最近、、、HIDに関するトラブルの検査依頼が結構多いです。。。
一口にHIDと申し上げましても、、、種類も多彩で価格が異常にお安いモノから結構値が張るモノまで・・・。。。
HIDが市場に出回りだした14年位前は結構なお値段が普通で、コストもかかったモノが多かったと記憶しております。。。
当時、、、お江戸の晴海埠頭の見本市会場跡地にあったカー用品店「Auto Wave」何かではデモ車に国産高級乗用車を使用してHIDのデモを行っていた記憶が御座居ます・・・。。。
価格も、庶民にはちょいと勇気の要る価格でなかなか踏み出せず・・・汐留辺りを走行中に片目となってしまった当時の私の愛車には・・・ハロゲンヘッドライトの球の白く明るい版を買って帰った記憶が・・・。(笑)
さて、そんなHIDも現在では某ヤフオク等でハロゲン電球のSetをオートバックスで買うよりお安いお値段で売られておりますが・・・。。。
あまりにお安い大陸製の中には色温度も滅茶苦茶で点灯してみると右が青、左が赤というまるで信号機の様なモノまであります。。。
キセノン光の拡散率も滅茶苦茶で中には絶対に光軸も合わず・・・光量も日本の車検では規定値を満たせず車検では「アウト!」というモノが多いですね。。。
バーナー(球)が妙に短命なモノから何故かいきなりインバーターが飛ぶモノまで・・・。。。
解剖してみれば価格なりの部分と異常に適当な設計の形跡が見てとれます。。。
さて、最近の傾向としてHID-Kitが物凄いお値段だった頃に信頼出来るメーカー品をきちんと装着されたお車に関しましては・・・インバーターやイグナイタートラブルなどといったものは殆ど聞かず・・・バーナーでさえも消耗品とは言えまだ元気なモノが多いですね。。。
これに対し・・・ここ数年でやたらに出回りだした低価格商品はバーナー切れを始め・・・インバーターやイグナイタートラブル・・・果てはH4のHi/Loi切替式に至ってはHi/Loのスライド切替リレートラブル、電源安定化リレートラブル等々さすがに多いですね!
更に笑えないのが、低価格商品ではなく・・・「バーナーは一年保証!インバーター&イグナイターは五年保証!」と謳っていた某メーカーの製品・・・。。。
五年位前の製品は結構しっかりした作りで、耐久性も良く現在でも故障は少ないのですけど・・・。。。
弊社でも初期の頃の製品は社用車に装着して信頼性の高いモノだと納得してました。。。
が・・・ここ二、三年の製品は・・・電線コストを落し、耐久性最悪・・・やたらに断線する。バーナーは装着後一年以内に切れた事例が増加。。。
インバーター内部の高圧リークによる焼損事故もあった・・・。。。
特に多いのがH4のHi/Loスライド切替リレーの不良によるHi/Loの切替不能発生!!
勿論、、、装着後短期間での事象についてはメーカーに責任を取らせましたが、、、
どうやらモノの生産が大陸に移ったらしく、異常に安い部品で儲けに走ってしまったのか・・・。。。
装着後、、、一年以内にトラブルが発生したケースもあり、、、メーカーには警告を発したが体制は治らず・・・他社に吸収(?)された・・・。。。
わざと、社用車にもここ二、三年のブツを装着してみましたが・・・大当たり~!!
H4のHi/Loスライド切替式・・・。。。バーナーに仕込んであるソレノイドで発光部分を前後にスライドさせてHi/Loを切替しているタイプだ・・・。。。
4か月で片側不灯。。。しかも、、、夜間走行が少なくヘッドライトの点灯シーンが少なかったにも拘らず・・・。。。
コレはメーカーにクレームを出さずに、弊社で完全分解による検証・・・。。。
原因は電源安定化リレーの接点溶解・・・。。。
大陸製の品質の悪いリレー・・・製品はモールドされてしまっているので見た目では判断が難しいですけど、ウチではカチ割って構成パーツと工作精度の検証・・・。。。
これはと思い・・・他社製のHIDも使用して問題があれば検証。。。
何故か・・・H4のリレー式のモノが異常に故障率が高い!
やはりリレートラブル・・・。。。
大体の物はHi/Lo切替リレーと電源安定化リレーが一体物になっています。。。だからどちらか一方に不具合が出れば全部交換!
