特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

第1回兵庫県丹波市現地ボランティア活動報告

2014年08月28日 19時38分13秒 | [平成26年(2014年)8月豪雨]兵庫県丹波市ボランティア

こんばんは。

愛知ボランティアセンターです。

昨日、活動を行いました兵庫県丹波市市島町水西地区現地ボランティアの活動報告をさせていただきます。

丹波市は8月16日より降り続いた大雨により市内各地に被害が発生した地域となります。

その中でも、私たち愛知ボラセンは水西(すいさい)区の地域に入り、活動を行いました。

水西区は自治会でボラセンを立ち上げた所です。

ですので、地域住民の方が資機材を調達したりで活動を行っています。

また、住民の方の要望も住民の方が拾ってきます。

愛知ボラセンからの参加は徳倉を含め40名+ドライバーさん2名

 

リピーターや初参加の方、今回は夏休みということもあり学生が中心で活動いたしました。

主な活動内容としては、5班に分かれて活動。

民家の床下の泥出しやフローリング下の泥出し、庭の泥出しなどを行いました。

みなさん、泥だらけですが、明るく楽しくそしてまじめに活動することが出来ました。

ボランティアさんが地元の方と協力し声を掛け合って、協力し合って活動しました。


水西区の住民のみなさん、参加された皆さん、お見送りお出迎えをしていただいたみなさん、お世話になりました。

ありがとうございました。

---

参加者の感想より

8月に入ってから続いている各地での水害や土砂崩れ

多くの犠牲者を出した広島の被害は、日本中の人が注目し、早く元通りに生活できるようになることを祈っていることだと思う。

その傍らで、メディアに取りあげられることもなく一般ボランティアも入っておらず、泥まみれになったまま2週間を過ごしていた丹波の水西(すいさい)という所でボランティアの受け入れ体制が整ったということで愛知ボラセンから行ってきた。

現地の方は「農業用水池が泥に埋まってしまって、2~3年は米ができなくなってしまったんです。」と涙ながらにお話ししてくれました。

家屋の床下、床上浸水被害をうけながら高齢者ばかりで泥が入ったままのお宅へ入らせてもらい、溜まった粘土状の泥をかき出す作業の1日となりました。

8人がかりで1日かけても一軒の半分くらいしか泥を出すことはできなかった。
世間の表に出ていない所でも、雨が降る度に不安で眠れない夜を過ごしている人達はまだまだたくさんいることを知ることができました。

---

丹波市へ。今回は愛ボラ参加で行きました。急な募集でしたが、夏休みの学生さんを中心に40人。行ったのは74軒の小さな集落、水西(すいさい)地区。


ここにボラセンを立ち上げた、Tさんの呼びかけでした。8人ずつ5班に分かれて、1軒ずつ家に行き活動。床下の泥だしがメインでしたが、粘土質で重たく、しかも水分が多くて、泥だらけ。初ボランティア参加の学生さんが8割で、ペース配分や流れ

がわからなくて大変だったと思いますが、皆さん元気に活動してました。

帰りの出発式のときの、Tさんの話を聞いている参加者さんの目を見たら、どんな1日の活動だったかは、わかると思います。皆さんにとって貴重な1日になったと思います。おっさん自身、参加して良かった。

---

また、本日よりチーム神戸の金田さんが現地入りしています。
http://stnagata.exblog.jp/22522208/

 
ひょっとすると愛知ボラセンとしてまた活動させていただくかもしれません。
 
ブログ、HPなどチェックをしていただければと思います。
 
コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 丹波現地ボランティア、本日... | トップ | 再掲【集合時間変更のお知ら... »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (参加者感想2)
2014-09-01 14:27:05
今回は、初参加、特に学生さんも多かったようですがケガもなく、先ずはホッとしています。
そして、一歩でも進むお手伝いが出来た事に、本当参加して良かったと思っています。やはり、マンパワーは凄い!
さて、現地の拠点となります「水西自治会ボランティアセンター」。
初参加者、またリピーターでさえ、毎回参加する時、活動前は不安があるもの。
しかし被災者でもありますTさんによる絶妙な活動前のオリエンテーション、マッチング。
Tさんのコーディネート力、お人柄もございますでしょうが、あの雰囲気は通常の災害ボランティアセンターにはないでしょう。
あらためて、「水西自治会ボランティアセンター」の掲示を目にして、地域の方々で支えあう、そして助けて欲しい方と助けたいと思う方をダイレクトに繋ぐ、地域力が溢れた究極の“自治会”ボランティアセンターではないかと感じました。
返信する
Unknown (参加者感想1)
2014-09-01 14:24:12
兵庫県伊丹市にて主に床下の泥の撤去、庭の泥出しの作業でした。まず、リーダーとして熱中症を出してしまい申し訳なく思っています。午後からメンバーチェンジを行い自分が熱中症になられた方の作業に入りましたが地味ですが結構ハードな作業でした。床下にずっともぐっているのも大変な作業ですが、地味な作業を行って下さる人がいてその作業によってボランティアが成立すると思いました。まじめで責任感が強そうな人なので申し訳なく思います。後は、休憩がうまく回せなかった事、作業終了のタイミングの指示が遅くなり他のグループ、スタッフの方に迷惑をおかけしました。反省点ばかりでしたがA班の皆さんは団結力もあり、行動力もあり、本当に頑張ってくれました。作業が終わらず自分を含め悔しい思いもしました。終わらなかった事は、仕事と同じ感覚ですかね。申し送る事ができ自分では納得できました。ただ、熱中症の件、作業終了時間が大幅に遅れた件は申し訳なく思います。自分もいつもと同じと思っていましたが頑張りすぎたのか翌日には両腕筋肉痛、右肩が午前中は肩から上に手があげれずでした。でも、それだけ楽しく皆さんと作業できよかったぁ
返信する
Unknown (大阪のぼんやりおじさん)
2014-08-29 07:45:25
みなさん、ご苦労様でした。

世の中には、誰も見てないからと盲導犬を刺し、更に人を困らすような悲しい人間がいますね。

さて、みなさん現地に行かれて現状を見て、汗を流して何か感じましたか。
困った時は、みな御互い様です。

でも、それ以上に学校では教えてくれない、学問では学べない貴重な体験をし、人生の糧を得たことだろうと思います。

今度は、東海地域で災害があった時は頑張ってくださいね。そして、また何も災害だけが助け合いでもありませんし~。
返信する

コメントを投稿