にこなしていた様に思う。
中学生の時は同じ学校なので、賞を貰うと朝礼で前に出るので良く覚えている。

絵画も特選(金紙の上に赤い紙)ばかり、工作では細い竹を使っって作った、日光の東照宮が
圧巻だった。
昔の子供って鳥かごを自分達で作ってメジロを飼ったり、魚釣り等、遊びと言えば、自分達で
考え作った道具で遊ぶので、ナイフの使い方等が上手だった様に思う。

姉はどうしようもなく不器用(本人も言っている)。努力はしてもどうにもならない。
一番のコンプレックスは字が下手だと言う事。細かい事も出来ない。
硬筆の練習をしたりしてもさっぱり上達しないし、縫い物でも上手く出来ない。

私はごく平均・並(自慢に聞こえたら失礼)
私達女二人は、手芸好きの人がマジシャンに見えてしまう。羨ましい物です。

人には、取り得と言うのを大抵持ち合わせているので、何とか頑張れるのかも。
一番不器用な姉は、身体を使って働く事が好きで、いつでもせっせと働いている。
優しい所が有るので、結構スムーズに人生を生きている。

兄は内面(ウチヅラ)は今一だが、外面が良いので、社交的で面倒見が良く、これ又なんとか
家の跡取りとして、おさまっている。

何でも並(オール3)の私は、特に人より優れている物は無いが、生きている事が楽しいので
良しとしよう。

三人の中では、私が一番使えないやつ、と思われている。確かに・・・・

先日、軽井沢にご一緒したY美ちゃんのお母様は細かい事が、お好きな様で傑作品を随分
頂いた。
ビーズで作ったミッキー、ミディーちゃんなんか、よくこんなんに立体的に可愛く作れるなー
と感心してしまう程。

今回は折り紙だったが。



             

分り難いと思うが、細かい所が、びしっときれいに揃っている。
友達の中でも折り紙上手が居るが一緒に折っても同じようには折れないのが私

苦手な物を諦めて、好きな事を楽しむのが「楽しい人生」の秘訣かな?

地元納涼祭

2011-07-25 | セカンドライフ
第31回地元納涼祭が7/23.24(土日)開催された。
JR駅の近くに大きな公園が有り、地元商店街、観光協会、ケーブルテレビの協力で大々的に
催された。

開催の前に打ち水会をしたり、地域の子供達の太鼓、ダンス発表会、ベリーダンス、多田周子(タダシュウコ)さんの、日本のうた、阿波踊り、盆踊り大会とプログラムがぎっしり。

通常は、夕方からの開催だが、昨今のエコの折りがら・・・・と言う事で15:00~となった。
提灯は勿論灯りは無いがまあ雰囲気は出ていた。

うちのミコタンはヒップホップ(ダンス)が大好きで2曲ほど踊ると言う。
忘れていたわけでは無いが、前夜「アミーが忘れているといけないので・・・・」確認の電話を
貰ったので真面目に見逃さない様早々に出かけた。

地域の子供達のレゲエのダンスやダンス表現など、思いのほか素晴らしい出来栄えだった。
ユニフォームを着て踊った子供達の噂を偶然会った友達と話していると、そのグループの
お母さんと思われる方が「週に3.4回練習しています」だって。凄いのね―どうりでお上手です。

太鼓の乱れ打ちも小学生とは思えぬリズムの良さに引き付けられたし…。
孫が居るお陰で、華やかな夏祭り、目の保養に参加できた。
どのグループも感心する程の出来栄え。

                   

                  

                 

                 

 

歌のゲスト「日本のうた」多田周子さん
 

 

地上デジタル放送へ

2011-07-24 | セカンドライフ
本当にその日が来た事を実感。子供の頃から見なれたテレビプログラム欄が入れかわっている。
何も無かった様に、今日のからのテレビ欄に馴染むんだろうなーと思いながら・・・。

民放でカウントダウンをしていた。NHKでは言葉だけだったのでTBSを観ながら一緒に
カウントダウンをした。

トラブルが何も無い(今の所)と言う事はチェンジが上手く行った事だと思う。おめでとう!




                

 

                


TBS「アッコにおまかせ!」より

そして静かにアナログ放送の終わり
お役目ご苦労さま、そして有難う!。

アナログ→地上デジタル

2011-07-23 | セカンドライフ
呑気に1年以上あると思っていたが、いよいよチデジ(地上デジタル)に移行する日がやって来た。
勿論被災地は除くが(そんな方法が有れば地域別にして急いで替えなくても良かったのでは?)
25日午前零時と言うけど、私の集合住宅では全戸移行が終わった事を確認した。

新しいテレビを買うか、専用チューナーを買えばよい。細かく言えば色々有るが・・・。
普通はこれだけ移行期間が有ったので皆さんとっくに準備は出来ていると思っていた。
東京地方では、当然従来のテレビは見られなくなるのだから、私も去年の内に買い替えた。
薄型の方が部屋が広く使えるので、先ずそれが優先した。