我々装着業者から言わして戴くと折角、丁寧に装着しても短期間で壊れたのではねェ・・・。。。
増してや、最近はコストダウンでHIDハーネスとリレーがコネクター接続式ではなく、一体物になっている製品が多いので交換となればハーネスごと全部である。。。
たかがリレーの故障で、である。。。
リレーってヤツはON-OFFが何万回って具合にメーカーで保障開閉回数が決まってる筈ですが、、、大陸製はそんな話は上の空的工作精度で純度の悪い銅を使い加工精度も小学生の図工並。。。
ソレノイドコイルのターンもいい加減で、リアクタンスもバラバラ。。。中にはコイルが発する誘導熱で一瞬のうちに断線しかねないモノも・・・。。。
リレー如きでHID全部交換??しかも一年以内に・・・。。。
メーカー保証を適用するにも、HIDの交換工賃は弊社の保証作業であれば頂戴出来ない。。。
弊社は装着作業にもかなり気を遣ってHIDシステムを見た目に「後付け!」的にならない方法で装着致します。。。
要するに・・・「HIDは簡単に故障しないモノ!」として装着を行うにも拘らず・・・。。。
「万が一」が「百が一」になりかねない故障頻発でトラブルシュート、保証作業で一日がかりの作業が繰り返されたのではたまったもんじゃないですわ。。。
そこで、、、弊社では「壊れないリレーを作ってしまえ!」というコトで機械式リレーを撤廃!
全て、弊社のお家芸・・・FETによる無接点コントロールによってリレーノイズも故障もおさらばをコンセプトに設計、試作、試験段階に入り煮詰めの段階まで来ております。。。
H4のHi/Loスライド切替システムも「Hiの時だけソレノイドON」という仕様と「HiとLoで極性入替、切替後は信号ゼロ」という仕様で条件が異なります故、弊社では二通りの図面を作成致しました。。。
どうしても後者の方がコストはかかりますが、省電力化的設計思想なのでしょうね。。。
電源安定化リレーもMOS-FETコントロールによって無接点化を行いHIDシステムへの電源供給を更に効率的に、故障率の低い開閉作用を目的とした設計としました。。。
間もなく注文生産製品として発表致しますが、HID-H4スライド切替式Kitのハーネス加工を要しますので知識のある方かプロによる作業を前提とした製品ですので自信の無い方はDIYでは危険と存じます。。。
コレでリレートラブルでHIDシステム全交換何て話から解放されれば御の字ですわ・・・。(笑)
一口にHIDと申し上げましても、、、種類も多彩で価格が異常にお安いモノから結構値が張るモノまで・・・。。。
HIDが市場に出回りだした14年位前は結構なお値段が普通で、コストもかかったモノが多かったと記憶しております。。。
当時、、、お江戸の晴海埠頭の見本市会場跡地にあったカー用品店「Auto Wave」何かではデモ車に国産高級乗用車を使用してHIDのデモを行っていた記憶が御座居ます・・・。。。
価格も、庶民にはちょいと勇気の要る価格でなかなか踏み出せず・・・汐留辺りを走行中に片目となってしまった当時の私の愛車には・・・ハロゲンヘッドライトの球の白く明るい版を買って帰った記憶が・・・。(笑)
さて、そんなHIDも現在では某ヤフオク等でハロゲン電球のSetをオートバックスで買うよりお安いお値段で売られておりますが・・・。。。
あまりにお安い大陸製の中には色温度も滅茶苦茶で点灯してみると右が青、左が赤というまるで信号機の様なモノまであります。。。
キセノン光の拡散率も滅茶苦茶で中には絶対に光軸も合わず・・・光量も日本の車検では規定値を満たせず車検では「アウト!」というモノが多いですね。。。
バーナー(球)が妙に短命なモノから何故かいきなりインバーターが飛ぶモノまで・・・。。。
解剖してみれば価格なりの部分と異常に適当な設計の形跡が見てとれます。。。
さて、最近の傾向としてHID-Kitが物凄いお値段だった頃に信頼出来るメーカー品をきちんと装着されたお車に関しましては・・・インバーターやイグナイタートラブルなどといったものは殆ど聞かず・・・バーナーでさえも消耗品とは言えまだ元気なモノが多いですね。。。
これに対し・・・ここ数年でやたらに出回りだした低価格商品はバーナー切れを始め・・・インバーターやイグナイタートラブル・・・果てはH4のHi/Loi切替式に至ってはHi/Loのスライド切替リレートラブル、電源安定化リレートラブル等々さすがに多いですね!
