カリフォルニアン・キッズ

4年を過ごしたカリフォルニア生活も終わり・・・
帰国子女となった子供たちとの日々をのんびり書いています

うちの周り

2007年12月06日 10時38分09秒 | カリフォルニア生活


応援しているチームが不振で、監督さんが解任されそうというだけで、朝起きると妙に憂鬱なんですが、これって変ですよね。自分でもちっとも憂鬱になんかなりたくなくて、爽やかに起きたいのに、どうしようもなく憂鬱なんです。また最近は朝曇りがちなことが多くて、今日は霧が出ていましたし、陰鬱さに輪がかかりました。起きて行動を始めてしまえば、良くなるのですが。

そんな風に暗い冬の朝を過ごしていますが、お昼前からは良いお天気になるのがここカリフォルニア。上左の写真は、家の玄関から出て右を見たところ。上右の写真は、家の玄関から正面をを見たところ。す、すみません、これは冬の景色とは言えないですよね。太陽がさんさん、はっきり言って昼間は暖かいです。陰鬱な冬というのは、私の気持ちの中だけで、実際にはかなり快適な冬と言っていいでしょう。冬というか、日本で言ったらせいぜい秋くらいの気候かな。

ベイエリアは、南、東、西の三方を低い山に囲まれています。だから、シリコン・バレーというよりは、盆地と言ったほうが適切なんですよね。シリコン・バレーの盆地部分は平らで高い建物もなく(サンノゼ・ダウンタウン以外は確か建物は二階か三階までという規制があったはず)、椰子の木や普通の木々の間に道路と住宅地とオフィスが点在しているだけなので、どこからでもその山々が見えます。海からの湿った空気はバレーの南と西にある山に雨を降らせて、そこで空気が乾くために、南と西の山は一年中緑なのに対して、東に見える山は夏の間中見事な茶色い禿山です。幸い、うちから見えるのは南と西の山なので、いつも緑。居間から緑の山が見えるととても落ち着いた気持ちになれます。興味深いことに、緑の山のふもとの住宅地はとても家賃が高くて、茶色の禿山のあたりの住宅地の家賃は安いです。確かにドライブしていて、真東に茶色い山々を見ると、心までが乾燥していくような気がするんですよね。禿山の近くに住んでいたら、窓からの景色を見るたびに落ち込んでしまいそうです。(実際そういう人が多いので家賃が安いのだと思いますが。)うちの窓から、また家の外に出て緑の山を見るたびに、ここに住めることを感謝しています。 

右の写真で写っているのが我が家です。この辺では非常に一般的な平屋ですね。平屋に慣れてしまうと、階段を上るのがおっくうになります。去年まで子供たちは二階建ての家に住みたい!と言っていたのですが、一時帰国で自宅に住んだら、階段が大変だったそうで、もう二度と言わなくなりました。この家は中国人の方がオーナーなので、庭木はかなり東洋的な感じです。バックヤードには竹が植わっていますし! 前の家は水色で、個人的に大嫌いでしたが、今度の家はイエロー。日本の自宅もレモン・イエローなので(で、ドアがフォレスト・グリーン)、一緒だ♪と気に入っています。アメリカの家のドアは茶色の木製ですけどね。観音開きで、小さなステンドグラスがはめ込まれていて素敵ですが、実は断熱性がなく隙間風がかなり入るのが困りものです。