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写真家「荒木経惟」写真展 in 新潟市

2024年02月13日 | 絵画・彫刻・書など

写真家「荒木経惟 あらきのぶよし」 写真展。 2014年8月9日~10月5日 新潟市美術館にて

荒木経惟(あらきのぶよし) 昭和15年(1940年)5月、東京都台東区生。 1971年 電通の同僚・青木陽子と結婚。1971年、「センチメンタルな旅」私家版・限定1,000部の写真集を発売。 1972年、電通を退社しフリーになる。 1976年、「わが愛・陽子」銀座・ニコンサロンで写真展開催。 以後、多数の写真集を発表。

(下)会場で購入したポストカード。 亡くなった奥さんがモデルです。

            ←  葉書の裏面の文字

     

  ← 会場のパンフレット

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この展覧会で3つ、記憶に残っていることが有ります。一つは「センチメンタルな旅」という荒木の新婚旅行の写真。朝方、行為が終わった後のシーツの乱れを数枚撮影したもの。この写真を会場にいた若い男女、新婚か同棲中の雰囲気の二人がシーツの乱れている写真を見て真剣に話し合いしている様子。二つ目は写真展の写真展示はパネル張りが常識だと思っていたのに、印画紙の写真そのまま、又は薄いボードに貼って展示していたこと。展示は「パネル張り」でなくて良いんだ!!と驚いたこと。三つめはアラーキーの写真は陰毛が写っている写真が多いのですが、公の美術館で陰毛がそのまま写っている写真が多数展示されていたこと。さすがに、そのまま展示はしにくいので3畳くらいの広さにカーテンで仕切り、中に入らなければ写真が見れないように配慮されていましたが、陰毛の写ったヌード撮影した女性のポラロイド写真が多数、壁面にびっしりと展示していたこと。「時代は変わった」と驚いた記憶があります。現在の世の中の常識(コンプライアンス)だと、このような展示は不可能かと思います。新潟市美術館では最初で最後の展示方法だったかも。

(上)「芸術新潮 1991年5月号」 荒木経惟の特集号です。新潟市での展覧会は、この雑誌が発行されてから22年後。写真表現でアンダーヘアが当たり前になった時代でした。


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