更に笑えないのが、低価格商品ではなく・・・「バーナーは一年保証!インバーター&イグナイターは五年保証!」と謳っていた某メーカーの製品・・・。。。
五年位前の製品は結構しっかりした作りで、耐久性も良く現在でも故障は少ないのですけど・・・。。。
弊社でも初期の頃の製品は社用車に装着して信頼性の高いモノだと納得してました。。。
が・・・ここ二、三年の製品は・・・電線コストを落し、耐久性最悪・・・やたらに断線する。バーナーは装着後一年以内に切れた事例が増加。。。
インバーター内部の高圧リークによる焼損事故もあった・・・。。。
特に多いのがH4のHi/Loスライド切替リレーの不良によるHi/Loの切替不能発生!!
勿論、、、装着後短期間での事象についてはメーカーに責任を取らせましたが、、、
どうやらモノの生産が大陸に移ったらしく、異常に安い部品で儲けに走ってしまったのか・・・。。。
装着後、、、一年以内にトラブルが発生したケースもあり、、、メーカーには警告を発したが体制は治らず・・・他社に吸収(?)された・・・。。。
わざと、社用車にもここ二、三年のブツを装着してみましたが・・・大当たり~!!
H4のHi/Loスライド切替式・・・。。。バーナーに仕込んであるソレノイドで発光部分を前後にスライドさせてHi/Loを切替しているタイプだ・・・。。。
4か月で片側不灯。。。しかも、、、夜間走行が少なくヘッドライトの点灯シーンが少なかったにも拘らず・・・。。。
コレはメーカーにクレームを出さずに、弊社で完全分解による検証・・・。。。
原因は電源安定化リレーの接点溶解・・・。。。
大陸製の品質の悪いリレー・・・製品はモールドされてしまっているので見た目では判断が難しいですけど、ウチではカチ割って構成パーツと工作精度の検証・・・。。。
これはと思い・・・他社製のHIDも使用して問題があれば検証。。。
何故か・・・H4のリレー式のモノが異常に故障率が高い!
やはりリレートラブル・・・。。。
大体の物はHi/Lo切替リレーと電源安定化リレーが一体物になっています。。。だからどちらか一方に不具合が出れば全部交換!
我々装着業者から言わして戴くと折角、丁寧に装着しても短期間で壊れたのではねェ・・・。。。
増してや、最近はコストダウンでHIDハーネスとリレーがコネクター接続式ではなく、一体物になっている製品が多いので交換となればハーネスごと全部である。。。
たかがリレーの故障で、である。。。
リレーってヤツはON-OFFが何万回って具合にメーカーで保障開閉回数が決まってる筈ですが、、、大陸製はそんな話は上の空的工作精度で純度の悪い銅を使い加工精度も小学生の図工並。。。
ソレノイドコイルのターンもいい加減で、リアクタンスもバラバラ。。。中にはコイルが発する誘導熱で一瞬のうちに断線しかねないモノも・・・。。。
リレー如きでHID全部交換??しかも一年以内に・・・。。。
メーカー保証を適用するにも、HIDの交換工賃は弊社の保証作業であれば頂戴出来ない。。。
弊社は装着作業にもかなり気を遣ってHIDシステムを見た目に「後付け!」的にならない方法で装着致します。。。
要するに・・・「HIDは簡単に故障しないモノ!」として装着を行うにも拘らず・・・。。。
「万が一」が「百が一」になりかねない故障頻発でトラブルシュート、保証作業で一日がかりの作業が繰り返されたのではたまったもんじゃないですわ。。。
そこで、、、弊社では「壊れないリレーを作ってしまえ!」というコトで機械式リレーを撤廃!
全て、弊社のお家芸・・・FETによる無接点コントロールによってリレーノイズも故障もおさらばをコンセプトに設計、試作、試験段階に入り煮詰めの段階まで来ております。。。
H4のHi/Loスライド切替システムも「Hiの時だけソレノイドON」という仕様と「HiとLoで極性入替、切替後は信号ゼロ」という仕様で条件が異なります故、弊社では二通りの図面を作成致しました。。。
どうしても後者の方がコストはかかりますが、省電力化的設計思想なのでしょうね。。。
電源安定化リレーもMOS-FETコントロールによって無接点化を行いHIDシステムへの電源供給を更に効率的に、故障率の低い開閉作用を目的とした設計としました。。。
間もなく注文生産製品として発表致しますが、HID-H4スライド切替式Kitのハーネス加工を要しますので知識のある方かプロによる作業を前提とした製品ですので自信の無い方はDIYでは危険と存じます。。。
コレでリレートラブルでHIDシステム全交換何て話から解放されれば御の字ですわ・・・。(笑)