大立竪坑(おおたてたてこう)
明治8年(1875)にできた日本初の西洋式立坑(垂直坑道)です。ドイツ人の技術者を招いて作りました。佐渡金山の約中央にあります(佐渡金山は東西約3㎞、南北約600mの鉱脈群)。平成元年(1989)の採掘中止まで活躍しました。最終深度は、352mだそうです。
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登録有形文化財です。 明かり採りの穴。
大正7年(1918)にアメリカから輸入し、坑内の動力として使われた空気圧縮機。鉄の塊に見えます。
昭和14年(1939)に設置された日立製作所製の復胴巻揚機。今も、こういう機械が残っているんですね。この施設も、平成22年に国指定史跡「佐渡金山遺跡」に追加指定されました。 次回に続きます。 管理人