特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

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夏休み!@98回現地ボランティア報告

2013年07月31日 20時47分34秒 | [東日本大震災]宮城県牡鹿半島十八成ボランティア

7月19日出発の第98回現地ボランティアの報告をします。
同朋高等学校教諭の岡田暁彦です。
よろしくお願いします。

今回の現地ボランティアの出発日は1学期の終業式の日でした。
その影響もあり、小中高校生と大学生で25名もの参加がありました。

つまり、参加者の半数以上が学生で、ほとんどの人が初参加。非常に若い人の多い回になりました。
多くの若者がボランティアに参加するということは一つの希望に感じられますね。

十八成浜へ行く途中で石巻市立湊中学校に立ち寄りました。

97回の時には校内をいろいろと見て回ることができたようですが、今回は解体のためかフェンスに
覆われ工事関係者が出入りしていました。今も白い校舎の壁にくっきりと残る津波の後。


そんな震災の痕の残っている建物も取り壊されようとしていました。
私の勤務する同朋高校の文化祭で、震災の話をしてくれた女子高生がいました。
その子が通っていた石巻市立女子商業高校も、今回見た時には完全に取り壊されて更地になっていました。
震災の記録をとどめる建物はなくなっています。そのあとには何もない更地だけが広がっています。

早朝は霧雨が舞うような天気でしたが、
十八成浜に近づくにつれてだんだん天気が良くなり晴れてきました。

それでも東北ならではの涼しく活動しやすい1日になりました。

【くぐなり食堂】 
今回のメニュー
梅しそごはん 
もやしの中華スープ 
エビフライ 
ひじき豆 
ジャーマンポテト 
バンバンジーサラダ


この日の午後、老人憩いの家で高台移転に関する話し合いが行われます。
そのために「いつも以上に要領よく、尚且つ、いつも以上においしいお弁当を!」と考えられたメニュー。
目標通りに完成させることが出来ましたよね。

 

  
【よろずやチーム恭一】
これまでにも2回行われている老人ホーム入口の除草作業を行いました。高校生の班長の下、
熱心に取り組み続けました。作業は昼食を挿みながら午後2時まで行いました。

  

   
【心配り班】 
地域内のお宅を訪問する心配り班。今回も4グループに分かれて訪問しました。
定期的に訪れているボランティアの方は地域の方と顔なじみになって「最近はどうですか」などの話を
交わしていました。

5度目の参加の華ちゃん(小学校5年生)
もちろん今回も華ちゃんのバイオリン演奏などコミにティセンターで行いました。


【折り紙班】 
今回は鮎川の仮設住宅の談話室で折り紙アートを作成しました。みんなで作った折り紙を
模造紙に張り合わせて一つの作品にしました。鮎川だけあって鯨の折り紙を使った作品になっていました。
講師役の水谷さんが「先生、先生」と呼ばれるほどの大人気。
鮎川談話室の皆さんの楽しい一時となりました。


  

【阿部邦子さんの語り合い】
のどの調子が悪い中、しっかりと語ってくださった阿部邦子さん。
その語りが多くの人達に命について、初めて参加する若い学生さん達にとっては
考えるきっかけとなった時間でした。

 

 
【出発式】
の前に
華ちゃんのスペシャルコンサートを!!
石井さんの歌声もバイオリンと共に憩いの家に響きました。

  

 

そして
エール
今回のエールは大学生以下のメンバーで!
若さと元気の溢れるエールになりました。

最後は集合写真


皆さん素敵な笑顔です。

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