特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

第116回十八成浜現地ボランティア活動報告。

2014年04月25日 13時32分23秒 | [東日本大震災]宮城県牡鹿半島十八成ボランティア

みなさん、こんにちは!

愛知ボランティアセンタースタッフの徳倉です。

名古屋は桜が散ってしまいましたが、東北(福島、宮城あたり)では桜がちょうど満開です。

豊田の前林中学生たちが植えた十八成桜も咲いています。

それでは116回の現地ボランティアの報告をさせていただきます。

116回の十八成浜は、天気は晴れでしたが、風の強い一日となりました。

冬に逆戻りしたのかというくらい寒かったです。

 

 

出発式&各班別ミーティング

くぐなり食堂班

今回はなんと、スタッフ久世が料理長を務めます。

みなさん、サポートよろしくお願い致します。

 

 

チーム恭一with安吉&文吾班

久田代表がチーム恭一の説明をしています。

今回はどんなことをするのかな?

 

 

心配り班

今回は前林中の生徒たちも参加!

明るく楽しくそして、真面目に活動してきてくださいね!

 

 

 

 

 

出発式

久田代表のあいさつを経て、バスに乗り込みます。

ここから約13時間、十八成まで帰ります! 

 

 

 

 

 

途中、門脇小学校を望みます。

震災時、津波と火災で大きな被害がでた門脇小学校。

今は、危険を伴うため校舎全体にネットが張られています。

 

 

 

そして、避難所時代には私たち愛知ボラセンも活動をした渡波小学校。

昨年度末には卒業式が行われ、今年度から校舎として使用されています。

 

 

 

 

 

十八成に帰ってきました!!

憩いの家へと向かう途中。

 

朝のミーティングスタートです!

お出迎えに来てくれた十八成の方をご紹介していきます。

 

各班に分かれて活動開始です!

☆くぐなり食堂班

☆心配り班

☆チーム恭一with安吉&文吾班

☆和みクラフト班

 

 

☆くぐなり食堂班

十八成の方においしいご飯を食べて頂きたい!

くぐなり食堂も94回目。

毎回毎回、丁寧に料理を作っていきます。

調味料が足りないトラブルも、食堂班で工夫をこらし、つくっていきます。

 

そして、12時ごろには完成!

おいしそうなシーフードピラフがメインで、

玉ねぎと人参のスープ、白身魚フライ、いわし団子の甘酢あん、切干大根のバター炒めと

バランスのとれたお弁当になりました!

 

 

 

☆心配り班

仮設住宅や十八成のお宅を訪問していきます!

笑顔と元気なあいさつが大切な活動です!!

 

心配りC班の様子。

会話も弾みます!シジミ貝のアクセサリーをいただきました

 

 

先輩の植えた十八成桜を見る、前林中学生。

想いも受け継がれていきます。

 

 

心配りE班の様子。

1軒1軒丁寧に訪問していきます。

 

 

 

 

 

☆チーム恭一with安吉&文吾班

恭一班に参加された、田口さんからご報告です!

今回恭一班は3班に分かれて作業しました。 

安吉さんの班、文吾さんの班、写真は恭一さんの班です。

いこいの家の近くにある神社の辺りで作業をしました。

最初に伸びた竹を切り出し、積み込みがしやすいように1.5m位の

長さにのこぎりで切って積み上げました。

途中から後藤さんの班が合流して作業をしました。

斜面がすっきりしました。

休憩の写真はちょっと疲れたように見えますが、春の穏やかな景色に

いやされながら恭一さんの話を聞きました。

石垣の崩れたところがありましたので、そこも直しました。

最後に道をきれいにして完了です。

 

 

 

 

 

神社の上から見た景色を1枚。これをみて、家が流された時の事を想像すると、

海面がどこまで来たのか見えてきます。

自分が立っているこの高い場所も、津波で山が崩れたら安全ではないと

思いました。

 

田口さん、ありがとうございました!

