あげちうのブロマガ

ちぃすうたろか、三段階くらいで

これが「悪魔城ドラキュラX 血の輪廻」で。


これが、「ドラキュラXX」

この差は、いわゆる皇帝創作のそれ?と言うと、でもちょっと違う気は、する。

ちょっと最近、弾みでWiiU用のVC「ドラキュラXX」を購入、一応VCの力(イメージセーブとか)を用いてクリアはした、のだが。何というか、「…あれ?」的に、イメージが、違う。「ドラキュラX」はもうちょっと”のほほん”とクリア出来たゲームだった記憶があり…、まあ漫画っぽい楽しさは確かあって。「マリア」が使える様に成った後は最早「こんなのドラキュラじゃないわ!只のギャルゲーよ!」と、そう言う感想は有るにはあったが、ゲームとしては悪くも無かった、しかし。

買った後で気づくと「ドラキュラXX」は、ドラキュラXのリテイク的な内容だったのだ。ドラキュラXの動画を見るまで、全く気づかなかった。

後者の方が動きその他が洗練と言うか、グレードは上がっている?のだがその分何故か奇妙に動きを読みづらく、妙に、難しい。そしてクリアした時の達成感的な物が「無い」。これは実際には当時、物議を醸したのではないだろうか、こんなのドラキュラでは無い!

例えとして、上二つの動画は適当か?と言うと疑問は有る、ともかく。「悪魔城ドラキュラX」にも今考えるに設定的な問題はある、冒頭で、生贄の女性が殺されているのだ。最近?解っている事として、「独裁創作の犠牲」影響力のごり押しが、売春婦とかを産む事になる。これはその象徴?とすると、やっぱり、

「生贄の女性は助けないんだ」

今?は、当時も或いは、何処からともなくそんな、呟き。だから”改良”するのなら、まず冒頭の女性が犠牲になる”前”に、その原因を止める、と言う事になるが。しかし「そしたらドラキュラ復活しないじゃないですかヤダー」的な、そう言う反論?が、それはそれとして何処からともかく。後の「ドラキュラ」シリーズは、なんか既に主人公がドラキュラ?だったりとか、輪を掛けて「それは違う」的なニュアンスを増していく訳だが、実際にはここで、何かの分岐が有ったのだろうか?不意に。

…何が、問題だったのだろう?当時の人々は何故、ドラキュラXXを”この内容”にした物か。

前出の「生贄の女性は」そこに注目するに、ゲーム内容としては実は「そこ」を目指したのでは、あるまいか?しかし、世の片隅で、邪神教団に浚われ生贄にされそうな女性を探し出して、助ける。しかし、ドラキュラシリーズで無ければ許可が出ない(ロボットアニメだったらガンダムにしてね?的な)時に、独自のストーリーは作れない、結果で「ともかく!ドラキュラ復活して子孫が倒しに行けばいい!」そんな、ごり押し的な、設定的には破綻した?感じの物語を導入する事になり。「なんで?」それドラキュラじゃなくね?的な、人気シリーズに付き纏う疑問の壁を突破する間に、何だか主なプレイヤー批判にさえ成ってしまい、結果論で良い評価が(結果が)出なかった、実はそう言う作品だったのでは。

「クリアした際の虚無感」は、平成の人気作?特有の物、だ。考えて見るにある種、実感を伴う現実ではある。「助けて貰ったからって、その相手と付き合う訳ではない」ゲームをクリアした奴にはお礼として以下略?「それは無い」のだ。要するに、恋人が浚われた!助け出せ!ならユーザーにしろ、クリアへの欲求もあるし、達成に「良かった!」も有るが。貴方とは無関係な、或いは信仰宗教にハマった別に特に美人でもお金持ちでも何でもないごくふつーの或いはそれ以下の女性がヤバいから助け出せ!にはあまり意欲が乗らない、訳で。期待される様なお礼は、何一つ得られない時、その労苦を投入する意味は何処に。

…しかし、状況としてそう言う危機が実際に有り、制作側としては他人毎とも言えず、「ゲームの必要性」を感じる時、そこに一般的には理解し難い執着が発生する、そう言う事は、無いのだろうか?そう言う視点で見る時、「ドラキュラXX」の内容は、一応の道理は有る様な、気にはなる。ただ、理解されない執着を止めようとするお偉いさんを蹴り倒す!様なニュアンスの方が強く出てしまったのは…問題だったか。

これは、十分な成果が出なかったのではあるまいか。と言う事は当時?そう言う「助けてもユーザーには何の得にも成らない」女性らに、相応の犠牲が出ていた可能性は多々ある訳だ。当時は「王の印籠」を持った、旧皇帝が影響力を拡大していた頃で。今更ではある…或いは犠牲が出た結果、ドラキュラの如く旧皇帝は歪んで拡大していったのだ、そう言う裏の事情が無かったとは言えない、のかもしれない。

「じゃあどうすれば良かったのか?」

旧皇帝の、燻る影響力?的な。残っているのは、何だろう。

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