あほねんのブログ

日々の出来事や関心のあることを綴ります。

nanohana情報発信サイト:放射能廃棄物処理基準が100Bq⇒8000Bq⇒10万Bq

2011-08-29 22:19:31 | 災害
nanohana情報発信サイトからの情報です。

アーニー・ガンダーセン氏が指摘する重要な問題:瓦礫処理による放射性廃棄物の再拡散がさらに基準が引き上げられて、全国に被害を拡げられようとしています。

100Bqから10万Bqに引き上げられた瓦礫や汚泥が埋め立てられれば、地下水が汚染されます。

旧基準どおり外に漏れ出さないよう厳重に管理する必要があると思います。

※nanohana情報発信サイト記事
http://nanohana.me/?p=4171

福島原発事故,日本と世界への放射能汚染拡散を新データが証明! 8/21 ガンダーセン

2011-08-29 22:06:10 | 災害
概略>
・「ロシア・トゥデイ」で放送された話ですが、福島第一原発の敷地に亀裂ができそこから水蒸気が出ているというもの。その原因として 、炉心がメルトスルーして格納容器から出て、地下水に接触したといわれています。私は「ロシア・トゥデイ」からコメントを求められましたが断りました。それを肯定するにせよ否定するにせよ、信頼できる技術的なデータが不十分であり、その様な状況になっている可能性はありますが、結論をだせるだけの技術的なデータがまだないと思いました。
・先週カリフォルニアから届いた別の報告です。研究者グループが大気中で放射性硫黄35を検出しました。報道は硫黄35が、カリフォルニアで検出されたことに重点を置きましたが、この報告書には、報道がニュースにしなかったはるかに重要なことが含まれています。それは【硫黄35がどの様に生まれたか?】なのです。
報告書によれば、カリフォルニアで検出された量の硫黄をつくるには、1平方メートル当り/4,000億個の中性子が必要です。これは膨大な数の中性子です。このカリフォルニアの報告書は、私が4月3日にビデオ報告した内容を立証するものだと思います。そこには福島の原子炉が完全には停止していないと思わせる証拠が十分にありました。思い出してください。津波が襲ったとき、原子炉は1時間で停止しました。制御棒が原子炉に挿入され、あらゆる臨界反応を停止させたのです。しかしながら、その後再臨界が起きたようです。カルフォルニアの新データが、私の4月のビデオ報告を立証していると思います。原子炉停止の後で、再臨界が継続していたのです。
・米国原子力規制委員会の会議が開かれ、NRCスタッフが委員会の理事たちに福島の状況を説明しました。福島第一原発の核燃料保管プールにあまり問題がないと報告されてい ます。
質問者はシャディス氏、ニューイングランド・コアリション(原発の安全性を研究する米国NPO)の方です。こう発言しました。
「保管プールの核燃料が損傷していないという発言を聞き驚いています。報道によれば、1cmを超える核燃料破片が保管プールから1マイル(約1.6km)以上離れたところで見つかっています。これが最初の質問です。この食い違いを説明してもらえますか?」
シャディス氏が示しているのは、核燃料保管プールが無傷なら、プルトニウムが1、2マイル(約1.6~3.2km)離れたところから見つかったのはどの様にして起ったのか?なのです。
原子力規制委員会のグローブ氏の発言としてこうあります。
「発見が報じられている破片のほとんどは、複数の原子炉から来たものです。」
私にはこの解釈が理解できませんし、率直に言って正しいとは思えません。やはり私は核燃料保管プールが、プルトニウム飛散の原因だと信じております。しかしながら、もし私が間違っていて、核燃料保管プールからでないならば、原子力規制委員会の解釈では、実際ははるかに恐ろしい事態だったのです。
・東北日本のセシウム降下は大量です。日本政府は、放射能汚染瓦礫を焼却許可しようとしています。キロ当たりの放射線濃度が8,000ベクレル以下ならです。
これを行なえば、深刻な問題が生じます。まずひとつは、福島原発が放出し既に地面に落ちた放射性物質を再び空気中に拡散させることになります。故意に!福島の周辺市町村の除染が済んだ学校周辺や校庭に、瓦礫の焼却で再びセシウムが降ってきます。
その放射能の雲は、日本だけに留まっているわけではなく、もちろん太平洋を越えて太平洋北西部にも届きます。汚染瓦礫の焼却許可は、まるで福島原発事故の再現です。地面に落ちた汚染物質をもう一度空気中に舞い上げることです。

※日本語字幕付きビデオ
http://www.youtube.com/watch?v=bSZzhBXLuLk&feature=youtube_gdata_player

nanohana情報発信サイト:「これはもはや食べ物ではなく、放射性廃棄物です」ドイツTV番組frontal21

2011-08-29 14:21:59 | 食と農環境
コスタリカさんツイッターからの情報です。

ドイツTV番組frontal21が福島第一原発事故から拡散された放射性物質の実態について、日本政府当局に質問しています。

ECRR議長クリスバズビー博士は、史上最悪の原発事故だと警鐘を鳴らしています。

政府当局の無責任な姿勢が、福島の子供達の命を奪うだろうと。

※nanohana情報発信サイト記事
http://nanohana.me/?p=4198

福島第一原発事故放射能被曝「低線量被曝データはあった」

2011-08-29 09:25:38 | 災害
低線量被曝について、政府が従うICRP基準でなく、政府が作った報告書に低線量被曝の調査結果があることが分かりました。同議員は、SPEEDIを公開しなかったことは犯罪だとも政府を追及しています。

8月1日参議院復興特別委員会において、政府を追及した自民党古川俊治議員の質疑を一部転載させて頂きます。

 それは、文科省の委託を受けた財団法人放射線影響協会が作った「原子力発電施設等 放射線業務従事者等に係る疫学的調査(第IV調査)平成17年度~平成21年度」である。原発で働く人を対象にした追跡調査。世界で同様の調査は行われているが、戸籍制度がしっかりしている日本のものが、実は最高に優れているという。

 その資料を持ちだして、古川議員は何を問おうというのか。

 「放射線従事者の方々は長期被曝しておられます。一般の方々と比べた場合、癌のリスクは1.04倍になります。明らかに偶然では説明できない差をもって、放射線従事者のほうが、癌がたくさん発生してるんですね」

 原発などで働く放射線業務従事者の通常の放射線被曝限度は、1年で50ミリシーベルト(以下mSvと略)、5年で100mSvと定めている。であれば、少なくとも限度以内では安全、と思う。ところが、1.04倍。100人に4人は癌の発症が増える。

 古川議員はさらに決定的な数字を突きつける。

 「この放射線従事者の方々の平均の被曝線量は累積で13.3です。20ミリ以下ですね」

 そして、労災認定の例を挙げる。

 「過去に癌を発症して労災認定をされた方は10人いますが、最も少ない人は5ミリの被曝だったんですよ。政府が被曝との因果関係を認めてるわけですよ」

 5mSvの労災認定とは、中部電力浜岡原発で働いていた孫請け会社元社員・嶋橋伸之さん(当時29)が慢性骨髄性白血病で91年に死亡し、94年に認定されたものだ。嶋橋さんの放射線管理手帳によれば、約8年10カ月で累積被曝線量は50.93mSv。従事年数で累積線量を割れば、約5.6mSvとなる。

※参議院議事録
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kaigirok/daily/select0207/main.html