 

☆和みクラフト(鮎川浜)

今回は服をつくっていきます。

生地を断裁し、ミシンを駆使し、楽しくおしゃべりしながら

服ができていきます。

 

 

みなさん、うまくできたようです!

 

 

 

 

くぐなり食堂オープン!!

 

そして、第2回目となるくぐなり食堂交流会!

今日の参加者の自己紹介から始まり、

簡単なレクリエーションをします!

欠点さがしゲーム。それを反対に言い換えると。。。

お絵描きゲーム。チームに分かれて10秒ずつ絵を描いていきます。

場が温まってきて、みなさんの緊張もほぐれたのか、会話が一気に弾んでいきます。

 

 

 

 

邦子さんとの語り合い

どれだけ、体調が悪くても邦子さんは、語ります。

そう、まさにいのちをかけて。

「生きてください!」

「はいっ!」とみなさん手を上げます。

 

 

出発式

そして、もう十八成を出発する時間になってしましました。

各班の感想です。

恒例のエール

食堂班の方を中心に!

フレーフレーくぐなり!!

フレーフレーあいち!!

牡鹿半島に大声援が響き渡ります!

 

バスの外からは、くぐなりの方のお見送り。

「いってらっしゃーい!!」

「いってきまーす!!」

 

第116回の活動も無事に終える事が出来ました。

牡鹿の方、参加されたボランティアの方、バスの運転手さん、

お見送りお出迎えに来てくれた方、などなど本当にありがとうございました。

 

集合写真 ※クリックすると大きくなります

 

▼宮城県石巻市牡鹿半島十八成浜現地ボランティア参加はこちらから
http://aichiborasen.org/volunteer

▼116回感想を書くはこちらから
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5 コメント

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Unknown (116回参加者感想)
2014-05-03 13:57:20
 はじめての参加 やっと一歩が踏み出せました。不安もありましたが 出発時 お茶所で明るく迎えていただき 嬉しかったですよ。
 現地での活動も皆さん 目的が同じのためか 本当に気持ちよく活動され 短い時間ながら充実してました。代表の将来を見据えたビジョンにも感銘を受けました。是非 植樹にもかかわっていけたら・・・と思っています。 一点だけ気がかりなのは 邦子さんのお話のなかで 被災者の年配の方たちは普段 独りポツンと テレビを見ていて笑顔もなかなか出ないんだよ との事 確かに ご年配のかたとお話しをして 少し感じた部分もあった気もしました。
 生きがい・・・という事に繋がっていくのでしょうか?
 そこで提案ですが たとえば くぐなり食堂のメニューに 十八地区の地元の家庭料理を私たちに教えていただき 加えるとか・・・ (すでに 実行されたことがあったらごめんなさい)
 今回 活動したとはいえ やはり継続して訪問したいと思っています。代表はじめスタッフの皆様には 尊敬の念で一杯です。機会を見つけて 又 十八に帰りたいです。貴重な体験 ありがとうございました。
Unknown (116回参加者感想2)
2014-05-03 13:58:19
くぐなり食堂で参加しました。
今回は久世さんが料理長で、すごい面白かったです(*^_^*)
みんな助け合って、美味しいお弁当ができたと思います!
絶対にまたくぐなりに行きます!青木組として!
今度あったときはお声をかけていただけると嬉しいです(*´∀`)♪
邦子さんにもよろしくお願いしますm(__)m
Unknown (116回参加者感想3)
2014-05-03 14:00:09
私は第116回にして初の参加でした。
(第104回で台風で中止になってしまいました…。)
私はずっと現地に行きたかった、やっぱり現地でしか感じられない何かがあると思ったからです。
そして旅行じゃなく真剣だからこそ絶対1人で行きたかった、理由をつけては一歩踏み出す勇気出ずに3年経ってしまいました。
参加理由は、「自分の存在価値が分からない」そう思う頃と東日本大震災が重なっていたからです。
次第に、「誰かの為になることが、自分の為になっている」ことに気付きました。
いつも私の周りには誰かがいてくれて、1人で行動とかしたことありません。
誰も知らない環境で参加して、何かを学べると思ったし、自分にとっての財産になると思いました。
もちろん少しでも力になりたいと思っての参加だけど、自分を成長させる為の参加でもありました。

