只今弊社入庫中のW124CE AMG3.4-24Vのメータークラスターリメイク&計器類一式O/H。。。











クラスター内部はお約束通り劣化が激しく。。。



お約束の白い粉吹き状の模様が浮き出ておりまして。。。
コレが味があってヨイと仰るユーザーさんには未だお目に掛かった事が無く、何とかしたいとの御相談が結構多いですね。。。(笑)
で、、、以前W126のメータークラスターリメイク作業で御説明差し上げた通りこのメータークラスター内部の粉吹き状の模様はクラスター表面の塗装が日焼けによる高温で泡が発生しブツブツの吹出物状となったモノです。。。
よって、この粉吹き状の模様は布で拭いた位では綺麗にならず白っぽいムラ状の模様に化けます。。。
最善の処置、再生方法は粉吹きした面を下処理して再塗装が一番な訳で弊社ではクラスターケースを全分解して再生作業を行います。。。
で、、、先ずは計器類を全て外してメータークラスターのクリヤーシールドパネルを分離します。。。

クリヤーシールドはメチャしっかりとメータークラスターケースに貼り付いていますので素人さんが安易に分離させようとするとまず間違えなく割れますので素人さんは安易に手を出さん方が宜しいかと。。。
我々プロでもかなり慎重に慎重にで分離作業を行いますが、、、かなりビビリー君になってますよ。。。😓
で、、、無事に外れたクリヤーシールドを研磨して養生して暫し保管。。。

裸になったメータークラスターケースを塗装屋さんにお預けして。。。
計器類のO/Hです。。。
先ずはスピードメーターの分解O/H。。。


メーターギヤーBOXの古いグリースを掻き出して磨く磨く磨く。。。


回転部分の清掃とグリスアップ。。。


ギヤーBOXに新しいグリースを詰めて再組立。。。

積算計のカウンター表示部分を清掃してトリップカウンターのリセッターをチェック❗️
打ち込み式カウンターシャフトの節度を確認の上で駆動部分の動作確認を行なってギヤーBOXと接続固定。

今日はココまで。。。(笑)