昨日行った、地域の文化センターに設置された、相談コーナーに高齢者が並んでいたので
驚いた。
地デジカ地デジカと、耳にタコが出来る程、何かにつけて宣伝していたので網羅されたかと・・・。

様子を見ていると「急にテレビが観られないって聞いて驚きました」「どうすれば新しいテレビが観られるのですか?」「ケーブルテレビってなんですか?」「ケーブルが無いのでどうしたらいいですか?」
概ねこんな質問。

たまたま私は、世間で高齢者と呼ばれる年齢には未だ少し間が有るけれど、自分が80歳前後の
独居生活で、余り世間と交流を持たなかったら・・・・
きっと工事が間に合わない2日前に並んでいたかもしれない。
いや突然「テレビが壊れたわ」と悲しむ状態かもしれない、と様子を見て思った。

そんな事当り前よ!と思う方達には関係ない話だけれど、現実を知って欲しいのです。
相談所にニか月前から担当者が、3人位机を前に並んで応対していた。
他の役所関係でも同じと思われるが総じて高齢者の皆さんは、不安が隠しきれない表情。

若い人には信じられないかもしれないが、本当に単語を聞いても理解出来ない年齢、理解する
のは面倒(無視)だと言う人は想像以上に多く居るのです。

自分が時代について行けるかどうか、自信は無いけど時代が変わると言う事はこう言う事です。
振り込め詐欺に遭ってしまう人、高い消火器を買わされてしまう人etc・・・・
未だに後を絶たないのです。他人事では無い。

遠くないいつか、わが身に降りかかる事なのです。社会に少しでも参加していたいと思うけど
将来を思うと不安でならない。
私が80歳になった時、どんな時代になっているだろう。
出来るだけ、周りの高齢者の方々には親切にして上げよう。今の時代の礎を作って呉れた
方達ですから・・・。

高齢化社会とはこんな事象でも有ります。


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友達の肺がん手術

2011-07-22 | セカンドライフ
今朝も気温が低く朝18.5℃ですって。でも明日から本来の夏に戻ると思うと、大陸の高気圧に頑張って欲しいんだけど・・・・。
今の内に楽しんでおきましょう。シルバー大学も前期の最終日、3.40分程だけど、徒歩で行ってみましょう。

1ヶ月ほど前から友達(30年来の)から肺がんを知らされていた。検査をしたら2cm位ですって。
大きいがんが巣を作っていたのね。
癌が発見されて驚きと悲しさを思わない人はいないでしょう。
私も心を痛めていたが、今の医学は素晴らしいと信じているので、一日も早く除去して欲しいと思っていた。

しかし、口から入れる管で肺に有る癌の状況を検査したり・・・・それがきつかったと泣いていた。
私が外出して帰郷した日がオペの日だった。漸くそこまで行ったかと夜遅くご主人に電話で
様子を訊ねると「全て上手くいきました」と明るい声。

◦一晩(当日)はICU集中治療室に入る。
◦以前患った部分からの転移かどうか?
◦がんの種類が、どんな物か?etc・・・・・。

落ち着いてから、見舞って見ようと思っていたのに開腹手術では無く三か所に穴を開け管を
入れて取り去るのだと言う。
実際患者のストレスの少ない最善の方法だと思う。

翌日行って見ると力の無い声ながらとても明るい声で「アミーさん肥ったんじゃない?」なんて
笑っている。
10年位は会っていないので、それはさぞかし肥えたとは思いながらそんなに喜ばなくても・・・。

彼女は身長が165cm位なのに体重は45㎏位なのでスレンダーと言える細さ。30年前の洋服も
直さず着られるらしいからお見事なものだ。
だから私の事を「どうしちゃったの?デブ!」見たいに眺めている。

色々懐かしい話を30分ほどお喋りをして帰ろうと思った時、執刀医の先生が顔を出した。
そして術後の結果を詳しく、患者が理解出来る様に優しく説明された。私もホッとしながら
何と良い先生かしら?と感心した。ついでに友達と一緒に深々と頭を下げてしまった。

こんな立派な病院で、こんな先生に担当していただけて、本当に良かった。全て完璧。

普段は遠くに住み、なかなか会え無いので、毎日通って様子を伺えるし、お喋りも出来ると
少し楽しみでも有った。メールや電話では話せても顔を見たいし。

病院は、JR五反田駅近くに有り、私の通える場所なので、毎日毎日・・・・・と思っていたのに
昨日顔を出して見ると何と今日、退院の許可が出たと言う。

えーっ?肺がんの手術と大騒ぎをしていたのに、手術をして、何と2泊3日、今日午前中に引き
上げると言う。
頑張って通おうと思っていた私 嬉しいけど、うん嬉しいね。嬉しいよ。
彼女の検査期間の、辛さや苦しみを思うとあっけない程の幕切れ。

執刀医の先生は、未だ50歳前と思われる。まだ当分は大丈夫、友達に何が有っても心配不要。
私は、一人の大切な友達を失う事無く・・・・嬉しくてたまらない。後々もお大事にね。