集合場所、不安と孤独の中「何で1人で参加したんだろう」って弱気でした。
1人の女性が話しかけてくれた、それだけで涙が浮かんできました。
バスで隣に座った別の女性も「あそこのSAの餃子美味しいから後で一緒に食べましょ」って仲良くしてくれました。
SAでも1人でいたら「隣いいですか?」と話しかけてきてくれてり。
人の暖かみを感じました。

宮城県石巻市に入った途端景色が変わり、瓦礫の後もなく更地…
そしてテレビでよく聞く仮設住宅。
私は食堂班で130食分のお弁当を作りました。
自分の力は小さいけど、みんなで力を合わせて1つのものが完成するって素敵だなと思いました。
それからみんなでお弁当食べて、交流して…当時の思い出したくないお話を「みんなに伝えたいから」「みんな助かって欲しいから」「みんな生きて欲しいから」と邦子さんは話してくれました。
私も邦子さんとまでは行かないけど、再発が続き全身麻酔を3回やった身で、未だに治っていません。
今手術をしても治る確率は5分5分です。
邦子さんの生き方、考え方は本当にすごい!って思いました。
私も今ある命を大切にして生きたいです。
そして3年経った今でも何か力になれるのかな?って思っていたけど「来てくれるだけでありがとう」「来てくれるだけで嬉しい」「来てくれるだけで笑顔になれる」「来てくれるだけでボランティアの90%は達成出来てるんだよ」と邦子さんは言ってくれました、それだけで「来てよかった」って思えました。
瓦礫撤去だけがボランティアじゃない、3年経った今だからこそ出来ることもあるんだって思いました。
そして同行したボランティアのスタッフ、参加者、みんな暖かい人たちで、同じ想いでの参加なのですぐに仲良くなれました。
たくさんの素敵な出逢いに感謝です。
1人で参加してよかったです。
愛知と宮城、人と人とのつながり、優しさ、暖かさを感じた旅でした。
またくぐなりに帰ります。
Unknown (116回参加者感想4)
2014-05-03 14:04:54
今回初めて参加させてもらいました。一言で言うと「なにもかも違う」です。被災地の様子も復興が進んでいる地域がたくさんありました。がれきはあまり見ませんでした。また被災者の方も楽しい毎日を過ごしている様子でした。ただ震災の事になると心の裏に秘めた悲しい、悔しい思いが伝わってきました。このボランティアに参加する価値はかなりありました。想像、自分が考えていることと実際見て、聞くことは違いました。
自分は高1なのですが、自分にもできるボランティアがあることを気付かされました。高校生・中学生でも人の役に立てることができてよかったです。
今後、経験を生かして十八成浜に1800本の桜を植える活動に自分たちの力で取り組んでいきたいです。
Unknown (116回参加者感想5)
2014-05-03 14:05:48
他の活動であったり、趣味であったりなにかしら理由をつけ、 約1年ぶりのただいま。になってしまいました。なにか、きっかけがないと帰ろうと決心できない自分が情けないです。
しかし、くぐなりの皆さんはそんなわたしでも顔や名前を覚えておかえりと言ってくださいました。ただただ…嬉しかったです。
1年ぶりのくぐなりはぱっと見あまり変わらず、ひとりひとりの生活だけが変わってきているのかなと思いました。
桜を植え、ビーチを作るという企画を近くから見ていられないのが残念ですが、くぐなりの方が前に一歩一歩出ているのにわたし自身が迷い止まっているわけにはいきません。
また、桜の咲く頃にただいまと言えたらいいなと思います。
ありがとうございました。

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