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阿賀野市・山口遺跡出土 「唐三彩と遣唐使」

2024年05月22日 | イベント・祭り

 主催 新潟市・新潟県埋蔵文化財センター

2024年5月19日、新潟市秋葉区にある新潟市秋葉区文化会館で上記の講演があり、行ってきました。定員480名ですが、空席状況から約240名前後が講演を聴いたと思います。私は、前記施設を訪れたのは初めて。立派な建物でした。

講師の東野治之(とうの はるゆき)さんは大阪大学名誉教授。主要著書は5冊。1946年 兵庫県西宮市生まれ。東京大学博士(文学)。専門は日本古代史。(上右)は講演の時に貰った冊子。A4版 21ページの立派な冊子です。この冊子に東野さんは3ページ寄稿されています。

  阿賀野市山口遺跡から出土した「唐三彩 とうさんさい」

8世紀前半、中国で流行った。中国で作成した唐三彩。日本で作成すると奈良三彩と呼ぶ。楽器を弾ける人が転勤で新潟に持ってきた?

上の写真の唐三彩は、長2.5㎝・幅3.5㎝・厚0.5㎝。ほかに唐三彩 長0.9㎝、横1.3㎝も出土。 小さな破片です。

上記破片は、期間中 秋葉区にある新潟県埋蔵文化財センターで2024年11月24日まで展示。

(下)の写真は2015年6月に阿賀野市山口野中遺跡で撮影。写真奥の橋は鉄橋(鉄道の橋)写真左側は国道460号(当時)

(下)紫色矢印先に「山口野中遺跡・写真の遺跡」。この遺跡の右横(緑色矢印)に国道460号線(当時)。山口遺跡の右側が現在の秋葉区へのバイパス道路・新国道460号。遺跡自体は(上)の写真と同じようなもの。上の「キラキラ施釉陶磁器の世界」の冊子には詳しい遺跡位置図が載っていません。残念なことに、この山口遺跡の講演会の案内が阿賀野市では紹介されていません。忘れたのか、県や新潟市には阿賀野市は連絡しなくてよいと判断されたのか。少し、悲しくなりました。私の記憶では「山口遺跡の唐三彩」が阿賀野市の広報で大きく紹介された・・ことはないと思います。阿賀野市は存在感がないのかも?

 緑色矢印先は旧国道7460号。

その上の紫色矢印先が山口野中遺跡(上の写真の遺跡です)。 図面の左上に「山口遺跡」が表示されています。

 ← 新津文化会館(大きくて全部撮影できませんでした)


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