孫崎享先生ツイログから転載します。
◯米国大統領選挙:27日クリスチャン・サイアンス・モニター「僅差。世論調査では若干ロムニー上。RCPは0.9%でロムニー。他方選挙人数予測では過半数270に対してオバマ290、ロムニー248。ロムニーが逆転するのは相当難しい」
◯尖閣問題。鳩山:、読売新聞はこういう報道の仕方をして、人々の信用失墜を図っている。
28日読売「鳩山元首相、また問題発言?”尖閣は領土問題”」「鳩山元首相は”領土問題ではないといくら言っても、世界に向けて日本は不利な立場に立たされている。領土問題は領土問題として議論を大いにし、日本の主権を主張していくべき”と述べた。領土問題は存在しないとする政府見解と食い違う発言だ」。
尖閣諸島については”領土問題”が存在していることは、明々白々。日本の同盟国である米国ですら「領有権問題については日本側の立場にも、中国側の立場にもつかない」という立場
ポツダム宣言を見てみよう。、「カイロ」宣言ノ条項ハ履行セラルヘク又日本国ノ主権ハ本州、北海道、九州及四国並ニ吾等ノ決定スル諸小島ニ局限セラルヘシ」。文句なく日本領は本州、北海道、九州及四国。他は「吾等ノ決定スル諸小島」。更にカイロ宣言を履行する。
こうした国際約束に目をつぶり、「領土問題がある」との指摘すら問題があるとする報道の仕方をすることは由々しきこと。1979年の読売の社説は日中双方が主権を主張している状態を当然踏まえ論を展開。日本の急激な右傾化、他の論を廃する考え、怖い流れだ。
◯自衛隊:悲しいことに、進む自衛隊の米軍傭兵化(しかも自分のお金を出して、バカみたい)、海兵隊なんて日本の防衛に関係ない。海外展開軍。二七日「陸自、進む”海兵隊化構想” 装備に課題、省内に疑問も」
◯領土問題:(質問;「無主地・先占」が唯一のルールなのか。疑問があります。)、
国際司法裁判所で第2次大戦後「無主地・先占」の判決はほぼ皆無です。
基本は①条約の合意の解釈です。これで決着つかない時に実際管轄しているのは誰か。「無主地・先占」を唱える人はあまりに勉強不足。
☆鈴木邦男氏・案内:鈴木邦男: 明日の告知です「先週、東京まできていただいて、取材をうけました。10月29日(月)北海道文化放送の「スーパーニュース」(午後6時から7時)に出る予定です。孫崎享さんも出る予定です。領土問題と愛国心がテーマのようです。」
☆本:岩波書店から12月尖閣問題について緊急出版。五万字分書いて提出。これに三つの座談会要約が加わって一冊の本に。やっと大きな仕事がすべて一段落。
*ドーア:ドーア氏(英国社会学者)自宅に来る。ドーア氏「貴方の『戦後史』の正体、陰謀論と批判する人多いですね。でも米国はCIA等が日本に一杯、陰謀・工作をかけているのに。」
◯読売:読売新聞、脱野田に動き始めた。
三〇日報道で「既に死に体・明日はない」。社説をみると「首相所信表明 戦略見えない”明日への責任”、で何をやれと言ってるかみると、、”原発ゼロ”に反対、「TPP参加欠かせない。交渉参加を正式に表明していない」見事にアーミテージ等の要求と軌を一に
◯日本政治:日本の政治、今極度に右、米国隷属を強め、自民も、民主も、橋下氏の動きも皆ダメ、しかし国民の信頼を惹きつけられる受け皿がない、何かしなければならないと、非政治家の人々が動く兆候をみせている
◯日本の国境問題・韓国語訳:韓国のネット http://
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転載終わり
米国を信用し切っている人は堂々とアーミテージが野田政権を倒す指示をしているのに誰も気にしない異常。余りにも支配者に生存権を委ねしすぎているんじゃないの。従順な国民はマスメディアに赤子のように操られているよ。